信念は忘れない

今日のタイトルは信念を忘れないですが
正しくは自分らしさを見失わないかな？って思いますが。タイトルはこのままで。

「結果」が伴わない現状に苛立ちではなく焦っていた自分がいました。

だからこそ昨日の打ちのめされた感は「絶望」に近かったです。

結果私は作風を変えようと思いました。

作風を変えようってした途端に作製する手は止まりました。普通の丸つまみすら摘むことができなくなりました。

視界には作風を変えた作品が目に入ります。
何か私の中で「違う」「そうじゃあない」って葛藤がうまれました。

確かにあれだけ酷評だった主人も納得はしてくれたのです。
でも「違う」のです。
私が表現したいのは違う。
そうじゃあない。
仕上がった作品を見ると手が止まるんです。

落とし込みなんかできないってなりました。
友人達が褒めてくれたFlowerbowl達。
それとは真逆な「カチッとした作風」
友人達が褒めてくれたのは「フワッとした作風」で。
私は私らしさを失うとこで留まれました。

気をつける点は気をつけて。何も作風を変えることはないんじゃあないか？？って。
強引に変えても苦痛でしかないなら。
私らしさを貫けばいい。

それが誰か1人にでも響けば、届けばいい。
その先に笑顔があればいい。

変えることにしたのは土台。
値上げ必須でも。
良ければ、気に入っていただければお客様は買ってくださる。時間はかかってもです。

焦る必要もないのです。
「結果」を求めるにはまだ時間は経過してない。始まったばかりなのです。

まだ全てが解決した訳ではないです。
でも作製する手は動きます。
色々悩みながらも前に進めなくなるよりは止まってしまうよりは。
今無理に「作風」を変える必要はなかっただけ。

気に入って買った切子風のプラスチックコップに私は桜を摘んでいます。
母の日に向けての作品なのにです。
ただ崩す結果になっても桜を摘んだ作品を作ります。

儚くていい。誰かの心の記憶に残ればそれでいいのです。
だから桜を摘んでいます。

手間は倍かかります。でもやってみたかった摘みです。ただ花だけがあるFlowerbowl。
その花に自分の名前の由来である桜を選んだ。

多分きっと主人は緑を欲しがるでしょう。
でも貫いてみようと思います。