白い餅
どうも、コンビのネタとお菓子作ってる方、舟岡です。
すみません、ネタはどちらも書いていました。
前回ネタ選びができないというお話を泣きながらさせていただきました。
noteなのでわたしが泣きながら書いていたかどうかはあんまり関係ない気がしますし、実際のところ泣きそうになっただけで泣いてはないです。
ネタ選びに関して、自分はネタを書くくせに「このネタがやりたい!」と言えないのです。
とはいえこれには「自分の感性に自信がないため」という割と真っ当な理由があります。
ただわたしは他のことに関してもやりたいことが言えない傾向にある、ということが最近わかりました。
特に食べ物です。
人前で食べたいものを食べるのが苦手。
食べたいものを主張することがとにかくできません。
これには特に理由がなく、なんとなく自分の今食べたいものを見られるのが恥ずかしい気がするからです。
前のバイト先では狭い事務室でみんなでご飯を食べるのですが、それが恥ずかしくて買い物をすることができず毎朝8時出勤なのにお弁当を作っていました。
その前やその前のバイト先のときは昼休みはわざわざ家に帰ってました。
ただ人と一緒にご飯を食べるのが嫌いというわけでもないので、そこは、全然誘ってください!
好きな食べ物とか〇〇食べたいなーは言えるのですが
「今、これが食べたい!」
と明確に主張すること、またその食べたいもの食ってるとこを見られたくなさすぎるんですよね。
なんでなのか。
色々ルーツを考えるとそこには3歳ごろの記憶がありました。
わたしの通っていた幼稚園では1月にもちつきのイベントがあり、もちをつき、喰らいます。
わたしはその頃食べたいものを言うどころか人前で言葉を発することがほぼできなかったため、もちをついたあとの「餅につけたいものを選ぶ」ということができず、ひとりさみしく白餅を喰らいました。
つきたての白餅はあんまりおいしくなかったです。
その後、また餅つきのイベントがありました。
さすがにわたしももう少し言葉を発することができるようになっており、なにをつけようか迷いました。
そして列に並んで、どれにしようかと考えていました。
いざ、自分の番になり「どれがいいですか?」と聞かれたわたしは
「いらないです」
といい、また白餅をだけを手に持って席につきました。
親子参加型のイベントだったので、親が「もらってきな」と背中を押し、「もらってきてあげようか?」とまで言ってくれたのですが
なぜか全てを断り白餅を喰らいました。
絶対になにかつけたかったのに。
つけると決めていたのに。
あぁもうあのときから、わたしはやりたいことを言うのが恥ずかしかったのだなと思います。
聞いてて皆さんが思ったと思うのですが、
こんなやつ芸人向いてなさすぎる。
ピンでの舞台は片手で数えるほどですが、これでも、今はまだ一応、名目上はピン芸人なのです。
すごくないか。
ピン芸人は自分でネタを考え、やりたいことをやりたいようにできるとても良いものだと思います。
ピン芸人さんはみんなすごいです。
まじで私には向いてないです。
改めてピン芸って私のやりたいことを見せてるんだな、と思うと少し恥ずかしくなってきました。
今後もピンで出ることもたまにあるかと思いますが、これに関しては緊張とかではなく、恥ずかしいのだな、と思ってもらえばと思います。
それが一番恥ずかしいわ!やめろ!
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