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【サービス業とサービス精神】

田舎と都会の一番の違い
それは人の数かと。

例えば、例えばの話で、
窓拭き
というサービスで事業を始めたいと思ったとき、人数多い都会であれば利用する人もいる可能性高く、「業」として成り立つ可能性も高まるわけで。

窓拭きやります!というサービスを売ったとしても、ひと月に利用するのは一体何人か??というレベルの田舎ではそれを「業」とするのはリスクしかなく成り立たないので、窓拭き屋さんは生まれることもなく、
するとどうなるかと言うと皆自力で窓を拭くようになる。

サービスが「業」として成り立つ都会と
サービス業を生み出すことが難しい田舎との違い。

そこに住む人のチョイスの幅、数ー
窓が汚れたら、自分で拭く以外にもチャチャっとググって業者(プロ)にお願いするという選択肢もあることを当然知ってる都会人

窓が汚れたら、自分で拭く以外の選択肢があることも考える前に自分で拭いちゃう田舎人

まぁ、極端な例えですが。

私はきっとまだ全然都会人の方なので、何か困ったときに、誰かにお願いするとして、そこは当然「業」としての責任を持ったサービスに対する価値を期待して、お金を払ってお願いする方が楽というか、
お金を払ってお願いできるサービスがないか探してしまう。

でもサービスが「業」として成り立たない田舎においては、自力で叶わないことは、誰かのサービス「精神」に頼って生きていくしかなく、そこに甘えていいのか?いけないのか?
甘え方が分からないというか、タダほど怖いものはない都会人まさこ、甘え下手ではないとは思うけど、甘えるのってすこぶる怖いのですぅ。こう見えて。
だから自力でなんでもできる力を身に付けたいし、自力以外に頼らず生きていけるようになりたい。

都会人は選択肢の多さを知っているけど、
プロに頼む方が確実な成果が得られるのは確かだけれど、
でも、何でも自分でできちゃう田舎人に実は憧れているまさこなのです。

※ちなみに、都会の女まさこもさすがに窓は自分で拭きますけどね。自分で拭いたことしかないですけどね^^;
※もひとつちなみに、トップの写真はまさこの地元川崎市中原区の武蔵小杉のタワマン群ですが、
ここの窓拭きは逆に自力じゃ絶対できないので業者さんに頼むしかないというね^^;

そもそもなんでこんなこと考え始めたのかというと、

「ママなんでずっとここにいるの?」
と息子に聞かれました。
まさかの身内からも「ずっとここにいるだか?」を聞かれるとはw

で、なぜなのかというと、
「何でも自分でできるおばあちゃんになりたいから」と答えましたが、
でもズクありにはまだまだ全然程遠く…^^;
サービス業との決別もそう簡単にできそうにありませんw
息子はそれに対して「あーくんもママみたいなおじいちゃんになりたい」と言ってくれ、ちょっと嬉しかったり。
そうなれるには色々努力が必要だ。二人でがんばろうね。と。

ちなみにサービス業を別の視点でも見てみると、
ターミナル駅の駅前で24時間途切れることなくお客さんがやって来るコンビニの店員さんの
「っしゃっしゃっせ〜(いらっしゃいませ)」

山奥のなぜこんなところに?な誰も来ないようなところにある小売店に珍しくお客さんが来たときの
「いらっしゃいませ!」
は重みが違うよな〜。とも感じる今日この頃。
※もちろん、心を込めて1日に何度も「しゃしゃせー」を言ってるコンビニ店員さんもいるでしょうけどね^^;

都会の人は「しゃしゃせー」を浴び慣れている。サービスを浴び慣れている。
そしてそのサービスはマニュアル化されているものも多く、そこに田舎の人のようなサービス精神は含まれてはいない。

田舎の人のサービス精神。
それお金取れるのにな。とか、お金取ってもらった方がこちらも楽。とか思っちゃうけど、
そこはお金には変えられないサービスなんだよな。きっと。
対価は、お金ではなく、態度で示せということなんだよな。きっと。

ほんと、それにはズクが足りない。
つくづく、まだまだ都会の女、まさこです。

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