1年9カ月ぶりの(京都記念)
1年9か月ぶりですか。
いやー長かった。あのオークスが今後を楽しみとさせてくれたレースだけとあって、本当に次の勝ちが待ち遠しかったものです。相手関係を見てもG1馬として負けられなかったし、ここが通過点なのは分かるけども一先ずは良かった。
京都記念の内容については特筆するところも無い気もしますが、4角からじわじわ加速して直線でスピードに乗っていくような騎乗が理想なのかなと改めて思いました。やっぱりこの馬の強いパフォーマンスってオークスだし、しかもディープ産駒だし切れ味が武器だと思いがちなんですけどね。
後は体質もだいぶ良くなったのかなと思いました。走らなかったとはいえ秋3戦目の有馬記念を万全で迎えた後、1ヶ月少しで年内初戦になるとは思いませんでした。昨年の上半期からよく立て直して貰ったなという感じ。やっぱ矢作先生よ。
それはそうとして、バレンタインに「みんなへの愛を込めて」という意味のお馬さんが勝つって素敵じゃない?
さて、次のレースはドバイシーマクラシックのようですね。
相手も海外勢と揃ってくるとは思いますが、恐らく最大のライバルは同期のクロノジェネシスになるんじゃないかなと勝手ながら思っています。凱旋門賞取るなら最有力。
メイダン競馬場は欧州に比べると、日本の主流血統が走りやすいですよね。ディープ、キンカメ、ハーツ産駒。個人的には自身も勝ったハーツ産駒がかなり相性良いなと思っていて、ワンアンドオンリー、ジャスタウェイ、スワーヴリチャード、シュヴァルグランが結果を残しています。
過去の好走馬を見ると、東京競馬場に強い馬たちが順当に力を出せる競馬場なのかなと予想しています。アーモンドアイの好走なんかを見てもそうですね。
という点を踏まえれば、全兄にドバイを制覇したリアルスティールをがいて東京2400で勝ち星を挙げたラヴズオンリーユーには良い舞台になりそう。
ただ、メイダンは欧州の一流馬もちゃんと走っているんですよね。これに関しては勝ちタイムが2分27秒~が多いという点で十分な理由になってくると思います。
そうなればクロノジェネシスには歓迎の舞台ではある。過去の日本馬ではステイゴールドが宝塚記念好走歴あり、ハーツクライとジェンティルドンナは有馬記念勝ち、とグランプリをしっかり走っている馬が来ているとも取れる。
そうなれば、ラヴズよりクロノの方が合う舞台とも言えるのかなと。ついでに言えば、秋天でアーモンドアイに迫った脚も持っているのも強み。
ラヴズもクロノも捉え方によってはどちらも適性がありそうというのが今年のドバイシーマクラシックの面白い点ですね。日本馬も欧州馬も好走できる。なあ、東京競馬場もこういうコースにしないか?
って書いていて思ったんだけど、ハーツ産駒×グランプリ春秋連覇のリスグラシューが出走していたらとんでもない勝ち方していたんじゃないか……?
大阪杯にはグランアレグリアが参戦、ドバイにはラヴズとクロノ、日経賞からどこ行くのか分からないけどカレン、阪神カップで復活していたダノンファンタジー。
現5歳牝馬には「そんな強いとか聞いてない(安田記念)」とか「なんで壁になってからあの脚使えるの(マイルCS)」とか「なんであそこでポジション上げて勝ちきれんの(有馬記念)」とか昨年は苦渋を飲まされることが多かった(主に2頭)ですが、初めてデビューからクラシックまで予想した世代なので普通に好きではあるんですよね。
恐らくどの馬も現役最後になるかなと思うので、無事に走って活躍している所が見れたら良いなと思います。
今週は今週でフェブラリーステークス。
いよいよG1開幕ですが、チャンピオンズカップの時から「こいつはフェブラリーで買う」と決めていたカフェファラオが内枠に入ってしまいました。他の馬も絶妙な枠順なので頭抱えてます。マジで勘弁してくれ。
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