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成人式を終えて~人生を振り返る~



900文字くらいのエッセイです。大学を休学し、成人式を迎えた今、人生を振り返りました。

正直投稿するかかなり悩みました。
エッセイを読んで素敵だと言ってくれた友人のおかげで勇気が出ました。
でも恥ずかしいので消すかもしれないです。

それではどうぞ


やっと大人になれた、成人式が終わった今、ふと感じた。
小学生、中学生、高校生、苦しみも楽しさもあったが順当に生きてきたつもり。両親からの愛情を受け、自然が沢山の山形で育ってきた。

学年が上がるにつれて量と難易度が増していく勉強、正直楽しかった。
やればやるほど目に見えて成果が上がる、ほめてもらえる、「ああ、そういうことか!」が積み重なっていく。部活も頑張った、つらいことの方が多かったが、あの頃よりはつらくない、という気持ちで踏ん張っていたと思う。大会で勝てたとき、すごくうれしかった。
けど苦しかった、
中学でも大学でも流行りのアニメや音楽、アイドルにはまらず、周りの人が何かに熱中して語っているのが羨ましい。高校三年生になって彼氏ができた時、自分も世の人が経験してる、熱中していることに近づけたようでうれしいと思っている自分に少しの嫌気と大きな嬉しさがあった。人をこんなにも好きになれることに驚いていたのだろう。

大学入学。
関東という異国の世界に震えながらもなんとか生活しようと、意気込む春。音を立てるまでもなく崩れ落ちた。友達もいない、新歓で行ったサークルの雰囲気が好きになれない、ほめてくれる親がいない。そんな環境にいるの初めてだった。
好きでもない人と話さなくてもいい環境は自分にとって最高の環境だったが、自分の好きが何かわからない自分にとっては同時に苦しい環境でもあった。

より頭のいい国立大学に行けたらいい、いい大学を卒業して資格を取得してより安定した会社に就職する。30手前で結婚して子供を作る。そうすべきだと、それがいいといわれる世の中で育ってきた。このまま人生を過ごすのか。

そんな気持ちが爆発し、思い立って休学。
どこに住むかも自由、何を成し遂げても何をやっても次は大学三年生の最初からのスタート、私に合いすぎてる。
何かを成し遂げている過程に乗っているようで、頭にかかっていたもやが一切ない。控えめに言って最高、というやや安さを感じざるを得ないこの言葉が20歳になったにも関わらず自然の中を駆け巡るような心地で生きている私に最適である。

いい大学でいい就職先に入る。そんな言葉が否定され始めたこの時代に生まれてよかったのだろう。私のこの反発力と行動力さえあれば何かを変えられるかもしれない。そんな気がする。


最後まで読んで頂きありがとうございました。
私の拙い文章をここまで読んで下さったことに感謝します。
何度でもいいますが、休学迷っている人の支えになれたら嬉しいです。

私の文章が誰かの光になれますように、これからも書き続けます。


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