上川陽子 日本茶業中央会会長メッセージ
「国際お茶の日 お茶から知るSDGs」
開催に当たって
(公益社団法人)日本茶業中央会会長
衆議院議員 上川陽子
日本茶は、人々の生活にゆとりと潤いをもたらすかけがえのない食品として、暮らしの中に深く溶け込むとともに、日本人の美意識や心の拠り所、コミュニケーション機会を提供するものとして、和文化の形成にも大きな役割を果たしてまいりました。
一方、国連が提唱する「2030年の達成を目指す持続可能な開発目標(SDGs)」の実践は我が国としても積極的に取り組んでいるところです。茶業界においても、日本茶の健康機能や癒しの効能をPRし、生活の質の向上に貢献するとともに、環境保全や生産、加工・流通の高度化等の取組を推進してきたところです。
今回、国連が定めた「国際お茶の日」において、日本茶や日本茶文化を通じてSDGsを知る、学ぶという観点の取組はまさしく日本にしかできない取り組みだと思います。本取り組みにより、SDGsへの取組が深まることはもとより、日本茶と私たちが育んできた日本茶文化の素晴らしさが国内外の皆さんに伝わって、日本茶ファンが増えていくことを願ってやみません。
残念ながら公務が重なってしまい、本イベントに参加することはかないませんが、今回のイベントが盛大に行われますことを祈念いたしております。