2022年6月5日(日)G1安田記念.東京11R.芝1600m.15:40分発走
皆さん最近なんとも言えない成績のさくらです。
皐月賞までは穴もバシバシぶち抜いたんですけど、NHKマイルでは◎マテンロウオリオン、ヴィクトリアマイルでは◎デゼル、オークスでは◎ルージュリナージュ、日本ダービーでは◎ダノンベルーガとなんとも、、、、という感じの成績でくすぶっています。すげー絶好調だったのに5月はブレーキの月になってしまっています。なんとしても東京5週連続G1のラストをぶち当てて終わりたいと思っています。よろしくお願いいたします。
考察
東京1600mで行われる安田記念といえば正真正銘の最強マイラー決定戦にふさわしい舞台です。トリッキーなところは一つもなく、Cコース開幕二週で馬場もきれいでほんとに強くて状態のいい馬を見極める必要があります。コースについてはなんども説明してきたコースなのですが、今一度確認をしましょう。安田記念と言えば私の印象では波乱という二文字が頭に浮かんできます。最強マイラー決定戦なのに波乱という矛盾が生じると思いますが、波乱なのです。近々で思い出すのがあの世界のモーリスですら脚を踏ませなかったロゴタイプの勝利や、日本最強馬であるアーモンドアイを完封したグランアレグリア、そしてグランアレグリアの連覇を阻んだダノンキングリーなどが出てきますよね。この東京1600mはコース設定や出てくる馬の特徴からどうしても瞬発力勝負というよりは前半からHペースの持続力勝負になりやすのがこの東京マイルの傾向です。前半はすべて下り坂のコースなのでスローになることはほぼないと思ってもらっていいかと。前半ハイペース気味に運んでいき、最後の直線では上り坂があり、総合力が必要なコースであります。なので本当に強い馬がじゃないと好走できないコースになっております。安田記念の過去のレースラップを見てもよどみのないペースでスタートからゴールまで流れています。昨年のダノンキングリーが優勝した時のラップタイムは良馬場で12.3-11.0-11.6-11.5-11.4-11.2-11.0-11.7となりました。一昨年のグランアレグリアが優勝した時のラップは稍重で12.1-10.9-11.2-11.5-11.6-11.4-11.0-11.9となっており、その前の年のインディチャンプの年は良馬場で12.2-10.9-11.4-11.3-11.2-11.4-11.2-11.6と延々と高速ラップが刻まれているのが目で見てわかると思います。もっと過去のデータを見ても10秒後半から11秒台のラップばかりです。稍重で開催されて一昨年でも同じような傾向が出ているのでかなりタフな展開になることは間違いないと思えます。過去5年の決着タイムは1:30:9~1:31:7と超がつくほどの高速時計で前半半マイルと後半半マイルでタイムはほとんど差がなくほんとに息のはいらない消耗戦だということがわかります。だからこそ買わなけばいけない馬は息の入らない展開でもしっかりと好走できた結果をもっている馬であることは明白です。スローからの瞬発力勝負で勝ってきた馬は一切買う必要はございません。また東京開催も後半戦で先日のダービーでもCコース替わりの週でしたが多くの馬が四角回った後は内ではなく外に持ち出していました。それだけ馬場もタフになってきていることも今回押さえたいポイントです。
ですのでこのレースを好走するには、道中の速いラップでも好位につけて楽に追走できるだけのスピード能力と四角回った後の体力勝負にも自信のある馬を買いたい。前走の使ったレースがどうとかは全く関係なくとにかく、前半の速いペースの重賞で好走実績のあるある馬がこのレースでは大切になってきます。
全頭診断
イルーシヴパンサー:皐月賞をさかいにマイルから1800mにシフトチェンジしてきた。連勝街道まっしぐら。前走の東京新聞杯は冬開催だっただけになかなかタイムが出ない馬場だったが上り33.1を叩き出したのは評価したい。だか今回の適正は前半からしっかり流れに乗れることであるスプリント傾向が強いことから1800を使っているこの馬は後方からの競馬を強いられるであろう。適正外であるので私は危険な人気馬だと思っている。
ヴァンドギャルド:2年連続でドバイターフを好走している。国内での好走レースは同じ東京の富士Sだが割と馬場があれてタフな競馬だった。海外やタフなコンディションで好走ができる馬。今回も週末の天気によっては評価を上げるべき一頭だが先週のような高速馬場では厳しいかも。また海外帰りなのも状態を気にしないといけない。
エアロロノア:ディープ産駒らしい瞬発力勝負でこそ力を発揮する馬。安田記念のように前半から脚を使ってしまう展開だとなかなかハマらない可能性もある。
カテドラル:急坂適正のある馬。中山でこそ買いたい馬。馬場が悪くなり上りがかかる馬場では好走できそう。
カフェファラオ:東京1600mは合っている。しかしそれは芝なのかというと違う。やはりダートでこそスピードがでる馬なのでここでは馬場が渋ったときに出番かと思う。
カラテ:この馬も中山や阪神といった坂があるコースの方があっている。超高速馬場の東京ではなかなか厳しいと思います。
サリオス:状態よければ買いたい馬だったが、なんとも微妙な感じ。スプリントからの参戦はとてもいいと思うが、、、最終追い切り判断で◎まであるかな。
シュネルマイスター:前走は海外と調整失敗による敗戦である。しかし昨年に比べると状態や馬体があまりよくない。本来なら◎打ちたい馬だが最終追い切りや当日の馬体チェックが大切になるはず。
セリフォス:春はこの二戦と決めての参戦。マイルに拘ったローテなのでここは合っているし、一度叩いてのここは間違いなく前走以上。古馬相手でも追走は問題ない。ただ古馬一線級のラップを経験できていないここで最後まで粘りこむことができるのかが謎。
ソウルラッシュ:連勝でここまできた。どんな状況でも好走できる馬。しかし、過去レースを振り返っていると、きれいな馬場より荒れ馬場の方が走れると思う。
ソングライン:ヴィクトリアマイルからの参戦でコンディションがとても心配。ただ展開としてはドンピシャでヴィクトリアマイルは牝馬特融のマイルでもゆったりとした流れになってしまい、持ち味を生かせなかったがここは合うはず。春三戦目でコンディションとの戦い。
ダイアトニック:元気いっぱいの7歳馬。スプリンターでこの年齢で活躍しているのはすごいし追い切りも仕上がっている。しかし1400mまでの馬でスプリンターが活躍するとは言えさすがに距離不安。
ダノンザキッド:前走は出遅れと中山がだめ。好走条件はホープフルとマイルCSのように坂があってタフなコンディションのときだと思う。しかも折り合いに難があり、うまく操縦しないともろいだろう。
ナランフレグ:ローテーションはとてもよく陣営も仕上げてきているのはわかるしこの人気なら絶対買いたい一頭。しかしピッチ走法なので今の東京の馬場と合わない。ダノンベルーガもピッチ走法で苦戦したようにそこが不安。
ファインルージュ:斤量も増えるしローテーションきついしなかなか不安要素が多い。脚元に不安がある馬で中間はなかなかせめていない。なんとも評価しがたい。
ホウオウアマゾン:この馬がおそらく単騎でいくことが想定されるので抑えたい一頭であるが、やっぱり右回りでの馬。そして荒れた馬場での好走が多く評価しがたい。
レシステンシア:この馬はハイペースでこその馬。前走も好走したがスローは向かない。レース傾向からは好走条件が多いがローテがきついか。
ロータスランド:本格化した一頭。そうは崩れない。1200mからのローテなのである程度の位置をとれるだろうからここは好走してもおかしくはないが適正距離がまだわからない。
調教高評価馬
ソングライン
セリフォス
あとはなんとも言えないかなー
結論
◎13 ソングライン
前走は展開に恵まれなかったが十分見せ場十分で強い内容だった。今回はスプリンターもいるしペースが緩まることはなく流れるはずなのでここは前走以上の結果が望める。調教もしっかり動いておりここでは前走以上で臨めそう。
〇7 ファインルージュ
前走のヴィクトリアマイルの内容がよくここでも能力は足りる。二走前にイルーシヴパンサーに負けたが展開の差。ここでも好走してくれるばず。
▲15 セリフォス
前走以上の走りは間違いない。気性的にも一度使ったほうがガス抜きができて気配はいい。
△16.8.9
⭐︎17 サリオス
ハマれば突き抜けてもおかしくない実力はある
13単複
13.7-13.7.15.16.8.9.17馬連F
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