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少し日本の事も考えようと思います。財政は破綻するでしょう。あるいはインフレで二進も三進も行かなくなる

 実はMMTによって、政府の借金は解決するのかという淡い期待を持っていたのです。ところが調べてみたら無理だとわかってしまった^^;

 1万円札を大量に印刷して景気が良くなるというのは、机上の空論でした。つまり、このまま財政赤字が増加して破綻を迎えるか、増税するかどちらかです。

 まあ、普通に考えると増税するでしょう。でも困ったことにMMT が有効だと信じている人は結構多い。ここで増税したら、財務官僚のわがままだと思われるでしょう。大反対をくらってものすごく実効力の小さい増税になるはずです。

 そして、信頼を失った政府は機能しません。日本銀行券が信用を失うのです。信用を失った紙幣は紙くずです。銀行も信用できないからタンス預金に切り替わり、現金は市場から姿を消す。

 経済は信用の上に成り立っていて、一番重要なものは信用です。その信用が破壊しました。あと50年ぐらいは取り戻せないでしょう。というのも前回、日本人が政府を信用したのは50年ぐらい前なのです。

 インフレになる事は多分ないと思います。あまりに危険なので、政府はその方向には引っ張れないでしょう。ということは驚きも何もないですが、消費税アップと緊縮財政です。

 福祉が削られます

 でも、日本人が一つ決断すればスパッと解決します。老人は70歳になったら死ぬと決めてかかればいいのです。老人介護と高齢者医療は無理だと諦める。それで財政支出を半分に減らせます。

 しかし、そこまで思い切れるかどうかですね。今日現在、日本人は何と100歳まで生きるつもりでいるらしいw(注1)

注1:日本人は、なぜかベッドの上で人生最後の30年を過ごすために、死にもの狂いで働き倹約を続けるのを、当たり前と考えるようになりました。
 でも、一体何のために生きてるんでしょうね^^

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