見出し画像

Pocochaにおける「生き金と死に金」

大阪商人に古くから伝わる言葉です。お爺ちゃんから何度も聞いたことがあります。お金は使い方によって大きく変わりますよ、と言う意味です。

Pocochaでも同じことが言えます。まずは「死に金」から。
一番わかりやすいのは、「おやチケ」でアイテムを使うパターンです。
「おやチケ」とはおやすみチケットの略。その日はランクメーター変動ありませんよ、という有給休暇みたいなものです。
本来は配信されませんが、色んな事情で「おやチケ配信」されることがあります。
その場合、ライバーは「おやチケ中!アイテム禁止❌」とか見やすい場所に貼られています。
それでもあえてアイテムを使うリスナーがいます。そんなリスナーの理由として「自分は投げたい時にだけ投げる」「どうしても今、コアを取りたい」「誰にも迷惑かけないからいいだろう」とかさまざま。

でもこれが大きな誤りなのです。ライバーが「アイテムを投げないで」と宣言しているのですから。それを無視するのはルール違反でイエローカード。2回すればレッドカードでブロックされても文句は言えません。
枠のルールを乱すのを自由にさせると「何をしてもいいんだ」と思われて無法地帯になります(度の過ぎたディスリ、ネガティブ発言、ピンクコメント、エロタグなど数えきれません)。

おやチケ中はいくらアイテムを投げても応援ポイントに反映されません。だから投げるのなら通常配信で、が基本中の基本です。たとえプレミアムチケットでもね。
日々メーターと戦っているライバーとしたら、たとえ「ハート1個(1コイン)」でも欲しいのですから。
これが月初のおやチケ配信で「花火(1080)」だったらいかにもったいないかお分かりでしょ。
投げた本人は「コア1番乗り!わーい」でしょうが、応援どころか迷惑行為でしかありません。

「生き金」とはとても効果的なアイテムの使い方です。
「ナイテム」とか言われる苦しい時の花火🎇とか象徴的ですね。
それだけではありません。その後の「追いアイテム」もです。たとえハート1個でも枠にいるリスナーが全力で追ってくれると雰囲気が一気に盛り上がります。
1コインや5コインで追ってくれたら大きいアイテムを投げたリスナーは「1人でメーターを追ってるんじゃない」と、とても勇気づけられます。
「大人の追いハート」と呼ばれる「しゅわしゅわハート(111)」で追ってくれたら感動です。
それにこの一連のアイテムラッシュが起爆剤になってナイテムが続くこともあります。

ハートはいつ投げても応援ポイントは同じですが(注1)、使い方によっては雰囲気がとても盛り上がるのです。
将棋に例えると一番弱い駒の「歩」が裏返って「ときん」(金と同じ)になるようなものかな。

Pocochaは多くのリスナーが参加することを前提に作られた配信アプリです。
応援ポイントを算出するロジックもそのように構成されてると公表されています(注2)。
なので枠にいるリスナーがハート1個でも、状況に応じて使ってくれたらと思ってます。
───────────────────
(注1) Pococha公式「困ったときは」より抜粋。
「一定のコイン数以上のアイテムを使用した後に、ハートアイテムを一定時間使用したり、コメントをしたりすることによって、普段よりもその間の応援ポイントの倍率が高くなるような仕様はありません」

(注2) Pococha公式「困ったときは」より抜粋。
「枠が盛り上がるようにし、コミュニケーションの多い配信が続けられていれば、応援ポイントも必然的に上がるようにチューニングを行っているということです」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?