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貧困を収入で定義するのはやめましょう^^

 それをやっている限り、貧困問題は絶対に解決しない。
 どんな集団でも半数は平均以下の収入なのです。
これは言葉の定義から当たり前です^^;

 だから例えば貧困を「年収が下位10%の人」と定義したら、貧困層は絶対に無くならない。でも人間は、自分が貧困かどうかは周囲の人達と比較して決めるのです。
 これではどうにもならない。

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 根本的な問題は、順序づけが一意的なところです。評価基準が無数にあれば良いのです。例えば、子供の数、健康、教育程度、休日数、親族や友人との関係、などなど、人間の「生活の豊かさ」を左右する要因は無数にある。

 それぞれについて、ある人は豊だろうし、ある人は貧しいでしょう。それでいいんじゃないですかね。

 くどいですが、一意的に順序を付けている限り、貧困問題は絶対に解決しません。

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 現実に発生している問題は、「食事が手に入らない」「教育を受けられない」「余暇がない」など、個別に対応すべきです。
 一括りに「貧困」は雑すぎます。

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