俺が左右盲だって話

　どうも、作楽なつきです。
　本稿では私が左右盲であるという話をしていきたい。

　私はつくづく義務教育の敗北である。この敗北というのは義務教育の学びが全く活かせていない。そう感じる生活をずっと送ってきている。左と右なんて義務教育以前なのかもしれない。おそらく幼稚園の頃に教わったはずなのだ。なぜわからない。前提条件、私は右利きである。だから箸を持つ方、鉛筆を持つ方。そう言われて納得しないといけない立場の人間である。だがしかし、人間というのは不思議なものだ。私には確かに左手でお箸を持った記憶も鉛筆を持った記憶も存在しているのだ。左利きだったのを右利きに矯正された事実はない。本当になぜだかわからないが左手でお箸や鉛筆を持っていた感覚があるのだ。
　義務教育の敗北というのは他にもある。まず引き算が苦手である。足し算はギリギリできる。47都道府県はどこにどの県があるかが分からない。場所がわかって30個くらいだと思う。漢字もそんなに書けないし読めない。ふざけている。そう思うだろう。事実だ。ごめんな。私を信じてついてきてくれたい人や一瞬いいなと思ってくれた人には申し訳ない。申し訳ないとずっと思っている。
　もっと頭がいいと思っていた。よく言われる言葉だ。確かに勉強自体嫌いではないし、むしろ物事を知るのは好きな方だ。ふと、なぜ自分は馬鹿なのかという疑問が生まれた。おそらく「知る」ことが楽しくてそこに重きを置きすぎたのかもしれない。知る、だが、理解はしない。
　だからか知らんがどうでもいい雑学しか頭に入っていない。でも、配信者という居場所を見つけた。ここは義務教育がまともにできずともギリギリ生きていける。私は小説を書き、BGMを作り、少しの雑学とそれに関する価値観の共有、過去の経験談で成り立っている。私が馬鹿なせいでリスナーが頭を使わないといけないことも分かっている。
　いつもご迷惑をおかけし申し訳ございません。こういう場でしか改まって謝ることができないからこれを機に。そしていつも応援してくれてありがとうございます。本当に感謝しています。ずっと言いたかったよ〜！感謝の気持ち！配信内でもちゃんと感謝の気持ち伝えているけどこういう場が一番ふさわしいと思った。今言わせてね。
　多分こういう謝罪と感謝を何個も積み重ねて配信を成り立たせていくのだと思う。そうやってたくさん思い出を作っていくのだと思う。そうやっていつかはどこかで別れが来るのかもしれない。君が先にいなくなるか、私が引退するか。どちらの方が早いかといういわば勝負のような賭けのような。そんな曖昧な概念。今はその話をするには早すぎるか。

　ここまで文章を読んでお気づきの方もいらっしゃるだろう。左右が分からん話をしていたのになぜ配信者人生の話をしているんだこいつ？
　この感覚は至って正常なのでご安心を。ずっと俺のnoteを読んでいたらもしかしたら慣れてくるかもしれないこの感覚。多分配信よりもこっちの方が話が纏まっていて私のことを知りやすいかもしれない。配信では前こお話しした気がする……と思いつつ私は知らないふりをして話している。だが、このnoteとかいうプラットフォームはこの話したっけな〜？と思った時、過去の記事を読み返せばいい。すごく便利。
　IRIAMもちゃんと好きだ。でも、ここもここで居心地がいいからつい入り浸ってしまう。スラスラと言葉が出てきている気がする。楽しい。noteだけ読んでいる人にどうしたら作楽なつきを伝えられるだろう。そう考えるだけでワクワクする。

　まあ、右と左なんてわからなくても生きていける。足し算、引き算ができなくても生きてはいける。でも、その場で情報を処理するとなった時だいぶ困る。
　最後にひとつ。
　義務教育大事。