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過去ブログ再掲 〜羽生くんが「羽生結弦」と語る存在に感じたこと ③〜



羽生くんが「羽生結弦」と語る存在に感じたこと


最後、3つ目の過去ブログ


羽生くんの本を読みながら、感じていた想い






羽生結弦語録


読みながら
今の羽生くんを想う



羽生くんはよく自分の事を
まるでもうひとりの自分が
居るかの様に話す時がある


「アスリート羽生結弦として」
「そうじゃなきゃ、羽生結弦じゃない」
「羽生家の羽生結弦」


そうした言葉を聞くと
私は時々
人の在り方についての
苦しい様な切ない様な
けれど枯れることなく溢れる
熱い涙のような幸福を

うっすらと
感じていて

それを私は

知りたいけれど
知ってしまうと

もうここには戻れない様な

そんな漠然とした想いに
駆られる事がある








震災後2011年5月の言葉

「普通の高校生に戻って普通の生活をしたいとも思っていたけど、気持ちがこもった演技ができたら、本当に何かを伝えることができるはず」

「何かを伝えるために頑張らなければ、と思いました。そのためにも、練習しなければ!という思いが強くなりました。」


5月から10月にかけて
60公演ものアイスショーに出演した羽生くん

フィギュアスケートと
そして生きていくということ

自分には今、何が出来るのか

日々考え
想い巡らせ
そのスケートへと落とし込む


2012年11月の言葉
「仙台で練習するのがいちばん安心だし、家族とも離れたくない。でもあれだけの歓声を浴びたし、期待を背負っている。もうスケートは自分だけのものではない。」




トロントに渡った羽生くん
素晴らしいコーチ陣に
ライバル達が集うクリケットクラブ


"最初はスケーティングだけの練習だった。
クラブ全員で行う基礎スケーティングでは、
羽生の動きが誰よりもつたなかったという。"


「本音を言えば、海外は遠征で行くのも苦手で、言葉のストレスもある。それでもカナダ行きを決意したのは、ただ強くなりたい一心からでした。」


「その重圧を毎日受けられたら、僕はどれだけ変われるのだろう?表彰台に立ったからには、自分の感情は優先させてはいけない。」




「僕は進化し続けていきたい。」







覚醒の時の映像

同級生と話す羽生くんは
本当に、普通の男の子で

だけど少しずつ
少しずつ
変化していく

ある時から
その目が捉えるものが
目の前に見える景色だけでなく
遠く
どこまでも広がる時間、空間を
超えて、深く、深く潜りながら

熱い何かを
見つめているような

そんな眼に変わっていく









羽生くんが伝えてくれる言葉の中には
まるで、羽生結弦という存在のなかに

多くの人々が
共に生きているかのような

そんな想いを感じるものが
いくつもある

感謝の気持ちを伝える時も
悔しさを口に出す時も



その命は
羽生結弦のものであるけど
羽生結弦だけのものじゃない


そこから生まれる想いも
その存在も
羽生結弦のものだけれど
羽生結弦だけのものじゃない



個であり、そして、全体であり
ひとりとみんなが繋がっていて

その言葉たちに、思い巡らすと
まだ、個に執着している私には

その途方もない広大な繋がりに

震えるような怖さと
同じくらいの憧れと
畏怖のような感覚を感じる事がある






羽生結弦

彼が勝利にかける情熱



彼の思い描く「勝利」とは

「金メダル」とは

どんなものなのか

彼がそれを通して観ているものは

どんな世界なのか



私はまだ、分かっていない
分かることができるほどの
毎日を過ごせていない


今年は少しでも
その片鱗を
感じ取れるような日々を送りたい



そんな風に思う
今年始まりの日











では、またね!








感じていることを言葉にするのって、
本当に難しいな

難しい

けど、もう少しだけ、

この想いについて書いてみる



私はまだ、
私という「枠」の中に収まっている
心も
身体も

でも羽生くんは、
その枠を超えて

人の、未知の在り方に
向かって行っていると感じるんだ

この頃も、今も、ずっと



この枠は、境界線を作る

自分を、これが自分だと呼ぶための
自分を自分だと認識するためのもの

人と自分を分けるための境目


羽生くんを見ていると
羽生くんには
何も境目がない様に感じるんだ

羽生くんの語る羽生結弦は
羽生くん自身であり、
羽生くん個人ではない

なんだろう。。
なんと言えばいいんだろう。。

羽生くんなんだ、羽生結弦は
私たちと同じ、ひとりの、人

だけど羽生くんは
枠を取っ払って生きている

羽生結弦という存在の中に
羽生くん自身も生きていて
他の大勢の人も一緒に生きてる

このことの
壮絶なまでの感動を、なんて言えばいい?

私は、まだ私だけで生きている。。

羽生くんのように
この枠を取っ払って
命みんなと生きること

自分という命を、みんなと生きること

言葉に出来ない、ほどに、胸が、痛く、熱くなる

私は、この枠がなくなるのがまだ怖い

怖いし、そもそも枠の壊し方さえも分かっていない

自分がなくなるのとは違うんだ
消えるのとも違う
いるんだ、ちゃんと
いるけど、いないんだ
今の自分は、きっともういない

その時の、自分
その時観える、世界、人、命たち

今はまだ分からない私から見ているから
それがどんな世界なのかも、分からない

でも私はそこに、行きたい

羽生くんを見ていて、知った世界

羽生くんから感じるあの美しさは
あの発光する眩い美しさはきっと
沢山の命と、生きているからだと

だから見るたびに
生き続けるほどに
美しくなっていく

そう、私は感じるんだ





心がたり、読んでくれてありがとう

おやすみなさい☆彡

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