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このお家時間におすすめの完結済みニコニコ動画作品を紹介する
■はじめに
こんにちは。白湯と申します。
今回の記事はタイトルの通りです。紹介するというよりは過去によく視聴していた作品シリーズを紹介するていで「ここが良いんだよな~!」「こういうところが好き!」というポイントをひたすら挙げていくだけの記事です。
不要不急の外出を自粛してどうにも暇なときにでもぜひ。
■【クロックタワー3】白黒ックタワー【ゆっくり実況プレイ】|BLACK-SNOW氏
カテゴリーとしてはゆっくり実況プレイ動画(softalkという機械音声を用いた実況風のゲームプレイ動画)ですが、「ゆっくり」と聞いて殆どのニコニコのオタクが思い浮かべるであろう東方キャラクター及びその派生形の要素はほぼ無いのが特徴です。
このシリーズは個性的なオリジナルキャラクター達がわいわい騒ぎ合いながらゲームにツッコミを入れゲーム登場人物と会話しながら進行します。
ただ、この動画での「クロックタワー3」の主人公・アリッサは少し様子がおかしいようで…?アリッサちゃん、いや最早アリッサさん、アリッサ様である。
ゲーム謎解きつよつよ(びっくり系ホラーはよわよわ)で主にツッコミ役の「黒」(声が高い方)、若干”腐っている”フィジカル寄りのボケ役「白」(声が低い方)の双子姉妹がこの動画の中心メンバー。
キレイ好きなシリーズ随一の常識人ポジション「ゾンビ娘」、双子にゲームやお小遣いをあげて(行動をコントロールして)いる「うp主」らも途中途中で実況に参加します。
特筆するべきはわんこそばか何かのように矢継ぎ早に注ぎ込まれる豊富なネタの数々。パンスト、エルシャダイ、Sound Horizon、空の境界、アーマード・コア、SIREN等々、パート1だけでも「分かっている」とくすりと来てしまうセリフが盛りだくさん。
全10パート、各パート約20分前後と時間にも比較的優しいので一癖も二癖もありつつも可愛い、そんな女の子たちのキャッキャウフフな日常を垣間見るような図が好きな人やキャラ同士の絡みが好きな人におすすめです。
(腐っても)ホラーゲームなのでグロテスク表現を含みます。その点は注意。
■【MUGEN】ころしてでも うばいとる ばとる【殺奪】|meijin氏
カテゴリーとしては、MUGENというフリーの2D格闘ゲームエンジンを用いてAIスイッチを入れた状態でCPU同士を戦わせる「MUGEN大会動画」に該当するかと思います。
4人1チーム形式のランダムセレクトバトルですが、大きな特徴は「最初に各キャラクターは各人一つ、何らかのアイテムを所持しており、そのアイテムで攻撃力や防御力、体力が変動する」という点と、「チーム決めパートと本戦パートの二部形式である」という点。
先鋒・次鋒・副将・大将のいわゆる登場順とメンバーを最初にランダムセレクト試合で決め、その決まったチームの4対4で本戦をこれまたランダムセレクトで決まったカードで戦う。
そして、勝者側のチームは敗者側のチームのメンバーのアイテムをひとつ、奪うことができる…大まかに説明するとこんな塩梅のルールです。
投稿者がメジャーどころのキャラクターや他の参加者と共通項が見いだせやすいような選出をしているのも特徴の一つ。そのため、すべてを運に委ねたようなチーム作りにもかかわらず、個性的かつコンセプトが不思議とまとまったチームがいくつも誕生します。
いくつもの戦いを経て結ばれたチームです、どこか一つは応援したくなるようなところが出てくること間違いなしかと。
また、アイテムは「風」「アイスソード」などの普通な響きのものから「レオタード」「スク水」「ニーソックス」などちょっとムフフなものまで多岐にわたります。…このムフフなアイテム群とアイテム譲渡のランダムセレクトが、あるとんでもない事故を巻き起こすのですが、それは本戦の終盤で刮目されたし。
MUGENのAI対戦型大会動画全般に言えることですが、大会自体が長期化していくとどのグループやチームにも愛着がわき、またキャラクター個人個人に視聴者側から勝手にドラマや個性を見出していくという現象が起こります。
この動画シリーズはその現象に加えて、まるで新手のゲーム画面のような、気合の入った画面レイアウトでより一層動画独自の雰囲気に没入しやすいのも特徴です。
いくつかの決して潤沢でない燃料から、キャラクター間の関係性や会話を妄想するのが好きな人に特におすすめなシリーズ作品です。
■さいごに
今回は絞りに絞って(というより単に私のnoteを書く体力の問題で)2作品の紹介になりました。
動画の概要欄を見ていただければおわかりになるかと思いますがどちらも10年近く前の作品です。この記事にたどり着いた方がもしいらしたとして、そして尚且つ、10年前とかニコニコ観てねえよという方がいらっしゃれば、これを機に様々なカテゴリーの動画に興味を持つきっかけにしていただけましたら幸いです。
是非外出を控えている中でこの記事を思い出していただけましたらと思います。
そして外に出なければいけない時。帰ってきたら手洗いうがいはしっかり行ってください。