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テレビ業界の実力主義と成長の必要性について

新年あけましておめでとうございます。

SEO会社のサクラサクマーケティングで働いている元AD「きし」と申す者でございます。皆様は年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか?
私は実家の近くにある、川越氷川神社に初詣に行きました。

氷川

一番人気のアトラクションは金魚すくいのおみくじでした!
人に比べて釣り竿が少ないのが原因で人だかりが出来てました。
素手で取るなとは書いていませんが、どうせなら釣り竿で取りたいですよね笑

私も釣りましたが、末吉でした。。。残念。
帰り道でスマホを落として画面が割れました。。。悲しい。
と、まぁこんな感じの年始でした。

本題 テレビ業界で実力主義を感じた瞬間

前の記事で書いているように私は以前テレビ業界のADという仕事をしていました。良かったら読んでください。(https://note.com/sakurra_k/n/n44c87f787aeb)

タイトル通り今回は
テレビ業界で実力主義を感じた瞬間を話します。
その前にテレビ業界の仕事の昇進の流れをまずご説明します。

まずADとして、番組に配属されます。
一番下っ端のADとして、テレビ制作全体の仕事を経験します。
その後、ざっくりですが2パターンに別れます。
撮影、編集をやりたい人→ディレクター
コンプラ、人脈構築、経費管理をしたい人→プロデューサー
になっていきます。
ここに年齢や経験はあまり関係なく、ADから昇進するには上司の誰に認めてもらって上げてもらうという流れが多いです。
私はディレクター志望だったので、ディレクターになるためという目線でお話していきます。

5年目のADと3年目のディレター
入社して半年ぐらいの時だったですが、
私が特番のために一時的に配属された場所では、
5年目のADが3年目のディレターに付いていました。
(基本的にディレクター1人に対して、ADが1人補佐役としてディレクターに付くのが基本的な体制です。)
自分の認識としても、テレビ業界はある程度実力社会だと思っていたのですが、配属先で年齢や仕事歴も上なのに、上下関係は真逆という状況目の当たりにして
「今のままでは、自分もこの人みたいに後輩に追い抜かれるかもしれない…」
その時に、このまま何も考えずに仕事をしていてはダメだ!と感じて
意識的に仕事の姿勢を改善しようと思いました。

その時の気持ちを正確に表すなら
成長しなくてはいけないという意識ではなく、
今のままではマズイ!、みんなと違うことをしなくては!
みたいな不安から来る焦りみたいな気持ちで行動し始めました。

他とは違うADに成長するには


ここから私がディレクターになるため意識的にしていた話です。
①やったことがない仕事は積極的に志願する

→テレビ制作は普通のロケからドッキリまで色々なジャンルがあるので、AD時代で色々な経験をすることで後々に生かすため
【Point】やったことがない企画は最初本当に苦労する…

②期待値以上の仕事をする
→ディレクターが何を求めているか把握して、見落としがあったら積極的に対処して先回りして行う。
【Point】ディレクターは忙しい人が多く、言葉足らずだったり抜け漏れが多いので、自分で気付かないと後々自分が大変になる…

③常に先のことを想定して動く
→テレビ制作はギリギリにならないと決まらないことが多い。
ギリギリにならないように動くか、ギリギリになってもいいように動く。
【Point】ギリギリで決まったと嘆くのではなく、ギリギリになるのを見越して先回りして余裕を作る。スケジュールのために内容を妥協しない!

④当事者意識で仕事をする
→自分がディレクターならどういう風に撮って、編集するか。
どうすればもっと面白くなるかという目線も持ってディレクターに提案する。当事者意識を持つと、アイデアとかも出てくる。
【一言】ADは結構ディレクターにやれって言われたからする、みたいな姿勢の人が多い。個人的にこれが一番大事だと思う

この4つは周りのADや自分に足りていないことと考えて、意識的にするようになりました。

成長と結果

焦って成長しようと思ったので、目標を立ててはいなかったので
後付けになりますが、その成長の結果で得られたことについては

①約1年半でチーフADに

チーフADとはADをまとめるポジションで、自分の担当企画に合わせて番組全体の制作進行をするような立場に。
基本的には2~4年でなることが多いイメージ。

②ディレクター業務も兼任
ディレクターがするようなカメラ撮影、編集作業をやらせてもらえるように。ADができないような出演者との打ち合わせとかができるになり楽しい。

③別会社からオファー
テレビ制作の現場は色々な制作会社の集まりで形成されているのですが、知り合いの会社に来ないかと誘われた(引き抜きみたいなイメージです笑)

みたいなことがあったので、成長するって大事だなと思いました。

今の社会は、「みんな」平等みたいな考えて学生時代を結構過ごしているので、競争意識みたいなのが少ないのが、成長の妨げになっているかなと個人的に思いました。

まとめ

当時は、不安から一心不乱に仕事をしていて、振り返る余裕はあまりなかったので頑張りが認められただけだと思っていました。
しかし、今思えばあの5年目のADと3年目のディレクターを見たときに意識を変えたおかげで、この結果になったと思います。
自身の価値を上げるには、自己成長が必須ですね。

いきなり急成長は望めないので、日々意識が大事!

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
これからも不定期だと思いますが、更新していきます。

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