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〈七聖召喚〉水共鳴荒瀧一斗のデッキ紹介(ver3.6)

◉はじめに

こういった記事を書くこと自体、私自身はじめてで(大会の実績なども何もありませんが)ver3.6アプデ後に開催された大会で実績を残したデッキタイプである水共鳴型の荒瀧一斗デッキについて私なりに研究してみたので皆さんにご紹介できればと思います。

◉水共鳴一斗とは

水共鳴一斗とは、「モナ」や「バーバラ」、「純水精霊・ローデシア (以下、ローデシア)」といった水元素キャラ2人と「荒瀧一斗」を組み合わせたデッキの総称です。

水キャラが生み出す水の召喚物や元素スキルなどで相手に強制的に水元素をつけて体力をチクチクと削った後、「狼の末路」を装備した「荒瀧一斗」で相手を殲滅していくのが主な戦い方となります。

「元素共鳴・治療の水」や料理による回復に加え、「虚影(モナの元素スキル)」「丑雄(荒瀧元素スキル)」によるダメージカットなどによる持久性能と、「荒瀧一斗」による高い殲滅力を兼ね備えている点が強みだと言えます。

◉サンプルレシピ

⇧4/19現在、私が使用しているリスト。
(バーバラを他の水キャラrに変更したとしても、私なら出撃デッキの中身は変更しないかな…)

ここで少し出撃チームに入れるキャラカードの話を。
「モナ」の元素スキルによる水元素の2回付着とクイックチェンジ(以下、クイチェン)→荒瀧元素スキルなどといった動きが強力でこの2人である程度動きが完成されているため、「モナ」「荒瀧一斗」は確定枠。
残り1枠は自由枠水元素なら誰でもOK。(以下に候補をいくつか挙げておきます)

  • 「ローデシア」・・・水元素の圧倒的な付着量と元素爆発の火力を併せ持ち、「荒瀧一斗」で殲滅できる体力6以下のラインに相手を押し込みやすいため、個人的なオススメのキャラ。(ただし、水ダイス要求量は多いためダイス事故が怖い)

  • 「バーバラ」・・・元素爆発の回復効果が非常に強力で、元素スキルで相手に水元素をつけることができるものの、自身にもラウンド終了時に水元素を付着するため、うまく使わなければ相手に利用されてしまうため扱いが非常に難しいといった点が挙げられる。海外ではバーバラを採用した構築が結果を残していることに加え、キャラ被り禁止の大会などにおいて感電メイデン(ミラーメイデン/フィッシュル/ローデシア)と合わせて強力なデッキを組むことができることも利点の一つ。

  • 「ミラーメイデン」・・・元素スキルで即座に水元素を相手に付けることができることに加え、高火力の元素爆発が2チャージであるため単騎性能が高いことが魅力。ただし耐久性能は上記2キャラに比べて劣るため、回復リソースの使い方が重要となる。(1ラウンド目に相手がキャラチェンせず、自身の手札に「元素共鳴:交錯の水」が1枚ある場合、元素スキル+通常+元素爆発で11点を出して即座に倒すことができる。)

◉カード解説

【狼の末路】×2

体力6以下の相手に対して滅法強い。このカードを装備できるか否かで勝敗が分かれることもあるのでなるべく引いて「荒瀧一斗」に装備させたい。

【将師の兜(通称:千岩聖遺物)】×2

※感電などによる貫通ダメージからは守ることができない点には注意。

「幸運の冠」とよく比較されるカード。装備した次のターンから最大体力を実質12に引き上げることができる。クイチェンで荒瀧の怪力スタックを貯めていきたいため、基本は荒瀧(最優先)やモナに装備させることが多い。

【璃月港口】×2

序盤~中盤に設置したい最強ドローソース。手札のリソースを補充しつつ「狼の末路」や後述の「俺様はまだ負けちゃいねぇ!」などを探しにいくことができるため積極的に設置していきたい。

【騎士団図書館】×1

ダイス事故を少しでも軽減したいがために採用した事故ケア要員。「荒瀧一斗」も意外と岩ダイスを要求するため、「乾坤一擲」ではなく一度設置すればずっと仕事をする「騎士団図書館」を採用。

【パイモン(通称:クソデカパイモン)】×2

万能ダイスを作ってくれる優秀なカード。これで多少はダイスが事故っても耐えられるかも…?
※「鳴神大社」はダイスロール終了後にランダムな色のダイスを作るため、前述の「騎士団図書館」と相性があまり良くない。そのため、クソデカパイモンを採用している。

【立本】×2

ドローもできて万能ダイスも作れる七聖召喚において最強のカードといっても過言ではないカード。このカードが入らないデッキはまずないレベルに強いので入れましょう。

【元素共鳴:交錯の水】・【元素共鳴:治療の水】各2枚ずつ計4枚

0コストで1ダイス作れるから多少のダイス事故とか2ダイスのときに爆発打ったり、立本の効果を起動させるために使ったりと万能なカード。
治療の水も単純に2回復としても、横ダメージ回復としても強いカード。

【最高の仲間!(通称:パイモン)】×2

ダイス事故しても大体どうにかしてくれるカード。いろんな場面で使えるので2枚採用。

【シフト交代の時間】×2

※手札が溢れそうなときにラウンド終了前に打っておくと、
次ラウンドまで効果が持続するので意外と便利。

重撃はダイスの数が偶数のときに発動可能という仕様があるため、ターン開始時にモナからクイチェンしても即座に重撃を打つことができるようにしてくれるカード。後述の「お任せください」と併用しても同じ動きを再現可能なので2枚。

【権謀術数】×1

即座に必要パーツを探しに行くことができる強力なドローソース。(この枠は自由枠だと思っています)

【俺様はまだ負けちゃいねぇ!】×2

終盤に高確率で欲しくなる一発逆転を狙えるカード。
わざと「荒瀧」以外のキャラを倒させてから一気に攻めに転じることができるので2枚採用。

【お任せください!】×2

※手札が溢れそうなときにラウンド終了前に打っておくと、
次ラウンドまで効果が持続するので意外と便利。

もう1人の水キャラから荒瀧やモナにクイチェンしたい場面で使う。
よく比較されるカードとして、「キャサリン」が挙げられるが、「キャサリン」は強制的にクイチェンが発動するため、相手にわざとターンを渡したいときに使いにくいため、今回は「お任せください」を採用。

【白亜の術】×1

ローデシア型の場合は荒瀧の爆発も打ちたい上に、あわよくばローデシアの爆発も打ちたいため、積極的に使いたいカードではないが、荒瀧のチャージを一気に溜めて爆発を打つことができるため1枚採用している。

【仙跳牆】×1

荒瀧の爆発やローデシアの爆発の火力を底上げできる料理。
水元素が付着している体力10の相手(シールド等無し)に対して、荒瀧一斗(狼の末路装備+仙跳牆使用)の爆発を打てば結晶反応が起こって丁度10点出るようになるという裏技もある。

【ハスの花パイ(通称:ハスパイ)】×2

1回だけダメージカットができるカード。シンプルに強いが故に使いどころが非常に難しい。

【キノコピザ】×2

ラグはあるもののトータルで3回復できる料理。この枠に関しては「モンド風ハッシュドポテト」との2択。(相手の末路やリーサル打点から瞬時に逃れられるという点では「モンド風ハッシュドポテト」に軍配が上がる。)

◉不採用カード

【西風大聖堂】(不採用カードだが、2枚採用を検討する価値あり)

「モナ」や「荒瀧一斗」で耐久する動きをとる際に回復までおまけにしてくれる強力なカード。ミラー対面(相手も水共鳴一斗の場合)はこの回復が非常に優秀。
今回は超電導や激化といった試合が短時間で進む相手に対するカウンターとして「俺様はまだ負けちゃいねぇ!」を採用したが、ロングゲームを考えるならば「俺様はまだ負けちゃいねぇ!」2枚を「西風大聖堂」に差し替えるべきだと考えられる。

【博徒のピアス】(不採用カードだが、採用を検討する余地あり)

「荒瀧一斗」の乱神の怪力が2以上のときに重撃で相手を倒すとダイスが2個返ってくるのでもう1回行動することができるようになる。シンプルに強く、相手を殲滅する能力に長けているけれど、なくても勝つことはできるので今回は不採用。

【マル】

序盤に設置することができれば以降の「璃月港口」や「西風大聖堂」、「望舒旅館」、「騎士団図書館」、「鳴神大社」を0ダイスで使用できるため非常に強力なカード。しかし、水共鳴一斗はマリガンで欲しいカードが比較的他のデッキよりも多く、「マル」もマリガンのキープ対象に加えると欲しいカードを手札に揃えることが困難になる。また、「マル」を採用する場合前述の5種類のカードを可能な限り採用することが多い。そのため他に採用したいカードの枠との兼合いから、今回は不採用とした。

【鳴神大社】

実質1ダイスで設置可能で、「マル」と組み合わせると1ダイス増えるという夢のような効果をもち、重撃(通常攻撃)を「荒瀧一斗」で比較的多く使用するため噛合っているように感じられるカード。しかし、「荒瀧一斗」以外は通常攻撃を一切といっていいほど使わない(荒瀧も攻めに転じる場面以外は基本的に元素スキルを使う)ことや、今回採用している「騎士団図書館」との相性があまり良くないことから、今回は不採用とした。(「鳴神大社」を採用する場合は、「騎士団図書館」を「乾坤一擲」に変更すると良いだろう)

【送ってあげよ~!】

相手の動きを的確に阻害できる万能除去カード。入れられるなら入れたいが、枠がない。以上。(うまく言葉にできていないのが悔しい…)

◉基本的なムーブ

マリガン

  • ドローソース(璃月港口or立本)

  • ダイス事故ケア要員(最高の仲間!or騎士団図書館)

  • ランプカード(立本orクソデカパイモン)

  • 上記いずれかが揃っていてキープしたいカード(千岩聖遺物and狼の末路)

初動(ローデシア型の場合)

「ローデシア」5ダイス元素スキル
 ↓
璃月港口や立本、クソデカパイモンを設置してターン終了
(※相手が初動から元素反応を狙ってくる場合(激化や超電導)かつ、自分が後攻なら、モナ元素スキルから動くこともある)

序盤~中盤

基本は「ローデシア」の元素スキルで戦う。
(このあたりで荒瀧(やモナ)に千岩・末路を装備できるとよいが、荒瀧に千岩が優先。)
 ↓
「荒瀧一斗」になるべく元素を付着させないように、「モナ」と「荒瀧一斗」の体力水準をなるべく高く保つように心掛けながら、「モナ」や「お任せください!」を駆使して適宜「荒瀧一斗」にチェンジして元素スキルを打って怪力スタックを貯めていく。

終盤

(相手の体力水準が低く1ターンで決着がつけられそうなら、荒瀧の聖遺物を「博徒のピアス」に付替える)
 ↓
末路を装備した荒瀧の元素スキル、重撃、元素爆発で相手を殲滅する。(相手のカウンター攻撃を防ぐためにも打点計算を怠らず、適宜「ハスの花パイ」を食べたり、キャラチェンすること)

◉おわりに

各対面の立ち回りなどを記すべきだとも思いましたが、今回は水共鳴一斗のデッキの全体像について知っていただきたかったため、詳細な立ち回り等は割愛させていただきました。(正直なところ私自身も水共鳴一斗のことを完全に理解できているわけではないというところもありますし….)

実際に水共鳴一斗を触ってみてこれは違うだろ、とかもっとこうしたらいいんじゃない?とかあれば、私のTwitterに遠慮なくご連絡ください(連絡なくてもいいです)。
また、この記事に載せているデッキレシピは結論構築などではなく、あくまでも一例に過ぎないということをご留意いただきたく存じます。

まだ水共鳴一斗を組んでいない方は、これを機に是非組んで遊んでみてください!
ここまでの長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
気が向いたらまた新たなデッキの記事を書いたりするかもしれません。
それではよき七聖召喚ライフを!

更新履歴

複数枚の不採用カードの追加 23/04/19