えぇ、まぁそうですね

「実家で親に子供の面倒見てもらってて。」
私に子供がいると知った人は私が今現在週に2日仕事してる事を知ると『子供は保育園?誰かに見てもらってるの?』と問う。
その返事は上記の言葉になるのだが、その後に続く言葉は決まって『そうなんだ!実家で見てもらえたら安心だね。』だとか『実家で面倒みてもらえるなんていいね。』になる。
返事はタイトルの通り、「えぇ、まぁそうですね。」

客観的に見たら、私自身は特に何の苦労もなく好きな人と結婚して、年の離れた夫と対して喧嘩することも無く離婚の足音も忍びよらず、年子の子供がいて、実家の近くに家まで買って、実家を行き来しても夫から小言言われることも無く義実家との関係も良好で恵まれた環境でぬくぬく過ごしてていいわね、と思われているんだろうなぁ……と被害妄想爆発しながら生きている。

いや、私本当はこれっぽっちも預けたくなんてないです。できれば保育園に子供預けたいです。親が自分から『私が見てあげるよ』って言ったし、夫も『ご両親がそう言っているのなら甘えときや』って言っちゃったから今更「私は保育園探して保育園に入れたい」なんてちょっと言いにくくなって言えなかっただけで、保育園と比べて格安で面倒見てもらってるから金銭的にも有難いけれど。有難いけれども。
自分と親の確執なんて第三者が知る由もないのだから『へぇ、親が見てくれるなんてよかったね!』なんて言われるのは当たり前なのだから一々そこに反応する自分が嫌味ったらしくて本当に大嫌いになるのだけれども。
特殊な環境で育ったことに関しては思いやり示してくれるけれど生き抜いてきた世界線が違いすぎて理解は出来ない夫から『それでも親やろ』と斬られてしまうのも。

本当は死ぬ程嫌で。


だから少し私自身を少しづつ毒抜きするのと、所謂『カルト2世』として育てられた自分を大人として私が受け入れるために記録していこうと思う。

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