支え

長年使っていた、お手製のホームページのドメインが切れるとお知らせが入った。
更新手続きをするかいったん棚上げしてるうちに期限が切れてしまった。
ホームページが開けなくなってしまった。

棚上げした背景には、「毎年自動更新されてるのに、なんで今年は手動での手続き？これはなにかタイミングってこと？なにかのサイン？だとしたらどんな風に進む？」そんな風に探ってるうちに、。

でも最終的には、更新手続きのための手数料（約３万円）を支払って継続することにした。
をい。大切なお金をそんな風に自分の決断力の遅さで使ってしまった事がとても悔やまれる。

けど今の私には、新しいホームページづくりに時間と体力と気力を割くリソースは無かった。

最新のホームページ界隈の技術含め時代の空気を感じて自分の中に生まれる創作を形にしていく過程を踏みたいところなのにその余裕がなかった。

専門の方にお願いする？ピカピカにアップデート？
いや、今のＨＰは形としては古いけど、初期の頃の私の熱量やお客様の声が詰まっている。

目新しい仕掛けもないけど逆に今にはない作りが簡素で居心地よいのょ、そうなのょ、と気持ちが「継続」に向いた。

当時訳が分からないなりに、「1人で簡単！ワードプレスでホームページ！」みたいな本を片手にどこをどういじったか自分でも再現は難しいほどに奇跡的な偶然で無事にドメインとサーバーを取得し作成していった、文字を打ち込んでいった、あの期待と希望に満ち満ちに溢れた頃の創作物、

それを今、消したくない、消せない、と思った。

育児と仕事の両立チャレンジは想像以上に大変。
もうしばらく、過去のわたしに支えててもらおう。

なによりお客様の声が消えなくてよかった。
昔頂いたお手紙のように、たまに見返しては力を頂いてる。

ちょうど7年前だって！
おさななじみがLINEで教えてくれた。