残すもの

 きっと作楽なつきに限らず生きとし生けるものには終わりがあるという考えを持っている。きっと私はいつかいなくなる。これはコンテンツとしての終わりかもしれないし、命としての終わりかもしれない。

 私は変わったと思う。これは存在している時間が長ければ長いほどにその変化は生まれる。例えば植物に例えよう。
 もともと植えられていた植物はいつか枯れてく。だが植えられた植物は徐々に育ち綺麗な花や身を咲かせるはずだ。

 植えられていたものを私の配信に当ててみる。
・耐久中によく飲み物を飲むお菓子も食べる
・1人で喋り続けることができる。
・作楽なつきを独り占めしやすい
ということがあるだろう。

 1つ目の耐久中の飲食。これに関しては飲み食いしている姿で人間らしさというか近しいものを感じてくれている皆様にはなくなって寂しいと意見されるだろう。だが作楽なつきからしてみたらこれは進化なのだ。多少の話で喉が渇かなくなった。配信に集中しているが故に他のことはどうでもいいと思える。

 2つ目、1人で喋り続けられる。
 これはマジで最初の方に来たら体験できる。誰かが来ればずっと独り言を喋っている。この独り言を話すというのはなかなかに聞けない。1番目に入室した者の特権であると思う。

 3つ目、独り占めしやすいというのはリスナーにとっての利点だと思う。配信している時、人が少なければ独り占めしている気分を味わうことができる。もりスコが少ない時にでも顔を出すと独り占めができる。
 だが、これは作楽なつきにとっては不利益なことなのだ。同接は多い方がいいだろう。ライバーとして。

 かなーり前の話になるが、準備中の時にたまに面白いコメントを打ってくれることが好きだった。準備中、うまくできるか不安で泣いてしまっていた時が好きだった。世界観が定まらず迷走している時が好きだったという物好きさんもいたと思う。配信を始めてからも耐久中に飲み物を飲む姿が好きだった。本当にさまざまな作楽なつきが好きな人たちの中で私が成り立っている。
 そういう些細だけど、君の価値観の中じゃ一番気にかかっていたかもしれない。そういうことはちゃんと理解している。行動に起こせるかはわからないけど。ちゃんと他の感情があるのも理解しているから。

 だが、それらに向き合ってどうしたらいいかを考えて、考えて、考えて、君が推しててよかったと思える存在になるから。絶対になるから。それまで、どうか。

 色々な作楽なつきは全部君に幸せになってほしいと願っているし、君の笑顔をちゃんと守っていたいと思っているよ。
 もしかしたら私が残される側になるかもしれない。私は私だよ。変わらない。君の幸せを願っている。私が生きていることで君が幸せを感じるならば、私は死なない程度に生きていこうと思う。

またね

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