ぱんちゃん

とある心理カウンセラーの動画で見たんだけど、人と本音で話す練習として、まずはぬいぐるみ相手に話してみるのが良いらしい。

ぬいぐるみ相手に話せないことが他人に話せるわけない。
なるほど、それはもっともだ。

というわけで、というか、言われるまでもなく以前からぬいぐるみを連れて歩いている。

ぱんちゃんである。
パンダのぬいぐるみなので、ぱんちゃん。

自宅の棚に飾っているのも含めて、全部で3体所持している。
ちょっとした外出や出張先にも密かについてきてもらっている。
もちろん一緒に寝るし、布団を被せるのも忘れないのである。
大福みたいな顔の形と能天気な笑顔が実に愛らしい。

連れ歩いてはいるものの、相変わらず本音を話すことはできていない。
つまり、ぱんちゃんの連れ歩きは対人スキルを上げる練習には全く役に立っていない。
完全に趣味である。

先日、外出先でぱんちゃんと記念撮影をしているところを、地元の学生にじろじろと見られていたような気がする。
全く問題ないぜ。
完全に趣味なのだから。


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