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ウルトラリーグ~トレギアの陰謀~第5話「魔王獣復活!そして、2人のオーブのタッグが始動する!」

前回のあらすじウルトラマンオーブダークこと愛染マコトを圧倒的な力で追い詰めていたウルトラマントレギアこと霧崎。そんな中、圧倒的な力を使ってオーブダークを倒そうとした事に怒りを爆発させたクレナイ・ガイがトレギアの前に姿を現し、ウルトラマンオーブオーブオリジンに変身した。そして、オーブオリジンとしてトレギアとの戦いに挑みオーブオリジンはその身に宿した怒りの力でトレギアを圧倒し、トレギアの必殺技であるトレラアルディガイザーをオーブスプリームカリバーで相殺すると共にトレギアを吹き飛ばし、撤退させることに成功したのだった。その後、霧崎は新たなウルトラマンとの戦いを求めてオーブの世界からトリガーの世界へと向かい、その霧崎を追いかけるかのようにオーブの世界に来ていたとある人物がトリガーの世界へと向かうのだった。一方、トレギアにボコボコにされてしまった愛染マコトを強くするために仲間に勧誘したガイに対して喜びを爆発させたマコトは仲間になることを宣言したのだった。果たしてこの先、トレギアを軸として動こうとしていたこの戦いの結末は何処へと向かうのだろうか?

ガイ「とりあえずナオミの基地に向かうか。もしかしたらアイツらもいるかもしれないしな。」

ジャグラー「そうだな。あの不思議な連中に俺も会いたくなってきたよ。」

ナオミ「ちょっとジャグラー!変な連中って言わないでくれる?私達は今でも怪獣とか超常現象みたいなのを調査してるんだから!」

ジャグラー「だからそれがおかしいって言ってるんだろうが!」
マコト「あの…私には一体目の前で何の話が行われているのかさっぱりなんですが…」

ナオミ「ああ、大丈夫!着いてくればわかるから!」
ジャグラー「ああ。ある意味お前を気に入るかもしれないぜ?」
マコト「は、はあ。」
そしてガイとナオミ、ジャグラーに連れられてマコトもとある場所へと出発したのだった。そして、そこにはガイとナオミ、ジャグラーにとって懐かしい人物達が待ち受けていたのだった。
ガイ「着いたぜ、ここだ。全くあの頃と変わってないな、ここは。」
ジャグラー「本当にな。それよりもあいつらは未だにここに居るってのか?」
ナオミ「そうよ!ここに何時でも魔王獣が出ても良いように皆を待機させてるんだから!」
マコト「お、お邪魔します…」
そしてガイとナオミ、ジャグラー、マコトはSSPの基地に入るのだった。
ジェッタ「ナオミさん、どこに行ってたんですか?」

ナオミ「どこにってガイを探しに行ったらガイだけじゃない人も来ちゃったよ!」
ジェッタ「お久しぶりじゃないですか、ガイさん!またこの街に帰ってきたんですか?」
ガイ「よう、まあしばらくこの街で世話になるかもしれないからな。」
ジャグラー「おい、俺の事も忘れてんじゃねぇよ。まさか俺が見えてないのか?」
ジェッタ「いや、触れないだけだよ。ガイさんがいるとあんたもいますからね。」
ジャグラー「おいおい、あんたって。」
シン「なんか騒がしいと思ったら帰ってきてたんですね?ナオミさん!」

ナオミ「久しぶり、シン君!なんかごめんね?騒がしくて。」
シン「いえいえ。それに久しぶりにガイさんとジャグラーのコンビも見れましたしね。」
ガイ「久しぶりだな、元気にしてたか?」
シン「はい!ガイさんもお変わりないみたいで良かったです!」
ジャグラー「別にお前らに俺たちの姿を見せるためにガイと行動してるわけじゃないけどな。」
シン「またまた!」
ジャグラー「何がまたまただ!」
渋川「おいおい、誰かと思ったらガイじゃないか!」

ガイ「どうも。」
渋川「それにジャグラーまで居たのか。」
ジャグラー「いちゃ悪いのかよ。」
渋川「あ、いや。そういう訳じゃないんだけどな…それで、君は?」
マコト「愛染マコトです。ガイさんに助けられまして…」
そう告げると渋川は笑顔でマコトの肩を叩きながら笑った。
渋川「そうか!そうか!あの夕日の風来坊に助けられたか!」
ガイ「最近はめっきり言わなくなったその名前を…」
マコト「はい、そうなんです!」
ジャグラー「なんか意気投合してるし…」
そしてマコトと意気投合していた渋川は急に我に返りガイとジャグラーに話した。
渋川「そうだ、ガイとジャグラーに話したいことがあったんだよ。」 
ガイ「なんだ、話したい事って。」
ガイが尋ねると渋川は思いがけないことを話すのだった。
渋川「実はな…復活したんだよ…」
ジャグラー「復活したって…何が復活したんだよ…」
渋川「魔王獣だよ…魔王獣が復活したんだよ!」
ガイ「なんだと…」
渋川の発言に驚きを隠せないガイに対してシンとジェッタは映像を見せた。
ジェッタ「本当に復活したんです!」
シン「これを見てください!」
ガイ「なんだ、これ…」
ジャグラー「嘘だろ。マガゼットンにマガパンドン、マガバッサーだと」
ガイ「マガグランドキング、マガジャッパ、マガタノゾーア、マガオロチ、マガタノオロチまで復活したのか!どうなってやがるんだ…」
そう告げて驚くガイとジャグラーだったがいきなり起きた外からの衝撃にガイとジャグラー、マコトは外に出たのだった。
ガイ「おい、あいつってまさか…」
ジャグラー「マガゼットン…だと…」
マコト「あれがガイさんが戦っていた魔王獣…」
そこに現れたのは映像に映っていた魔王獣のうちの一体、マガゼットンだった。

マガゼットン「ピポポポ…」
ガイ「ジャグラー、ナオミ達を頼む。」
ジャグラー「頼むってガイ、お前まさか!」
ガイ「マガゼットンは俺が倒す。」
ガイはジャグラーにナオミ達を任せて自分の力でマガゼットンを倒そうとするとそこにマコトが声をかけた。
マコト「ガイさん、俺も戦わせてください!憧れのあなたと同じくオーブの名前を名乗る者として。」
ガイ「分かった。着いてこい、相手はこの前のトレギアとは違って魔王獣だ。俺との連携なら何とか倒せるかもな。」
マコト「はい!よろしくお願いします!」
ナオミ「ガイ、頑張って。マコトさんも。」
シン「光と闇のオーブの共演、期待してます!」
ジェッタ「必ず倒してください、復活した魔王獣を!」
渋川「頑張れよ、マコト!」
ジャグラー「まあ、俺からは…2人とも死ぬなよ。」
全員からの激励を受けたガイとマコトはマガゼットン討伐のためにオーブリングとAZジャイロを懐から取り出した。
ガイ「行くぞ、マコト!」
マコト「はい、ガイさん!」
『ウルトラマンオーブ!オーブオリジン!』
マコト「絆の力、お借りします!」
『ウルトラマンオーブダーク!』


オーブダーク「銀河の光が我も呼ぶ!我が名はウルトラマンオーブダーク……ノワールブラックシュバルツゥゥ!!!」


『覚醒せよ、オーブオリジン!』
ガイ「オーブ!」

オーブオリジン「俺の名はオーブ!ウルトラマンオーブ!!銀河の光が我を呼ぶ!」

遂にオーブオリジンとオーブダーク、光と闇のオーブが並び立つのだった。
マガゼットン「ピポポポ」
そしてマガゼットンが熱球を放つとそれを交わしたオーブオリジンとオーブダークはオーブカリバーとオーブダークカリバーで斬りつけたのだった。
オーブオリジン「おまえのこうげきなど!ハアッ!」
オーブダーク「効かないんだよ!ハアッ!」
そしてオーブオリジンとオーブダークの斬撃を受けて倒れたマガゼットンは立ち上がると共に再び超高温の熱球を放つがそれをオーブカリバーとオーブダークカリバーで防がれたのだった。
オーブオリジン「お前は覚えてないかもしれないけどな。俺は大分前にお前を倒してるんだよ、マガゼットン!」
オーブダーク「そ、そうだったんですか?通りで弱点に詳しいなと…」
オーブオリジン「まあな。チッ、来たぞ!マコト!」
マガゼットン「ピポポポ」
そう告げてオーブオリジンとオーブダークが振り向くとマガゼットンが一気に突っ込んできたためにオーブカリバーとオーブダークカリバーで斬りつけるが目の前から消えたマガゼットンはテレポート能力で背後に現れ、超高温の熱球を放ち直撃したのだった。
オーブダーク「グハッ!ま、負ける訳にはいかない!」
オーブオリジン「う、後ろだと?なめやがって!」
そう告げて再びオーブオリジンとオーブダークは斬りつけるが再び目の前で姿を消し、背後に回り込んだ。
マガゼットン「ピポポポ」
そして再び背後から超高温の熱球を放つが同じ攻撃は2度も通じずオーブダークとオーブオリジンは反撃した。
オーブダーク「同じ攻撃が何度も通用すると思うな!オーブダークロックカリバー!」

オーブオリジン「そういう事だ、オーブグランドカリバー!」

オーブオリジンのオーブグランドカリバーとオーブダークのオーブダークロックカリバーの連携攻撃を受けたマガゼットンは地面を転がり、立ち上がるがオーブオリジンとオーブダークは次なる攻撃を仕掛けるのだった。
マガゼットン「ピポポポ」
オーブダーク「次はこれだ!オーブダークインフェルノカリバー!」

オーブオリジン「俺のも喰らいやがれ!オーブフレイムカリバー!」

そしてオーブダークのオーブダークインフェルノカリバーとオーブオリジンのオーブフレイムカリバーをテレポートでかわそうとしたマガゼットンは間に合わず食らってしまうのだった。そしてそれでも立ち上がったマガゼットンは超高温の熱球をオーブオリジンとオーブダークに向けて放つのだった。
マガゼットン「ピポポポ」
オーブダーク「やらせるか!オーブダークエクセレントカリバー!」
オーブオリジン「俺も決めるぜ!」
オーブダークがオーブダークカリバーを使った最強の技、オーブダークエクセレントカリバーでマガゼットンの超高温の熱球を防いでいる頃、ガイはインナースペースでオーブカリバーをオーブリングに読み込ませた。
『解き放て!オーブの力!』
オーブオリジン「こいつで終わりだ!オーブスプリームカリバー!」

そしてオーブオリジンのオーブカリバーを使った最強の技、オーブスプリームカリバーを放ち、オーブダークと共にマガゼットンの超高温の熱球を押し返してぶつけるとマガゼットンは爆散した。
オーブオリジン「デュワッ!」
オーブダーク「デュゥワッ!」
そしてオーブオリジンとオーブダークは空に向かって飛び、ガイとマコトはジャグラー達のもとに帰ってきた。
ジャグラー「やったな、ガイ!マコト!」
ガイ「ああ。やはりオーブの力を持つ者同士、手を組んでいた方が良いかもな。」
マコト「ありがとうございます!私もそう思います!」
ナオミ「2人、カッコよかったよ?」
ジェッタ「まさに最強のコンビネーションですね!」
シン「これからも2人が魔王獣を倒せばジャグラーさんの出番はなくなりますね!」
ジャグラー「おい!」
渋川「まあ、いいじゃねぇか!お前よりウルトラマンの方がな!」
ガイ「だとよ、ジャグラー!」
ジャグラー「ガイ、お前まで!」
マコト「改めてこれからよろしくお願いします、ガイさん!」
ガイ「ああ、よろしくな!マコト!」
ガイとマコトが固く握手を交わし、ジャグラーを巻き込みながら全員が笑いあっている頃、ウルトラマントレギアこと霧崎はトリガーの世界に来ていた。
霧崎「さあ、楽しませてくれよ!ウルトラマントリガー!」
?「見つけたぞ、ウルトラマントレギア!」
to be continued












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