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【 #2 機種選び 】伝音性難聴の私が骨導インプラントをはじめた

結論から言うと私はメドエル社の骨導インプラントを選んだ。
今日はメドエル社の骨導インプラントを選んだ理由を含めて私が対象になった人工聴覚器の話を装用者の視点でお話しする。

あくまで装用者つまり素人の視点で書いた内容なので最新情報は担当医に確認するか公式サイトも確認してほしい。

医学の発展はどんどん進んでいるし
現時点で書いたこの記事も、あなたが読んでくださっているときには古いかもしれないことを読む前にご了承いただきたい。

伝音性難聴の私が対象になった人工聴覚器の比較表

伝音性難聴の私が対象になった人工聴覚器の比較表 2022年版

補足するとインプラントとは体内に入る機械で耳科手術が必要である。
そのため自身が対象になるかどうかは専門医の診断が必須になる。
わたしのときはCT検査で側頭部の骨の厚みを診てもらった。
ある程度の厚みが必要だそうだ。

プロセッサは体外機。付け外すことが可能。
メドエルはインプラントが完全埋込型なのでプロセッサを外せば見た目は変わらない。

そしてどちらの機種も
最新機種のプロセッサが日本で認可されれば最新機種に取り替えることも可能だ。

私がメドエル社のBONEBRIDGEを選んだ理由

Appleユーザーな私はiPhoneと繋がるコクレア社も悩んだが
コクレア社のBahaシステムは骨固定補聴器なので
頭皮にプロセッサと繋げるための接合子が皮膚から飛び出る形になる。
そのため専用の道具が必要なのだけれど私が通う病院にはまだ道具がなく
今すぐ手術をするのならば選択肢はメドエル社のみだった。

そしてズボラな私は接合子周りのスキンケアを小まめにできる自信はなかったので
メドエル社のBONEBRIDGEはスキンケアが必要ないのも私に合っていた。

プロセッサを外せば見た目では分からないのも完全埋込型の魅力だとおもう。

なによりも私にとって重要だったのは現在使っている補聴器が耐用年数を大幅に過ぎていたため買い替えを検討している時期だった。
そのため、なるべく早く試したかったのだ。

急いでなければiPhoneが繋がる人工聴覚器が通院先で手術できるようになるまで待っていたかもしれない。

コクレア社のBahaシステムもすごい

なんといってもストリーミング機能だ。iPhoneやiPadと繋げられる。
イヤフォンでお気に入りの音楽を聴くように人工聴覚器で音楽が聴けるのだ。
日本で認可されているメドエル社の骨導インプラントは2022年3月の現在では残念ながらストリーミング機能がない。

Bahaシステムは接合子周辺のスキンケアは必要だけれど接合子の形も昔のと比べて改良されていて皮膚が荒れにくいそうだ。

また磁石でないため落ちにくいという利点もあるのではないかと想像する。

最後に

どちらの人工聴覚器が劣っているとかは一切ない。聞こえ方が人によって違うように難聴の原因もいろいろあるわけで一番大事なのは専門知識を持っている主治医とよく相談することだと思う。

公式サイト

メドエル
https://www.medel.com/ja/

コクレア
https://www.cochlear.com/jp/ja/home



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