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あとがき2023

今年もやるぜ!二次創作漫画あとがき。

 かわいい~。
 たまたまリジェネのちょっと前にサラとアナキスの漫画が描きたくなって描いた漫画です。
 ヴィータは体にフォトンを蓄える性質があるのでアナキス的にもヴィータって食べたら美味しいのかな~サラの血とかも美味しく感じちゃうのかな~という発想から、サラの血をたまたま飲んで喜ぶけどサラが血を流すことは一ミリも望んでないアナキスという内容です。アナキスってサラのことがマジで大好きなのがかわいいぜ。それはそれとして飲めたら血は美味しく飲んじゃうぜ。


 イベント「離れても、心は繋がって」を読んで描いた漫画です。
 「アスモデウスはサラのどこが好きなのか」と「サラはアスモデウスのどこが好きなのか」がテーマです。

 友達ができたと報告すれば喜んでくれて笑顔で送り出してくれる両親は、サラの思い描いた理想の家庭です。一歩現実に目を向ければ理想とのギャップや両親からの呪縛に苦しめられます。
 サラが苦しむのはサラ自身の中にちゃんと理想や意思があるからで、両親に躾けられたサラは純真無垢などではなく、理想を折られ続けてきた傷だらけの人です。
 サラが落ちた黒い水は、両親からの体にまとわりつく重たい愛情と呪縛であり、サラ自身の傷から流れている血のメタファーで、後半のアスモデウスの話に繋がります。血まみれの人に「血を浴びるのは嫌いじゃない」と話すのはアスモデウスなりの称賛でしょう。
 サラはアスモデウスに「嫌でしたか」「迷惑じゃないですか」と再三尋ねますが、傷だらけの自分に引け目があるのと同時に、アスモデウスに甘えているシーンでもあります。
 例えば両親に「迷惑じゃないか」なんて問えばそんなことないよ、愛しているよ、と答えるでしょうが、「愛しているよ」こそがサラを家に閉じ込めていた手段だからです。
 アスモデウスはここに居てもいいとは言いますが、面と向かって愛しているなんて言わない人です。それを分かっていてサラはそう聞いています。多分現実のサラはそんなに再三聞きはしないんですが、夢なのでいつもより甘えています。多分現実のアスモデウスも面と向かってサラにこういうことは言わないでしょう。

 カラダンダと名もなきペクスだった頃のコシチェイの漫画です。
 カラダンダが彼の名付け親にならなかったという事実、無限に味がする。
 彼自身ペクスに言葉に教えたのは善意や正義感でなく自分の気が狂いそうだったからと言っているのですが、カラダンダがコシチェイを少し過剰なくらいに子ども扱いしなかったこと(=自分と同等の知性ある相手として扱ったこと)に延々と萌えています。
 名づける(≒親/庇護者になる)という行為の重さにカラダンダは耐えられないし、そうしなかったことでコシチェイとのあの関係が築かれていったように思います。

 可愛すぎ!? 合意丸呑みって、最高~!
 「それに感慨を覚えたのですか」を言ったドラギナッツオはこの世をめちゃくちゃ憎んでいるロクスに「この身体に生まれてよかった」なんてそんなつまらない気持ちを抱かないでほしいという気持ちで言ってるのですが、割と直球に好意的な言葉を言われて照れています。かわいいね。絶対他の立場が上のメギドとかに頼まれても許さないであろう丸呑みを許したのもロクスのことが好きだからです(CP要素)。相思相愛のCPって最高。

 かわいい~! 初めてジルベールの誕生日を祝いましたがこれは確か4、5年前に考えたネタだったと思います。有り余ってんだ…五年間誕生日を公開されてこなった分の祝いの『力』が…。

 かわいい~! この漫画のジルベールさんめちゃくちゃ攻めに描けて嬉しい。

 祝いの力が有り余りすぎて二日で三本漫画描いてます。強大な力に肉体が耐え切れず腕が痛くなった。かわいいのでヨシ!
 メギドラル文字で書いてジルベールに伝わらないように伝言を残すというアイデアは元々別の漫画で「ジルベールがシャミハザと死別してしまい、メギドラル文字で書かれた遺書を読む」という内容を描こうとしてたのですが、描いてる途中でリジェネしてあまりにHAPPYな気持ちになったのとこいつらの死別見たくねえ!!!になったので没になったアイデアのリサイクルです。ハチャメチャハッピーな形で出せて良かったです。

この一年は他に腱鞘炎になってたり創作の漫画を描きまくってたりしてたので本数が少ないですね。寂しいのでなんか急に自分の中にブームが来てたくさん書いた短歌と都都逸でも置いておきます。

ロキマネ

大嫌い 2度と会わない 死んじまえ 君の言葉を 返せず眠る

嘘でもいいよ 疑えるから お前の言葉 聞かせろよ

脳を這う イヤーワームに 君の歌 逃してくれよと笑ってみる

歌う君 愛される君 怒る君 全部俺から やらせたのにな

ジルシャミ

手を繋ぐことはなくとも歩いてく2人の歩幅同じなんだから

君が一口、僕はそれ以外 りんごを齧る 公平に

コシチェイ、カラダンダ

生まれ出る 炎に焼(くば)る ひとの子よ 君だったのか 私だったのか

三度生まれて 飽くほど死する どうにも遠い わらえる日

一人でいくには長い道をこれからは独り 立ち止まりて呪を吐く

お前がいてくれてよかった くたばれと心の底から言えるから

フォルネウス

陸の上 黒い羊となく君はどうしようもなくひとであるから

まな板に乗せられることが幸福とのたまう君が見下ろすシンク

サラアナ

血のような赤、赤、赤に手をかけて撫ですく世界 そばにいるとも

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