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オリジナル環境天門のすすめ


1,初めに


初めまして。
普段福岡を拠点として、デュエマをメインに活動している者です。
革命編頃から始め、当時カナタ選手という東北の有名プレイヤーの使われていた天門というデッキに惹かれ、それ以降現在に至るまで天門専門のプレイヤーとして活動してきました。入賞実績に関してはCSに積極的に参加しているわけではないので無いのですが、紙におけるこの天門というデッキに関しては全国の中でも使い込んでいる方だと自負しています。
今回はこちらのザウルス吉田さんという方の天門の記事を拝見し、自身の考えていた天門に対する別のアプローチに衝撃を受けるとともに、刺激を受けたため全国の天門を使われている、もしくは使ったことのない方に対して参考になればと思い執筆した次第です。
https://note.com/zauruspoke/n/neb9a39706eef
先述のリンクの吉田さんの記事に関しても天門というデッキに対して事細かに記載されており、非常に参考になる内容となっているため併せて読んでいただければ幸いです。

2.現環境に関して


現在のオリジナル環境として、5C、ダムド、鬼羅、ドギラゴンを中心に考えています。
特に緑の入るデッキに関してはアドバンスオリジナル関わらずとこしえが入っており、今まで主流とされてきたドラグナー型は手痛いダメージを受けています。少なくともアドバンス環境に関しては厳しいですが、オリジナル環境に関してはループ等ガン不利デッキが現段階少数であり、環境としても読みやすく、比較的追い風と考えています。以上の環境を考えた結果私の考える現在で天門を使うとしたら以下の天門です。

3.デッキレシピ

ケンザンチャージャー 4枚
お使い 4枚
ヘブンズゲート 4枚
月と破壊と魔王と天使 3枚
天命龍装ホーリーエンド/ナウオアネバー 4枚
星門の精霊アケルナル/スターゲイズゲート 4枚
テック団の破壊Go 4枚
闘門の精霊ウェルキウス 4枚
∞龍ゲンムエンペラー3枚
冥界を統べる新月のハーデス 2枚
エモーショナルハードコア2枚ゼノシャーク/クリメモ 2枚


4,デッキコンセプト


アケルナルor天門→ウェルキウス→ゲンムのギミックをメインにしたデッキです。
そのため、アケルナル+ウェルキウス+ゲンムの3枚のパーツを集め、4-5ターン目のフィニッシュを目指します。
天門による相手ターンのカウンターは勿論、自身での動きとしても4ゲンムが可能であり自ターンであればミクセルも影響しない点(https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34195/)も利点であり、自身の動きを押し付けやすいタイプとなっています。

5,採用理由


・ケンザンチャージャー
4枚確定枠。最速ゲンムを可能にするカードであり、3→5の動きでアケルナルにつながる点、確定ドロソとなる点などと採用しない理由も削る理由もないため4必須。

・闘門の精霊ウェルキウス、スターゲイズゲート
デッキコンセプト。ゲンム型にするのであれば必須のカード。
天門というデッキに対して光以外のカードでもブロッカーをコスト関わらず踏み倒せるようにできるようになった革命的1枚でもあります。
出来ればゲンムが最優先になるが、対面や盤面で次ターンに出しても勝てない状況であれば魔王と天使で盾を回復、ハーデスで相手の攻撃のけん制など状況によって使い分けたり、ウェルキウスでウェルキウスを出したり等いろいろなことができる。
また、先述の通り、自ターンであればミクセルがいたとしても、ウェルキウスゲンムをすることによりゲンムが出た次点で能力が無視されるため結果2体とも残ることも重要裁定。

・ゲンムエンペラー
デッキコンセプト兼フィニッシャー。
基本的にウェルキウスからしか出すことはない点、1枚出たらいい点、複数引いてもウェルキウスがいなければ強くない点。以上より適正枚数は2-3枚。

・お使い、ゼノシャーク
このデッキの最初のゴールとして遅くとも5tまでにゲンム着地を目指す対面が多いです。そのため、ドローできる枚数において3コスで3枚ドローできるお使い、サブとして調整枠でゼノシャークの体制で考えています。ただしお使いは4でいいと思いますがゼノシャーク(クリメモ)に関しては一長一短でありあくまでも調整枠。

・テック団
ドロマー型にする理由のゲンム以外理由。全対面に対する有効トリガーであり色も優秀であり抜く理由もないため4.

・天門
https://note.com/zauruspoke/n/n6b4829f57138
まずこちらの記事を読んでいただくことが早いとは思います。
ざっくりいうと手打ちで打つには弱いけどSTで打てたら強いよねっていう感じです。
トリガーで踏んだ際ウェルキウスは勿論デッキのリストの中でアケルナル以外であれば役割が全部持てるため、最悪自身での動きを諦めトリガーで埋まっている前提のプレイができるのも受け特化である天門の強みでもあると思っています(もちろんループ対面やオカルト等のロックは話が別)。エメラルーダなど埋められるカードを採用するのであれば3-4,採用しないのであれば4に最終的に落ち着くのかなと。

・ホーリーエンド/ネバー
セイントローズを採用していないため、ぶっちゃけ諸説。ただし、非採用とはいえホーリーとしての天門の役割、とととを出すことによる盾回復など役割は持てるため天門の5枚目以降みたいな立ち位置で考えています。最低限のトリガーとしての役割、ビート対面にたいしてのととと使いまわし等器用なカードではあるので採用。

・ハーデス
対ビート殺し兼盤面体制付与。強い。増やすのは大あり。ゲンムほどはプレイ優先度は高くないですが、それでも1枚で完結しつつ第2のフィニッシャーでもあるので最低2は欲しい。高い値段相応のパワーはあります。

・月と破壊と魔王と天使
対ビート兵器その2。ネバーで打っても強い、天門で出しても強い。他のブロッカーにはない器用なカードでありつつ7コストというのも評価ポイント。ただし、現在はセイントローズを抜いた分3にしてますが、採用したい場合はここの枠が削る候補になり、結果1-3の間の枚数。

・エモーショナルハードコア
現環境において必須カード。5Cダムド対面においては特に重要度が高く、4積みたいカード。枚数調整自分でもまだ構築要調整のため2になってますが4でいいです。詳細は対面解説にて。

6.対面解説

・ダムド
Key ゲンム>=エモーショナルハードコア
微不利対面。
昔からの天門の天敵の1つです。
勝つためのコツとして、まず安易に盤面に出さないこと、ハンドリソースを最優先すること。
だと思います。方針としてはゲンム最優先。エモーショナルハードコアに関しては宣言優先度として、盾に余裕があるならダムド>レッドギラゾーン、余裕がないならレッドギラゾーン。理想は同時2枚着地。

・5C
微不利
keyエモーショナルハードコア>ゲンム
要領はダムドと同じですが、エモーショナルハードコアの方を優先。宣言順はドルファディロム>ザーディクリカ。ゲンムは最速出来そうなら出していいとは思ってますが、正直自分でも場数不足なのでまだ判ってない部分も多いので分かってないです。

綺羅スター
Keyゲンム、ととと
有利
ゲンム出して完。メタカード貫通できるのでゲンム着地さえできれば9割。できればゲンムは自分のターンに着地が理想。

ドギラゴン
微有利
Key ゲンム、ととと
ゲンムというより死なないことを優先することが大事。サイバーエクスで回答されてしまうため、横並べして相手にエクスチェンジされても安易に負けない盤面を作ることがカギだと思います。


7.補足


①輝羅について
私としてはメタカードを積むのであれば現環境では最優先に候補として挙げていいと思います。理由として、ダムド5Cへの対処が比較的動きやすくなる点にある点にあり、アドバンスにおいてはその重要度が高くなります。今回はオリジナル環境の構築であり、下手に無理して積むより自身の動きに重きを置いた方が勝てると考えているため非採用ですが頭の片隅においてはいいと思います。

②ドラグナー型について
新弾につき絶望的になっているドラグナー型ですが、赤入りの型(赤黒白or4c以上)であればまだワンチャンあるとは思います。新弾の傾向として、恐らく2弾以降も赤白黒の強化がきそうな点(ドキンダムとダンテのやつが来るみたいですし、EXライフの傾向的にも)が挙げられます。メタ処理も赤入れるだけでやりやすくなりますしね。私も趣味で考えてますがまあ今後に期待。

8.最後に


ここまで読んでいただきありがとうございました。
天門はオカルトに関しては絶望なのは変わらないですが、アプローチ次第でまだまだ戦えますし研究の余地のあるデッキだと思います。レシピはあくまで叩き台ですが、どこかの誰かの天門愛好家の参考になれば幸いです。

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