【第3回WS〜起こす「コト」を決めるまでの経過観察🐟②】
経過観察の第2弾!
足どり④「ひらがな」のやさしさを調べる
まず、日常でひらがなが使われているシチュエーションを探してみました。
ひらがなが使われるとき
①私の書く文章の中で
やさしさラボエントリー時の文章を、記号に変換して表してみました。
※「やさしさ」→「優しさ」、「指導する立場のとき」→「指導する立場の時」など、無理やりでも漢字に変換できるところは変換後に記号化しています。
漢字→●
カタカナ→◇
ひらがな→◯
「●◯◯◯●◯◯●●◯」
●◯●◯◯◇◇◯◇◇◇◇◇◯●◯◯◯●◯●◯◯◯●◯◯◯◯◯◯●◯◯◯●◯◯●◯◯◯◯●◯◯◯◯◯◯
●◯◯◯●●◯●●●●◯●◯◯◇◇◇◇◇◇◇◇◯●◯◯◯◯◯◯●◯●◯●◯◯◯◯●●●●◯●◯◯◯◯●◯◯◯◯◯●●◯◯◯◯◯●◯◯◯◯◯◯◯◯●◯●●●◯◇◇◇◇◇◯●◯◯◯●◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯●◯●◯◯◇◇◇◇◇◇◇◇◯●◯◯◯◯◯●●◯◯◯●◯●◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯●●◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯●◯◯◯●◯◯◯●◯◯◯●◯◯◯◇◇◇◇◇◯◯◯◇◇●◯◯◯◯◯◯◯◯◯
●◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯●●◯◯●◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
●◯●●◯◯●◯◯◯●●◯●●◯◯●◯◯◯◯◯◯◯◯●◯◯◯◯●◯◯◯◯◯◯●◯●●●●●◯●◯◯◯◯●●◯◯●◯◯◯◯◯
◯●◯◯◯◯◯●◯◯◯●◯◯◯●●◯●●◯●◯●●◯◯●●◯●◯●◯◯●◯◯◯◯◯●◯◯◯●◯◯◯◯◯◯◯◯◯●◯◯◯◯●◯●●◯◯◯◯◯◯●◯◯◯◯●●◯◯◯◯◯●◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
●●◯●◯◯◯◯●●◯●●◯◯◯●◯◯◯◯◯●◯●◯◯◯◯●◯◯◯●◯◯◯◯◯◯◯◯◯●◯◯●◯◯◯◯●◯◯◯◯◯◯
元の内容はプライベートなものなのでここではお見せできず〜。太鼓の達人みたいになってしまいました。ドコドコ
思ったこと
・できるだけ漢字に置き換えても、私の文章にひらがなってこんなに多いのか!😲
・画面が真っ黒になるのを避けるためにひらがな多めの文章を使っている、という理由もある。
・この時の私の文章は、漢字熟語の使用頻度が少ない。単に「漢字に変換していない」という話ではなくて、言い回しの問題のようだ。
・これからまとまった文章を画面上で見る時、目を細めて見て、ひらがなの使用頻度に注目してみたい。
②TwitterやLINEのアカウント名をひらがなにする
オフィスアワーで話したときにも、「あっ、私もLINEの名前ひらがなにしてる〜」という声がありました。
③選挙ポスター
候補者の多くは、名前をひらがな表記にしますよね。
『「ひらがな」「カタカナ」で好感度アップ?!』によると、
・(投票時に)“有権者”という「ユーザー」が難解な漢字を書かなくて済むための「ユーザー・フレンドリー」な配慮
・候補者”という「サプライ・サイド」の事情からくるもの
・ダイレクトに音声情報と繋がる“ひらがな”で候補者名を申請した方が、票につながりやすい
④校正での「ひらく」「とじる」
校正用語で、漢字をひらがなに変えることを「ひらく」と言います。
逆は、「とじる」。
〜して頂く→〜していただく
何故→なぜ
〜の様な→〜のような
ひらく漢字には一定のルールがあります。
その一部をご紹介すると、
「形容名詞はひらく」
例)〜する事→〜すること
〜する時→〜するとき
「副詞はひらく」
例)極めて→きわめて
更に→さらに
⑤それ以外の、任意のひらがな化
例)・当たり前→あたりまえ、
・(メールの冒頭で)加藤様→加藤さま とかもこの例かな…?
「年配の方は「さま」とひらがなを使うのは嫌う事があるからやめた方がいいよ」と友人に言われたことがあるけれど、本当だろうか…?
ひらがなのやさしさ考察
①〜⑤まであげたものを見てみて、ひらがなのやさしさって何だろう?と考えました。
・デジタル上(LINEの文面など)では、見た目の「リズム」が大切。ひらがなが多めだと、パッと見た時の密度も小さいので、やわらかい印象にはなる。
・読み方に迷わないから、分かりやすい。→印象に残りやすくもなる
例)ひらがな新聞
留学生が周りに多い環境で育ち、小学生の頃から親しみがありました。ひらがなにすることで、読めるようになる人がいるんだ!と思いました。また、漢字を練習中の私でも読めて、とても嬉しかった覚えがあります。でも、漢字を読み慣れている人にとっては、読みにくい。
・見た目の丸み(形とイメージの関係性)→やさしく、親しみやすい印象。
🐟< 私(さくら)は、なんてユーザーフレンドリーな名前なんだろう!笑
・可能性(選択肢)を増やす。解釈の余地を増やす。その分、誤解も増える。
例)桜田門駅→さくらだもん駅(さくらだもん★?)
まとめ
単に漢字をひらがなに変換しているから良いとか、やさしくなるというわけではない。
でも、ひらがなのリズムを考えている人は、読み手への配慮が行き届いていることが多いな〜と思います。
足どり⑤クッション言葉のやさしさを調べる
クッション言葉とは、伝えたい本題に入る前に一言添えて気遣いを示す言葉のことです。人に「お願い」したり「反論」したりするときなどに使います。
例えば、就職活動の話をLINEで後輩としていたとき。「差し支えなければ、先輩が参加したインターン先を教えていただけますか?」と聞かれました。なんて思いやりのある聞き方なんだろう〜!と感動しました。
そのほかには、依頼するとき「恐れ入りますが〜」や、聞きたいことがあるときに「お忙しいところすみません、〜」と一言いれるだけで、スムーズに話が進むことがあります。
想像しても、相手の状況は分からないことがある。特に文面でのやりとりでは相手の顔が見えない…そんなときに使える「クッション言葉」は、文面でのやりとりにおける、やさしさの王様と言っても過言ではないと思いました。上手に使えるようになりたい…
しかし、弱点を見つけてしまいました。
メールだと使いやすいけど、LINEやmessengerなどのチャットだと使いにくい?
メールだったら、予定が合わずお誘いをお断りするとき「残念ですが、〜」とか言いやすいけれど、チャットのような短文でスピード感のあるコミュニケーションだと、クッション言葉は使いづらいでことも。私はLINEだったら、「行けないや〜…」と打ってから、「ごめんね😭」スタンプを押したりして、補足している気がします。
「ひらがな」と「クッション言葉」というやさしさアイテムを手に入れた💡
次回の記事で、ついに私が起こしたい「コト」を発表します🐶
つづく