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はじめての断髪!!女子高生の大変身

(この話は、9割私の実体験です。身バレを防ぐために、固有名詞は加工していて、一部フィクションを含みます。ご了承ください。)

1.高2の冬、突然思い立ちました……

私のはじめての断髪は、高校2年生の冬でした。冬って寒いですし、断髪には不向きですよね。ましてや、当時私が住んでいた所は、雪がかなり積もるような地域でした。

しかも、高校時代に私が在籍していたのは、吹奏楽部。ゴリゴリの文化系で、いわゆる、「大会で気合を入れるために、怖い先輩や監督に命令されて」などの理由とは無縁の部活です。

では、なぜ、突然断髪をしようと思ったのでしょうか?

当時の私は、進学校に通っていたのですが、成績が伸び悩んでいました。また、クラスや部活内での人間関係もいまいちパッとせず、モヤモヤを抱えていました。

ですので、当時の日記には、「現状を変えたい!!」ということがとにかく書かれていて。「そのためには、なにかを大きく変えなければ!!」と必死に考えていました。

いろいろ考えた結果、「髪を短くしよう!見た目をとにかくイメチェンしよう!」という結論に至ったんだと思います。

2.自宅から一番近い床屋さんに突撃……

当時から、こうと決めたら、即実行という性格だったので、私は「とにかくすぐ切りたい!」と思いました。

そこで、「家から、一番近い所でいいや!」と考え、自宅から、歩いて約100メートルほどの距離にある床屋さんに行くことを決めました。

面倒だったので、家族の誰にも、どこに出かけるとは言わずに……。

その床屋さんの名前は、バーバー・エミ。恵美子さんという名前の50代くらいのおばさんが一人で切り盛りしていて、大きな椅子が1台あるだけのお店でした。

バーバー・エミは、入口のドアが全面ガラス戸で、その隣に大きな窓ガラスがあって、道路を歩いている人から、お客さんがいるかどうかや、そのお客さんがどんな人なのかがはっきり見えるような作りになっていました。

私の知る限り、メインの客層は40~70、80代の男性という感じ。ですので、突然、17歳の女子高生がお店にきて、そのおばさんも内心驚いたかもしれません。

私自身、バーバー・エミに来店するのは実ははじめてで、正直、とても緊張していたと思います。

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