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短編小説

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2022年2月の記事一覧

【短編小説】 ぼくのマリア

わたしは、小さいときからおばあちゃん子だった。 おばあちゃんの家は、わたしとお父さんとお母さんが住んでいる家の近くにあったから、よく一人でおばあちゃんの家に遊びに行った。 おばあちゃんはとても素敵な人だった。 髪の毛はグレーで、髪はいつも耳にかけていた。 そうすると、耳にいつもしていた上品なゴールドのイヤリングが光るのだ。 それは、おばあちゃんのセンスの良さを物語っていた。 おばあちゃんの部屋はいつもきれいに整えられ、無駄なものが一切なかった。 テーブルの上には