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レールは大学の外で途切れています。自分で道を探して下さい^^

 昭和は「レール」に載っていれば(しんどくてつまらないけど)無難な人生でした。終身雇用制が大きかったですね。
 でも、良く悪くもレールはなくなりました。載っても無駄です。学歴はスタートでは便利ですが、価値は大幅に減った。そこに重点を置くのは悪手でしょうね。
 東大に入れれば何かと便利です。でも簡単に入れる人はともかく、貴重な10代の時間を何年も潰す価値はない(注1)。

注1:特に法学部。
 弁護士は既に(肩書きだけでは)儲からない。確かに高収入の弁護士はいる。でもあれは「稼げる人」が弁護士になったのであり、弁護士だから儲けているのはない。
 有能な人は司法試験程度のモノは受かるのです^^

 次に官僚。この職業が魅力的だったのは、バブルが弾けるまでです。メガバンクを筆頭とする産業界は官僚の言いなりでした。だから権力が絶大だった。
 でも今や(日本の)銀行に力が無い。直接投資が増えたし、大企業は海外から資金を調達する。日本の官僚に出番はない。
 また許認可制を振り回せば、企業は海外に逃避する。企業の目はもう官僚を見ていないのです。日産の主戦場は日本じゃない。米国です。
 そもそも日本経済そのものが力を失いました。それを牛耳れたとしても旨みはないのです^^;
 現実の話として、官僚志望の学生は年々減っています。

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 受験勉強は、いまや損失の方が大きい。
 その時間を別のことに使った方が良いと思いますね。自分の価値を上げる方法はいくらもあります(注2)。

注2:「自分の価値を上げるべきだ」という価値観そのものも、今や見直すべきかもしれないです。別に「これでいいや」と思うなら、それでもいいのです。ただし収入は減り、早死にするでしょうが。でも、それも選択肢の一つです。

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(どうでもいい)おまけ
 私は機械工学科を卒業しました。でも、それが良い判断だったのかは疑問です^^;
 もしも今から大学に通うとしたら、心理学か歴史を勉強したいです。あれは人間を知る上での貴重なヒントが溢れていると思うんですよね^^

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おまけ2
 私の人生では、レールは45歳で途切れていました。っていうか、私が脱線しました(笑)。
 でも、脱線した後の方が楽しいです。死にかけましたけどねw
 人生色々です。

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