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真夏も涼しい! 小海町でたっぷり川遊び
8月11日に「こうみ・さくほを楽しむイベント」第二弾として、小海町を流れる相木川での川遊びをしました。
集合場所の小海小学校裏に着くと、タイヤチューブの浮き輪をたくさん用意してくださっている皆さんが。この時点で、もうワクワクです!
まずはライフジャケットを正しく身につけるこの日集まったのは、小海町と佐久穂町の10家族ほど。ガイドをしてくださったのは、小海町で活動するNPO法人じろ倶楽部の方々で
山菜を採る・食べる〜八千穂高原の春を楽しんできました
詳しいガイドさんと共に地域の自然の楽しみを知るイベントが、今年もスタートしました。
第一弾は昨年と同じく山菜採りです。すっかり雪が溶け、リフトも片付けられた八千穂高原スキー場で、旬の”こごみ”を収穫してきました。
今年も山菜エキスパートがガイド今年は定員オーバーするほどの申し込みがあり、9組のご家族が参加しました(その内の4組はこの春から佐久穂町や佐久市に暮らし始めたばかりだそう。ようこそ!)
さくほ通信club2023年の活動の振り返り
気がつけば2024年に入って既に2ヶ月以上が経っていますが、春を迎える前に、昨年のさくほ通信clubを振り返っておきます。
2021年に発足したさくほ通信club。最初の2年間は「メンバーの情報発信力を高める」こと、その結果として佐久穂町の情報が様々なかたちで発信されることを目指していました。
そんな2年間を振り返り、2023年は「自分たちがこの町を楽しむ」「この町でのよりよい暮らし方を考えてい
記憶にのこしたい町のお店・お宿〜「海瀬館」編〜
千曲川のほとり、歩行者専用の栄海橋(よしみばし)のたもとに立つ海瀬館は、2023年に旅館としての歴史を終えた。最後の女将を務めた土屋伸子さんにお願いし、いまだ宿泊客のざわめきが聞こえてくるような館内を撮影させていただいた。
1階(玄関、応接室、食堂、洗面台、客室)立派な柱に支えられた軒をくぐって玄関に入ると、数々の動物の剥製たちが目に飛び込んでくる。かつては剥製の売り買いが盛んで、これらも昭和の
記憶にのこしたい町のお店・お宿〜「森田屋」編〜
町で唯一の文房具屋さん……と思いきや、店内には洗剤や手芸用品などの日用品も取り揃え、夏は店先に色とりどりの花火が賑やかに並ぶ「森田屋」。
東町商店街の真ん中にあるこのお店には、長年の常連さんからお小遣いで駄菓子を買う小さい子まで、老若男女がやってくる。それをいつも笑顔で迎えてきたのが、輿水洋子さんだ。
その洋子さんと、勤めていた会社を定年退職後に経営に合流したご主人が、このたび引退される。祖父
記憶にのこしたい町のお店・お宿〜「市川屋」編〜
国道141号を佐久市方面から小海町方面に向かって進む途中の八十巌橋の手前、千曲川の向こうに、庭木が立派に生い茂る大きな日本家屋が見える。昨年8月に創業から120年の歴史を閉じた日本料理店「市川屋」だ。
4代目の主人である市川信(まこと)さんと共にお店を切り盛りしてきた市川好子さんに、これまでの歩みと今の思いをうかがった。
群馬から来た曾祖母がうどん屋を開業市川屋が今の場所で営業するようになった
山遊びの達人と過ごした秋の1日
八千穂レイクの周りで蝶を探した先月に続き、10月も八千穂高原へ!
今回は、栗やクルミを拾いながら山の中を歩き、お昼には秋の恵みをたっぷりいただきました。
山と地域とともにある島﨑夫妻八千穂高原の森の入口にある山小屋で私たちを迎えてくれたのは、島﨑和友さん・規子さんご夫妻です。
和友さんは、町の広大な森林を整備している南佐久北部森林組合の代表理事専務をされています。以前さくほ通信clubのイン
蝶に会いに八千穂高原へ
さくほ通信clubによる佐久穂の自然を楽しむ活動、9月は八千穂高原にあるため池「八千穂レイク」周辺で蝶を探しました。
子どもと一緒に虫捕り名人に今回のガイド役は、佐久穂町と隣接する佐久市の田口地区で育ち、現在は長野市にお住まいの井出新吾さんです。息子さんが虫、なかでもチョウ類に深く興味を抱いたことがきっかけで、親子で虫捕りを楽しむようになったそうです。
日本には約250種類の蝶がいて、そのうち
魚と川のプロに学ぶ釣りの楽しみ
さくほ通信clubによる佐久穂の自然を楽しむ活動、8月は釣り体験教室を開催しました。
海はなくとも魚が美味しい佐久穂町「海なし県」の長野にありながら、佐久穂町では魚が身近です。
町の真ん中には千曲川が通り、その支流である大石川や抜井川を上っていけば、豊かな自然のなかで渓流釣りを楽しむ人たちがいます。
八千穂高原の麓の八千穂漁業では、長野のブランド魚「信州サーモン」に「信州大王イワナ」をはじめ
初参加! 4年ぶり開催の伝統のお祭り
京都だけじゃない「祇園祭」7月28日、29日の2日間、佐久穂町の中の高野町というエリアで「祇園祭」が開催されました。
この町に越してきたとき、商店街である我が家の前の通りは、祇園祭で大いに賑わうのだ、と教えてもらいました。「祇園祭って、京都だけじゃないんだ…」と驚いたことを思い出します。
調べてみると、祇園祭は京都・八坂神社のご祭神であるスサノオノミコトを祀る神社の例祭として、全国各地で行われ
採って食べて、タケノコの楽しみを知る
2023年のさくほ通信club、5月の山菜採りに続き、7月初旬にタケノコ狩りを楽しんできました。
いっぱいもらって困っちゃうモノ?「ご近所から旬のものを大量にいただく」というのは"里山の暮らしあるある"のひとつです。タケノコも、同時期にたくさんもらって「わ、どうしよう…」となることが、あったりなかったり……。
でも、恐れることなかれ。佐久穂町のあたりで収穫されるのは「淡竹(はちく)」という細長
山菜採りデビュー! 今年は佐久穂町を楽しみ尽くします
2023年度の「さくほ通信club」が始動しました。
この活動がスタートしたのは2021年。
今は他の場所で暮らす町出身の方や、移住先として町に興味を持ってくださる方などに、「今の佐久穂町」を伝えたい。そのために、町での日常や自身の商い、活動について発信したい人が集まり、互いに学びながら情報発信していこう、というのが最初の目的でした。
2年間やって、情報発信のネタ作りに…とやってきた「大人の社
さくほ通信club2022年の活動の振り返り
こんにちは。さくほ通信clubのやつづかです。
前回の投稿からほぼ1年が経ってしまいましたが、その間も、さくほ通信clubでは様々な活動をしてきました。忘れないうちに、昨年の活動を振り返りたいと思います。
継続メンバー・新メンバーで活動開始2022年6月、前年から継続してくださる方、新たに参加してくださった方、合わせて21名でキックオフをしました。
新規の方と、希望される継続メンバーの方には
佐久穂町の2022年〜「ちいろばの杜」園長・内保亘さんインタビュー
3年で潰れるかと思っていた園が、10周年を迎えた-- わたにぃにとって、2022年の町のニュースは?
なんでしょう? やっぱり、10周年ですよね。「ちいろば」ができて10年経ちました。
-- 長かったですか? 短かったですか?
色々あったので、とても10年という枠に収まらないような、そんな感じですよね。もっと長くやってたような気がします。
-- ちいろばを立ち上げるとき、町の人は「森のよう
佐久穂町の2022年〜中間教室指導教員・小田良男さんインタビュー
小中学生が通う「中間教室」がスタート-- 小田先生にとって、2022年の町のニュースは?
私は今、不登校の子の相手を仕事にしていまして、それが今年から「中間教室」という形になったことが一番のニュースですね。
-- 今年始まったのですか?
実態としては去年も一昨年も同様のことをやっていたのですが、今年になって正式な中間教室ということになりました。旧佐久町中央小学校の跡地にある「こどもセンター」
森林エキスパートに聞いた 意外と知らなかった林業のせかい
〈海があるけど山がない千葉県〉から〈山があるけど海がない長野県〉に移住して3年目の主婦です。毎日山に囲まれていたら林業のことが気になり始め、森林エキスパートにお話を伺う機会をいただきました。
タイトルで「世界」を「せかい」としたのは、ちょっと難しそうな林業について易しく書いてみたい、知らざれる林業ワールドを覗き見するワクワクを伝えたいという思いからです。お読みくださった皆様が「林業」や「森林