見出し画像

「やさしさ」を定義するのは誰?

やさしさラボで考えたことのひとつが、「やさしさの成立の難しさ」だ。アクションがやさしかったかそうでなかったかを定義するのは、やさしさを「施された方(ほう)」なのだ。
つまり、相手の反応がなければ、それがやさしさとして機能したかどうかは、分からない。

「自分のやっていることが、誰かを傷つけているかもしれない、そこにどう立ち向かっているか?」という質問に対して、上田さんが「傷ついたと言ってもらえる場づくりを心がけている」とお話されていたことが印象的だった。
やさしさは、相手によって定義される。けれど、相手をどれだけ想像して施したことでも、「ずれたやさしさ」になりうる。やさしさの施し方を考えることと同時に、受け取った感想を言いやすい環境づくりもしたいと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?