AI:乳がん検出で人間を上回る。ってことはまだまだ実用域に達していないと言うことだ。

乳がんの検査は毎年4000万人が受けている。珍しくもなんともない診断だ。

それをAIができるようになった。すばらしい。さすがはAIだ!

と言いたいらしいが、ちょっと待って欲しい。

じゃあ、今まで散々AIが実用に供されていると言われていたのは何だったのか? IBMのワトソンが医療分野の現場で威力を発揮しているはずでは?

念のために書くが、これは「学術論文」だ。メーカーのCMではない。事実かどうかですら定かではない。これから他の科学者・医学者が再現性を確認し、本当だと確かめられて、ようやく実用化検討に入る。

商品化など、さらにその先で、商品として販売されても、商売として成立しなかったら普及しないで終わる。

ほとんどの投資家(とそれ以外の非専門家)があまりにもAIに夢を見すぎている。AIの実用化に関わるほとんど全ての情報は誇大広告もしくは夢だ

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