J庭50の新刊について語りたい
J庭とは
創作系の同人即売会の中でもBL系特化の即売会です。ちるちるさんなど企業系の参加もあります。去年からは会場の場所を映し、ビックサイトへ。コロナの影響もあり去年の秋庭は人が少なく閑散として感じました。今回は商業作家さんたちの参加も多く見られ、楽しみですね。
さて、そんなJ庭に今回参加してみたいと思います。まず、今回のお表紙。
あやかし色戀探偵社
制作はタイトル文字・キャラデザ共にotさん(@okirakuot)にて。挿絵も担当して頂きました!
妖怪ものが大好きなので、いつか妖怪たちが沢山出てくるような賑やかなBLが書きたいなあと思っていたんです。表紙にいる「犬神」「猫又」「妖狐」「河童」「一つ目小僧」はみんな本編内に登場します。みんなみんな可愛く書けたと思うので、妖怪が好きな人に読んで欲しいなあ!
あらすじ
言霊の力を操ることの出来る理人は陰陽師の末裔である久我の家に仕えていたが、屋敷に長年幽閉され外の世界に憧れていた。仕えるべき当主の航ではなく、その双子の弟である弓弦に惹かれていた理人。
ついに京都を飛び出し弓弦と再会を果たすのだが、彼は妖怪相手に探偵業を営んでいた。
弓弦の助手として犬神のイチと共に怪奇に挑むが、世間知らずの理人には危険がいっぱいで…!?
キャラ紹介
受け「一条理人」
・二十歳の主人公。世間知らずで素直。仕えているのは陰陽師の末裔であるお家。言霊を操る能力があり、そのせいで屋敷に閉じ込められてきたが、大好きな弓弦様を追って外の世界へ。
・呪禁師として教育は受けたため、ちょっとだけアブナイ術が使える。
・コンセプトは黒髪の小さくて好奇心旺盛の甘えん坊。
「ちゃんと僕が力を使えるようになったら、キスしてくれますか?」
攻め「久我弓弦」
・理人を幼い頃から見守ってきた久我家の次男坊。陰陽師としては破格の才能の持ち主で、嫡男の双子の兄とは確執を抱えていた。理人とは数年間離れ離れだったが、いざ傍にいるととてつもなく過保護。
・あまり繁盛していない探偵事務所の主。妖怪相手に手助けで依頼を受けてしまう為、妖怪たちの間ではお助け屋のような扱いを受けている。
・ひたすら理人を甘やかす38歳。元ヤン。
「理人、俺たちは年が離れているから一緒にいられる時間は人よりも少ないんだぞ。俺が物の怪の類だったらずっと一緒にいられるぞ。喜ばないのか?」
犬神のイチ。
・主人公・理人の式神。弓弦が元々理人の飼っていた子犬を甦らせて作った妖怪で、スヌ○ピーのように二足歩行し、喋り、人間顔負けの自我を持つ。
・ヤキモチ焼き。本人は自称・犬神だが、犬扱いされがち。この作品のマスコットキャラ。
「もうっ!理人殿は、いつもワタシを犬扱いするっ!」
他にも個性豊かなキャラがいっぱい出てきます。
ちょっと拘ってみたもの
新刊セット~。表紙を和紙にしたので、ポストカードもSSペーパーも和紙にしてみました。独特の繊維が浮き出ていてステキです。
こちらは後日談の中扉です。FIFNEL様(@fifnel_space)にてタイトル扉、中扉、奥付デザインして頂きました。いつも素敵なデザインをありがとうございます…!!
そんなFIFNEL様のサイトはこちら。
タイトル扉と中扉の裏は白紙に。今回はちょっと中身を売っている書籍みたいにしたかったので、色々参考にしてみました。フルカラーカバー+帯が一番売ってるっぽい!!!!ってなると思うんですけど、予算や印刷所の関係もあり、中身をよりグッとくるものにしてみました。
実際に手に取って頂いて、中身を確認して頂きたいです💖
と、そんなこんなで新刊のことをつらつらと綴ってみました。新刊のサンプルとお品書きはこちら!
大好きなJ.GARDEN、楽しいイベントになりますように~!
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