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仮面ライダーファイズ~パラダイス・ネクスト~第2話「新たなるライダー、その名は仮面ライダーベータ!」

前回のあらすじ
オルフェノクの王、アークオルフェノクとの戦いから18年後。菊池クリーニング店にいた園田真理と菊池啓太郎は1年前に姿を消した乾巧の帰りを待っていた。そしてスネークオルフェノクこと海堂直也と何故か復活を果たしたクレインオルフェノクこと長田結花、これまたふらっと18年ぶりに菊池クリーニング店に帰ってきた仮面ライダーカイザこと草加雅人も巧を探していた。一方、とある街ではライオトルーパーがボロボロになったファイズに攻撃を加えようとしたがファイズアクセルフォームによる高速移動しながらのファイズエッジを使った斬撃を繰り出し、倒すことに成功した。一方その頃、その街に買い物に来ていた櫻坂46のメンバーである森田ひかると関有美子の目の前にラッキークローバーの幹部怪人であるクロコダイルオルフェノクが姿を現し、ひかると有美子に襲いかかろうとしたところに現れた巧が間一髪で救出し、ひかるにネオファイズギアを託して巧はファイズに変身してクロコダイルオルフェノクに戦いを挑み、必殺技であるクリムゾンスマッシュを放ったがバックラーで受け止めたクロコダイルオルフェノクに吹き飛ばされ、巧は変身解除してしまうのだった。


由依「ひかるちゃんを助けてくれてありがとう、乾巧さん!」
巧「あ、あんたは?」


由依「あなたの味方、必ずあなたを私達が助ける!」
巧「俺を助けるだと?」
由依「そう、この日のために私達は新たなギアを開発した。それがベータギア!」
巧「ベータギアだと?」
由依「はい。だから巧さんは下がって!」
巧「わ、分かった!」
そう告げて巧は由依の背後に隠れると由依はベータドライバーを装着した。
『2』
『2』
『2』
『Standingby』
由依「変身!」
『Complete』
そして由依の全身を緑色のフォトンブラッドが包み込み仮面ライダーベータに変身した。
クロコダイルオルフェノク「ウオーッ!」


ベータ「来なさい!」
ベータに向かって走り出したクロコダイルオルフェノクが繰り出したバックラーから放つ強烈な一撃を交わしたベータは強烈なパンチを繰り出すとクロコダイルオルフェノクは吹き飛んだ。
巧「な、なんだ?今の力…」
ベータ「これがベータの力ですよ、巧さん!」
クロコダイルオルフェノク「ウオーッ!」
そして再び立ち上がったクロコダイルオルフェノクのバックラーから繰り出された強烈な一撃を交わしたベータはキックとパンチによる連続攻撃を繰り出し、クロコダイルオルフェノクはまたもや吹き飛ばされたのだった。
ベータ「そろそろ仕上げかな?」
そう告げてベータはベータポインターにミッションメモリーを装填した。
『Ready』
『エクシードチャージ!』
ベータ「ハアーッ!」
そしてベータは必殺技であるベータスマッシュを放ち、クロコダイルオルフェノクはバックラーで受け止めたがファイズとは違う強さがあったのかクロコダイルオルフェノクは吹き飛ばされた。
ベータ「倒せなかったか…」
クロコダイルオルフェノク「ウオーッ!」
ベータ「あ、待ちなさい!」
そしてクロコダイルオルフェノクが逃げ出したかと思えば今度はライオトルーパー部隊が巧を捕まえるためにやってきた。
ライオトルーパー「乾巧を発見!捕らえろ!」

巧「またか!」
ベータ「巧さん!」
そう叫んだベータは専用バイクであるベータブレイカーにミッションメモリーを装填して引き抜くと専用武器であるベータランサーが出現した。
ベータ「巧さんから離れろ!」
ライオトルーパー「ウワーッ!」
そしてベータランサーによる連続斬撃でライオトルーパーを吹き飛ばしたベータはベータフォンを開いてEnterボタンを押した。
『エクシードチャージ!』
ベータ「まとめて消えろ!」
そう告げてベータはベータランサーを使って放つ必殺技であるベータスラッシュを放ち、ライオトルーパー部隊を壊滅させて変身を解除した。
由依「巧さん、大丈夫ですか?」
巧「ああ、なんとかな。それであんたの名前は?」
由依「私は小林由依。オルフェノク討伐レジスタンス組織、チェリーブロッサムの一員です。」
巧「オルフェノク討伐レジスタンス組織、チェリーブロッサム?」
由依「はい。巧さん、着いてきてくれませんか?貴方の灰化を止めれるかもしれません。」
巧「分かった。」
そう告げて由依と共に巧がチェリーブロッサムの基地に向かったその頃、仮面ライダーカイザこと草加雅人はホースオルフェノクこと木場勇治、スパイダーオルフェノクこと澤田亜希が立ち上げた組織、ネオ・スマートブレインにやって来た。
草加「こんな所に僕を呼び出して何の用かな?木場勇治!」

木場「草加君。実は君にカイザのパワーアップアイテムについて話があるんだ…」

草加「パワーアップアイテムだと?」
木場「ああ。その点については澤田君から話してもらいたい。」
澤田「久しぶりだな、草加。」

草加「澤田、貴様!何故お前がここにいる!さっさと…死んでくれないかな?」
木場「草加君。澤田君は君のためにパワーアップアイテムを開発したんだ。」
草加「ふざけるな!誰が貴様の力など借りるか!」
澤田「草加…。」
そう告げて草加が澤田に対して敵対心を剥き出しにするとカイザフォンに真理から連絡が入った。
草加「どうした、真理。」
真理「大変なの、草加君!結花ちゃんと海堂がオルフェノクに襲われたって。助けに行ってあげて!」
草加「分かった!」
そう告げて草加はサイドバッシャーに乗って現場に向かうのだった。
結花「海堂さん…」

海堂「大丈夫だ、あいつは…前に倒したんだからよ!」

センチピードオルフェノク「同じ徹は踏みませんよ!」


次回予告
草加「乾が来るまでは僕が相手をしてあげるよ!」
センチピードオルフェノク「黙れ、死人が!」
カイザ「オルフェノクだって死人だろうが!」
巧「ここが?」
由依「はい。ここがチェリーブロッサムの基地です。ようこそ、巧さん!チェリーブロッサムへ!」
次回仮面ライダーファイズ~パラダイス・ネクスト第3話「センチピードオルフェノクの野望を止めるために仮面ライダーカイザ、遂に復活!」



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