ハイテク企業の行方:GAFAのうちamazon以外はもうダメだと思います。
今回の暴落で、投資家は頭から冷水をぶっかけられた状態です。冷静になって、企業価値を考え出すでしょう。
Google、FaceBook、Appleはもうダメです。彼らの株の価値は、第一義的にはGAFAの一員であること自体だからです。
実は実体がありません。Googleはあそこに優秀な人材が集まるという点に価値があります。ブランド力です。知的財産が有ればいいのですが、例えば決定的に有利な特許を押さえているかというと、そういうわけではないのです。
FaceBookも同様。SNSとしては、世代交代が始まっていますしね。トランプやバイデン氏は選挙戦で使うでしょうが、それは彼らが老人だからです。
そしてFaceBookは政治的な力を持ちすぎました。世論に対する影響が大きすぎます。つまりザッカーバーグに権力が集中しすぎているのです。主要国家に攻撃され、分割されるでしょう。
Appleは宗教なので、冷めたら終わりです。ちなみに私自身はiPhone,iPad x2を使っていましたが、もうやめてGoogle PixelとMS Surface x2に交換しました。こっちの方が便利です^^
実体があるのはamazonだけなのです。倉庫、輸送インフラ、クラウドという有形財産が大量にあります。そしてトイレットペーパーをamazonで買う人がいなくなることはないですからね。
そして、これも重要ポイントですが、Google、FaceBook、Appleは創業者のカリスマ性が株価を維持していました。
ペイジ氏、ザッカーバーグ氏、ジョブズ氏の存在感は抜群です。でも、彼らは彼らはカリスマ起業家ですが、実業家ではないのですね。そもそも彼らは基本的にエンジニアです。
一方amazonのベゾス氏は実業家以外の何物でもないです。技術を学んだ実業家であって、技術者ではないのですね。
amazonは技術ありきの企業ではありません。ベゾス氏が何をやったらビジネスとして成功するかを考えた末に作った企業です。特定の発明から発展した企業ではありません。
amazonはGAFAの残り3社とは決定的に違うのです。
amazonはさらに大きくなり、その他は長くはもたないでしょう。
2020/03/17追記
すでに劇的な差がつき始めました。
一方でiPhoneは売れ行き激減。
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