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引越し×Notionを使った持ち物リストのススメ

春本番、引越しの季節の到来ですね。

私事ですが、少し前に私の人生で10回目になる引越しをしました。
今回の引越しで、Notionで作成していた持ち物リストが予想以上に大活躍してくれたので、Notion好きの皆様に共有したいと思います。

前提:持ち物リストを作ろうと思ったきっかけ

まずは持ち物リストとは、という部分を簡単のご紹介させてください。

引越しを意識する随分前に、ミニマリストしぶさんの「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」という本を読みました。
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択

著者のしぶさんは250個の持ち物で生活されているとの記載がとても印象的な一冊です。
私はもともとミニマリストさんの本を読むのが好きで、自分の周りの人に比べれば物が少ないほうだと思っていたのですが、自分が何個のもので生活しているのかを把握していませんでした。
持ち物の数も把握できていないのに、ミニマリストに憧れるなんておこがましい、という謎心理を爆発させた結果、Notionで持ち物リストを作ろうと思いたちました。

※基本的に私はDIYをしません。
私の持ち物は全てどこかから購入したものか貰い物であり、元を辿れば既製品である前提でこの後の話を進めていきます。

持ち物リストの全貌

そんな経緯を経て作成した私の持ち物リストがこちら。

なんとなく価格は伏せさせていただきます^^;

基本的にネットで購入したものに限定し、以下の内容を管理するようにしました。

  • 紹介画像

  • 商品URL

  • 購入日

  • 購入金額

  • 購入後の満足度

  • サイズ(大型家具家電の場合のみ)

これを作っていたことで、今回の引越しの4場面で大活躍してくれたので、ご紹介したいと思います。

引越しで持ち物リストが活躍した場面

1. 新居の内見時

内見で見るべきところは、新居の周辺環境や室内の雰囲気、窓のサイズや数、方角、収納量などたくさんあります。
私は今まで内見をする際、新居の環境面、つまり新しいものばかりに目がいき、今の所有物についてはあまり考えられていませんでした。

持ち物リストを管理し、今持っている一番大きな家具・家電のサイズが数字でわかっていると、エントランスやエレベーター、階段、玄関のサイズなども気にできるようになります。

サイズを残しておくと、自分の持ち物のうち一番かさばるのが何かもわかってきます

また内見である程度、部屋のレイアウトを考えることもできました。 事前に部屋の間取り図をiPadで撮影し、ある程度の家具の配置を考えておいて、内見で実寸してレイアウトを検討しなおすこともできました。

入居前に部屋の状況を確認できる回数は限られており、最悪ケースだと内見なしで入居を決めるケースもゼロではないため、貴重な内見の機会を最大限有効活用できたかと思います。

(余談)
持ち物リストに関係しないのですが、今回の引越しで私が失敗したのは、コンセントの場所。
割と広めのリビングに、部屋の両端にしかなくかつどちらのコンセントの近くにも窓があるため、コンセントに合わせて壁沿いにデスクを置くわけにもいかず、泣く泣く延長コードで電源確保しています。
次の引越しに備えて、内見時に見るべきチェックリストに追加しました。

2. 物件が決まったあとのインテリア検討時

物件が決まったら自然に考えてしまうのは、新居のインテリアではないでしょうか。 デザイン面にはとんと自信のない私も、こういう時はPinterestの虜になってしまい、気になるお部屋をピンしがちです。

しかしここはしっかりと現実に向き合う時。
ということで、以下2点に焦点を充てます。

①新居では使えない、もしくは不要になるものはあるか
②旧居では使ってなかったけど、新居では必要になりそうなものはあるか

大変な方から見ていきましょう。

①不用品

新居で使える・使えないの判断基準になるのは、いつだって大型家具家電です。 そして大型であるが故に、不要ならできるだけ安く処分したいと誰もが考えることでしょう。 私の思いつく手法としてはこのくらいでした。

  1. メルカリで売る

  2. ジモティーで売る or 譲る

  3. 粗大ゴミとして出す

状態が比較的良いものは、引き続き誰かに使ってもらえた方が資源面から見てもエコです。 加えて引越しという多額の金額が動く時期は、可能な限り売って引越し資金の足しにしたい。
そんな時、物品の今の状態を撮影するのはもちろんですが、どこで購入したかのリンクがあれば、まさにこの商品を探していた!という人に出会えることも稀にあります。

まさに今回ジモティーで引き取っていただいた方に、
探してたんです!と言っていただけたことがありました。
商品リンクの信憑性の高さはすごいですね。

こちらとしては安く手放したい、相手には探していたものを安く手に入れたい。そんなお互いがWin-Winになるやりとりができれば、すっきりと旧居を去ることができそうです。

②新規購入品

今度は逆に、新居で急遽必要になりそうなもの。

例えば、新居で窓が増えたり、サイズが大きくなってカーテンを買い足す必要がある。
もしくは、最近値上がりの激しい電気代を考えて、LED電球に取り替えるとしていくつ必要か。
旧居でクローゼットだった部屋が、新居で押し入れになった。さあどうしよう。

このように今持ち合わせていないけれど、新居でできるだけ急いで必要になるものは考えてみると結構あります。
持ち物リストは今後買うかもしれないものを目安で登録し、購入日を空欄にしておけばフィルター機能で簡単に必要なものを表示できます。

現時点では旧居必要なものがないので空欄はありませんが、、、
ついでに価格に目安の金額を入れておけば、今後どのくらい費用がかかるかも把握できます。

3. 引越し見積もり時

大手の引越し業者に見積もりを取る場合は、荷物量を実際に見に来てもらえるのでこのケースには該当しないかもしれません。

ただ今回の私の引越しは、比較的近距離の移動だったということもあり、くらしのマーケットを利用しました。
私が利用した会社は、実際に荷物量を一度も見に来ていただくことなく、チャットのやり取りのみで見積もり、作業依頼が確定、作業日を迎えました。

この時大型家具や家電のリンク、サイズを管理していたので、私の入力誤りもとてもスムーズに解消いただけました。
引越しのたびに自分で写真を撮影し、改めて採寸する…ということを昔はやっていましたが、持ち物リストを管理していて一番よかったと思えるケースでした。
(そもそも大事な見積もりで入力誤りをするなという話ですが…)

4. 荷造り・荷解き時

引越し業者も決まり、後は引越し日までに少しずつ荷造りする段階でも、意外に持ち物リストが活躍しました。

普通荷造りは使用頻度の低いものから着手しますが、そういうものほど、荷解きした時に先に箱を開けてしまうこと、ありませんか。

これを避けるために、持ち物リストに「荷造り」列を追加し、○番の箱に入れた、という情報を管理していました。

細かいものが多いキッチン用品は、どうしても1つの箱に収まり切りませんでした^^;

もちろん今の私はネット購入したものしかリスト管理できていないので、記録できず箱にポイポイしたものも結構ありますが、
これが○番に入っているならこれもこの箱に入ってそう、などの予測を容易に立てることができ、荷解きの際に箱を開けて数日放置、などの事態を避けることができ、案外重宝したなという印象でした。

終わりに

以上が、私が引越し作業で持ち物リストを管理していてよかったー!と思うタイミングでした。

学生時代から数えて今回でなんと10回目の引越し。
にもかかわらず、今までの引越し経験をアウトプットしてこなかったせいで、いまだに内見時に見逃し項目があったりと失敗することが見つかります。

今回の失敗点は次に活かせるよう、リストのアップデートを重ね、徐々に引っ越しマスターの道を進んでいきたいと思います(笑)

これから新生活を歩まれる方、生活はこれまで通りだけど、さらなる飛躍を目指している方、様々と思いますが、とにかく待ち望んだ春です。
思いっきり楽しみましょう!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは!

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