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ChatGPT:やっぱり厳しいと思います^^

 こういう物に投資家が金を出す背景には、「コンピューターの性能は日々進歩している」という漠然とした予想があるはずです。今は(ハード的に)出来ないことでも、数年後には可能になると。

 しかし、残念ながらムーアの法則は破れました。CPUパワーは大して上がらないし、メモリも安くなりません。
 そこに気付いてしまったら、投資家は資金を引き揚げるでしょう。そうなったらOpenAIはビジネスとして終了です。
 実際には、投資家はある日こう思うでしょう。
「あれ、思ったほどには(ChatGPTの)性能が向上しないな?」

 実は、これは既に起き始めています。GPT4の性能は3よりは高い。でも投資家の期待通りかというと、それは大いに疑わしいのです。
 少なくとも「これはすごい」という話は無いようです^^
 
 一昔前の「新型iPhone登場!」とは違うのです。

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おまけ
 シリコンバレー銀行が先週倒産したばかりなので、そういう意味でもChatGPTの登場は間が悪い、というかちょっと遅かったですね。

おまけ2
 ChatGPTが話題を集めている背景に、他に目新しいものがないという現状があります。世界中のギークの好奇心を満たす新技術が無いのです。
 メタバースはほぼ失敗が見えました。Twitter、Facebookに置き換わるSNSもない。
 Appleもこれはという新製品が無い。Googleのサービスも同じです。
 Alexaも限界が見えて飽きられました^^

おまけ3
 しかも、あのチョムスキー氏がこき下ろしているw
 これは逆風ですね。

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