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鄧小平の経済の奇跡は、毛沢東の文化大革命の結果だった!

 大企業には労使の対立がついてまわる。賃上げが必要だし、ストライキが起こる。
 労働者の人数が増えれば、労働問題は深刻化する。究極の例をあげると、個人経営では労使問題が無い。家族経営もほぼ同様。

 日本では暴力団を使ってでも労働問題を潰した(注1)。そうしないと大企業が成立しないからだ。大企業が存在しない国家では戦争に勝てない。富国強兵政策です。

注1:暴力団と右翼が同じような集団なのは、それが理由です。また日本の政府が暴力団を潰さなかったのも、それが理由です。
 デモやストライキを、警察が妨害することは出来ません。右翼(≑暴力団)なら出来ます。

 数学的に(確率論的に)従業員の数が多いほど、労働者側に有能な扇動者/知識人が出現する可能性が高い。これは非常に危険だ。特に今の日本のように情報が多く多様性が大きくなると、わけのわからない事を言い出して、騙されやすい人間を操る人物が出てくる。つまり自己愛性人格障害者だ。そして経営陣と対立する。
 これは構造的な問題なので、日本の大企業はもうだめでしょう(注2)。

注2:韓国では、既にこれが発生し、例えばルノーは韓国から撤退しました。また、ムン政権が最低賃金を次々とアップしたために、韓国企業は給与不払い、倒産が相次いでいます。

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 逆に言うと、中国が鄧小平の時代に経済的に成功したのは、毛沢東が文化大革命(1966~1976)で知識人を全員(約2千万人!)殺したからです
 つまり労働問題がなくなったところで巨大な企業を作り、低賃金で働く頭の悪い騙されやすい農民を労働力として使い、彼らの奴隷としての労働力」を利用して安い製品を大量生産した。
 2千万人を殺しても、労働者はまだ何億人も居たから、殺した方が生産力は向上したのです。

 なんと鄧小平の成功の背景には、毛沢東の大虐殺があったのです。

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