夢と現実と働き方のハザマに

今、アーティストとして、エンターテイナーとしての創作や技術向上にしか意識を向けないようにと決めているので、「働く」ことへのエネルギーを最小限にすることにしている。

昨年会社辞めた時は、
個人の力でビジネスを立ち上げて食っていこうと思っていた。

わたしはあれもこれもできるから。
やれば色々できる子だから。


勘違いして。

つい、仕事に対して身も心も捧げてしまう性格ゆえ、
うまくいけば「もっともっと」と気がはやり、
うまくいかなければ「なんとしても」と焦る。

朝から晩まで、仕事のことを考える。
行動できないと、自分を責めてしまう。
(しかも結構その率が高い)

つまり
どんな状況でも全然満足できないし、
どんなに稼いでも豊かさを感じない。

本当にやりたくてありたい姿ではない場所で、
やりがいを求め、勝手に苦悩を始めてしまう。

ということに気がついた。
いまさら。

かといってお金は必要。
溜まっていく請求書。

どうすんだ、私。。。

しばらくボーゼンとしていた私が選んだのが、ハケン、という働き方。

いや本当はね、
その前に、
自由が丘のオシャレカフェとか雑貨屋さんとかで働いてキラキラしてる自分をイメージしたりしてて、じつは面接も行ったの。

でも、ことごとく落ちる。

:(;゛゜'ω゜'):

なんでだ?

たぶん私の履歴書が重たいからだ。
割と堅い会社の羅列だからね。
オシャレカフェの香りなんかしてこない。

で、仕方ない、またオフィスワーカーになるか、
と気持ちを派遣に切り替えたら、あっという間に決まった。

やっぱり、相応ってものがあるらしい。

週に2~3日の条件で始まった派遣で任される仕事には責任がない。
しかも内容はこれまで経験してきたことの薄っぺらいところばっかりなので、イヤミではないがマジでチョチョイのチョイ的にそこそこのパワーでこなせるし、それが評価される。

なに、この仕事ナメた発言(笑)

だって頑張ってきたもん、色んな仕事。

思い出したのは、篠原涼子の「ハケンの品格」。
あの主人公みたいだ。

そんなこんなで、
おかげさまで少ないけど安定的な収入を得られるようになり4ヶ月。

私は週に2~3日時給で働き、
勤務時間以外は仕事のことをキレイに忘れて、創作活動や技術向上に注げる。

家事は必要最低限。
子育ては・・・

と、この話は別で書こう。

それにしても
こんなにステキな生活ときたらない。

こんなに幸せなのに、
なんでいままでそうしてこなかったのかっていうと、

なんと私、

自分のことをマルチプレーヤーで器用な人間だと勘違いしてたから。

((((;゜Д゜)))))))

こわ~

とんでもない。
こんなに不器用なのに。

仕事だって大して出来ない。

スゴイ人ばかりの環境にいたけど
彼らの足元にも及ばない。

なんなら彼らの靴を舐めてさしあげる役の方が私にはふさわしい。
 

本気でそう思うよ。

話逸れたけど、

仕事も創作も家庭も、全力でやれば
どれもプロ級目指せると勘違いしてた。

それぞれをナメんな、って今は思うよ。

私はね、今までずっと
持っている能力を最大限、社会(会社)で活かさないのは罪だ、と信じて疑わなかった。

そしてその能力をちゃんと活用できない社会(会社)を悪だと思ってた。

だから、子育てで働けなくなる女性や、
自ら主婦になろうなんて女性のことを






とマジで思っていた。

本当はすんごい営業成績残せるけど
家で子供と絵本読んでるのが好き

本当は超人的職人技術持ってるんだけど
夫の帰りをご飯作って待つ方が好き

はー?

と思っていた。


でも間違ってたよ・・・

ごめんなさい( ;∀;)

みんなもとから色んな能力があるんだよ。
だけど活かすべきは能力だけではなく、
その能力+心とか感情がハッピーになること、ワクワクすることのエッセンスがあるかないか、
なんだ。

それをどう見つけられるか、
気づけるか、
気づいたら勇気出してそこに向かえるか、
または肩の荷を落とせるか。

そんなことが人生創造には大切なような気がしている。

そうはいっても、
いつまでもハケンとの両立してる気はないけどね。

当然近い未来はエンターテイナーとして食べていくと決めている。

ただ覚悟を決めるとき、一時的にこういう環境に身を置くのも大事なんじゃないか、っていう私の場合のお話。

以上。今日はここまで。

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