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ウルトラリーグ~トレギアの陰謀~第4話「遂に激突!オーブオリジンVSトレギア!」

前回のあらすじウルトラマンジードこと朝倉リクが活躍していた世界からウルトラマンオーブことクレナイ・ガイが活躍している世界にやって来たウルトラマントレギアこと霧崎は、何とかしてウルトラマンオーブに会おうと行動を開始していたのだった。一方その頃、未だにリクから連絡が無いことに不信感を抱いていたガイだったが、ジャグラスジャグラーから連絡できない理由が何かあるのではないかと説得された事から一旦は納得したガイだったがそんな2人の前にかつてガイが魔王獣を倒すために行動を共にしていたSSPの夢野ナオミと数年ぶりに再会を果たしたガイとジャグラーだったが、何故か相変わらずというかあの頃と何も変わらない2人の会話を見たジャグラーは何故か嫉妬をしてしまうのだった。そんな中、街を散策していた霧崎の目の前にオーブニカの曲を指笛で演奏する白いスーツを身に纏った謎の男が姿を現した。その男の名は、愛染マコト。ウルトラマンオーブに会いたいからどいて欲しいと言う霧崎の頼みすら聞かずに私こそがウルトラマンだ!と叫ぶと共にウルトラマンオーブダークブラックノワールシュバルツに変身したのだった。そして、そんなオーブダークの実力を確かめるためにトレギアアイを使って霧崎はウルトラマントレギアに変身したのだった。そして、ぶつかり合ったオーブダークとトレギアだったが、オーブダークがオーブダークカリバーの全ての技をかわした上で何度も挑発を繰り返していたのだった。そんな中、オーブダークエクセレントカリバーに対してトレギアはギアギダージを放って大ダメージを与えるとオーブダークはダークオリジウム光線を放つもののトレギアの必殺技であるトレラアルディガイザーをくらい、倒れてしまうのだった。そして、至近距離でトレラアルディガイザーをオーブダークに放とうとした矢先、怒りを爆発させたガイが遂に動き出すのだった。

♪~~~~~~~♪
ジャグラー「ガイ!お前、何やってるんだ!」
ガイ「ジャグラー。ナオミを頼む。もう俺は我慢の限界だ!」
ジャグラー「しかし!お前でもあいつに適うかどうか分からないんだぞ!」
ガイ「頼む。ここは俺に任せてくれ!」
ジャグラー「分かった。ガイ、死ぬなよ!」
ガイ「ああ。」
ジャグラー「早くしろ、行くぞ!」
ナオミ「あ、うん!」
そしてオーブニカを弾き終わったガイは怒りに身を任せたような表情でナオミをジャグラーに託してトレギアの目の前に立ちはだかるのだった。
トレギア「なんだ、お前は?」
ガイ「俺は夕陽の風来坊。クレナイ・ガイだ!」
オーブダーク「やっと…やっと会えた!」
トレギア「ほう?あんたが本当のウルトラマンオーブという事か!これは楽しめそうだ!」
ガイ「ふざけるなよ。ウルトラマンの命を、希望の光をなんだと思ってやがる!」
トレギア「この世界には光も闇もない。僕は虚無と絶望に魅入られているんだからね。」
ガイ「そうか。だったらてめぇの腐った根性は俺が叩き直してやる!」
そして、懐からオーブリングを取り出したガイはオーブオリジンのウルトラフュージョンカードをリードした。
『覚醒せよ、オーブオリジン!』
ガイ「オーブカリバー!」
そして出現したオーブカリバーをオーブリングでリードし、その後オーブカリバーのリングを回してトリガーを引くのだった。

オーブ「俺の名はオーブ!ウルトラマンオーブ!!銀河の光が我を呼ぶ!ここからは俺が相手だ!」
トレギア「そうか。楽しませてくれよ、ウルトラマンオーブ!」
そう言って走り出したトレギアに立ち向かうかのようにオーブカリバーを手にして走り出したオーブオリジンはオーブカリバーを振り下ろすのだった。
オーブオリジン「ハアッ!」
トレギア「甘いな。これじゃあそこに転がってる雑魚と同じだよ、ハアッ!」
オーブオリジンの斬撃を片手で受け止めたトレギアは強烈なパンチとキックをくらうとビルに吹き飛ばされたのだった。
ナオミ「ガイ!」
ジャグラー「だから言わんこっちゃない!ナオミ、お前は隠れてろ!」
オーブオリジン「ジャグラー!言ったはずだぜ、ナオミを頼むってな!」
そう叫ぶと共に再びトレギアの元に走り出したオーブオリジンを見たジャグラーは再びナオミの元に向かうのだった。
ジャグラー「クソっ!なるべく早く戻る!それまで踏ん張れよ、ガイ!行くぞ、ナオミ!」
ナオミ「うん。」
そして再びオーブカリバーによる攻撃を繰り出したオーブオリジンだったがまたもトレギアに交わされると共に連続で強烈なパンチとキックをくらったオーブオリジンは倒れ込んでしまうのだった。
オーブオリジン「グハッ!」
オーブダーク「お、オーブさん!」
トレギア「お前は喋るなよ。この偽物が!」
倒れ込んだオーブオリジンに必死に声をかけるオーブダークの姿に苛立ちを覚えたのかトレギアはオーブダークを踏みつけたのだった。
オーブダーク「グハッ!」
オーブオリジン「おい、その足を退けろ!」
トレギア「はあ?何のつもりだい?」
オーブオリジン「お前にウルトラマンを名乗る資格はない!だからその足を退けろと言ってるんだよ!」
そう叫んで立ち上がったオーブオリジンはオーブカリバーのリング部分を回して火属性の部分で止めてトリガーを引き、円を描くことで巨大な火の輪を生み出し、それが回転してできる火の玉で相手を拘束してオーブカリバーで切り裂く技であるオーブフレイムカリバーをトレギアに向けて放つのだった。
オーブオリジン「オーブフレイムカリバー!」

トレギア「イスキュロス・イーパ…グハッ!」
オーブフレイムカリバーをイスキュロス・イーパで防ごうとしたトレギアだったが間に合わずにオーブフレイムカリバーをくらってしまうのだった。
トレギア「ハア、ハア。やるね!」
オーブオリジン「まだまだこれからだぜ!次はこいつだ!」
オーブカリバーのリング部分を回して水属性の紋章の部分で止め、トリガーを引き刃に纏わせた水の力で相手を包み込み、動きを止めてからオーブカリバーで切り裂く技であるオーブウォーターカリバーを放つのだった。
オーブオリジン「オーブウォーターカリバー!」


トレギア「今度こそイスキュロス…グハッ!また間に合わなかっただと!一体どうなってるんだ!」
今度こそオーブオリジンのオーブウォーターカリバーをイスキュロス・イーパで防ごうとしたが身動きが取れなくなると共に強烈な斬撃をくらい、トレギアは倒れてしまうのだった。
オーブオリジン「おい、立て!俺の怒りはこんなものじゃないぜ!」
トレギア「ふざけるな!今度はこちらから行くぞ!ギアギダージ!」
そして、トレギアは身体を回転させて突撃する技であるギアギダージを放つもののまるで狙っていたかのようにオーブオリジンはオーブカリバーのリング部分を回して風属性の紋章の部分で止め、トリガーを引きオーブカリバーを振るう事で巨大な竜巻を起こし、相手を上空に巻き上げる技であるオーブウインドカリバーを放つのだった。
オーブオリジン「この時を待っていたぜ!オーブウインドカリバー!」

トレギア「な、なんだと!僕のギアギダージが無効化されただと!」
オーブオリジンのオーブウインドカリバーによってトレギアはギアギダージを無効化されたことにより、そのまま地面に落ちてしまうのだった。
トレギア「な、なんて力だ!僕の攻撃が全く効かないなど有り得ない!」
オーブオリジン「言っただろ?俺の怒りはまだまだこんなもんじゃないってな!」
そう叫んだオーブオリジンはオーブカリバーのリング部分を回して土属性の部分で止め、トリガーを引き地面に突き立てることで、地を這いながら円を描くような動きで敵に向かう光線を2発同時に放つ技であるオーブグランドカリバーを放つのだった。
トレギア「ま、待て!ちょっと待ってよ!」
オーブオリジン「待てと言われて待つ奴が何処にいるんだよ!くらえ、オーブグランドカリバー!」


トレギア「だったら今度こそ!イスキュロス・イーパ!ウ、ウワーッ!」
そして、なんとかイスキュロス・イーパを発動したトレギアだったが、それを破壊する勢いで迫って来たオーブグランドカリバーをくらって遂に片膝をついてしまうのだった。
トレギア「クソっ!なぜだ、なぜお前に勝てない!僕の邪魔をするウルトラマンは全て消えればいいのに!」
オーブオリジン「そこだよ。」
トレギア「何?」
オーブオリジン「何時までもそんな事を思ってるからお前は光を失い、闇に堕ちたんだよ!」
トレギア「黙れ!黙れ、黙れ、黙れ!どいつもこいつもタロウみたいなこと言いやがって!これで終わりだ!トレラアルディガイザー!」

オーブオリジン「だったらこいつで決着だ!」
そう叫んだオーブオリジンは、オーブカリバーをオーブリングに読み込ませたのだった。
『解き放て!オーブの力!』
そして、オーブカリバーのリング部分を高速回転させトリガーを引くことで発動するオーブカリバーの4つの属性、そしてオーブ自身が宿す光と闇の力を合わせて放つ虹色の光線、オーブスプリームカリバーをトレギアに向けて放つのだった。
オーブオリジン「オーブスプリームカリバー!」

そしてぶつかり合うオーブオリジンの必殺技であるオーブスプリームカリバーとトレギアの必殺技であるトレラアルディガイザー。しかし、フルパワーで放ったオーブスプリームカリバーには適わずトレギアはオーブスプリームカリバーをくらい、倒れ込んでしまうのだった。
オーブオリジン「何?まだ立つつもりか?」
トレギア「ハハハ。今日は楽しかったよ、ウルトラマンオーブ。また次、戦う時は僕が君を闇に堕としてあげるよ。じゃあ、またね!」
そう言うとトレギアは姿を消したのだった。
オーブオリジン「ウルトラマントレギア。あいつはどうやら厄介な相手になりそうだな。シュワッチ!」
そして、オーブオリジンの姿から戻ったガイの元にジャグラーとナオミが駆けつけたのだった。

ジャグラー「無事だったか?ガイ。」

ナオミ「勝てたんだね、ガイ!」
ガイ「ああ、なんとかな。」
ジャグラー「それで?あいつはどうするつもりだ?」
ナオミ「もしかしてあの人がさっきのオーブダークの正体?」
ガイ「ああ、多分な。」
そして、3人が見つめる先ではボロボロの姿のまま地面に座っていたマコトだった。
ガイ「なあ、あんた。これからどうするつもりだ?」
マコト「分かりませんよ。これからどうしたらいいかなんて。あのトレギアというウルトラマンに叩き潰されましたからね。」
ガイ「なあ、俺たちと一緒に魔王獣を倒しながら強くならないか?次にトレギアと戦った時にあいつを倒すために。もちろんお前の気持ち次第だけどな。」
マコト「私も参加していいんですか?貴方たちの戦いに!」
ガイ「ああ。」
マコト「では私も同行させていただきます!愛と善意の伝道師、愛染マコトとして!」


ガイ「ああ、よろしくな。」
ジャグラー「全くああいうやつをすぐに仲間にするよな、ガイは。」
ナオミ「まあ、それがガイらしいってもんでしょ!」
霧崎「やれやれ。あいつを完璧に叩き潰せば良かったかな。さあ、次はトリガーの世界に行こうとしようか!」
新たな敵との遭遇、新たな仲間との出会い、新たな世界への旅立ち。それぞれが新たな展開を迎える中、霧のように次の世界に向かった霧崎を追いかけるためにあのウルトラマンがひっそりと動きだしたのだった。
?「ギャラクシーレスキューフォースから離れて地球に来たが、トレギアがトリガーの世界に向かうだって!?ケンゴが危ない、だったらこの私も追いかけなければ!」

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