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先週、達成したことがある
それは「学会での発表に向けての投稿」です。

いま、副業みたいな形で関わっている検証事業がありまして
開始したのは2021年ですが、コロナもあり実際に動き出してから約1年経過したタイミングで
一区切りついたので、その成果というか経過を報告する形で学会発表することになりました

具体的な進め方がほぼ決まっておらず、タイトルというか言葉だけが先行していて、どうやってそれに伴う内容にしていくのか、言葉通り手探りでやってきた1年でした
それをなんとか言葉でまとめて、一つの形にできた
それだけでもとてもやりがいのある作業でした

でも私にとっては今回の投稿は、おそらくそれだけの意味ではなくて
10年超しの思いを昇華できるようなそんな出来事でした

10年前、大学院で修士論文を書きました
本格的に論文を書いたのは初めてで、研究計画の立て方からアンケートの作成や集計やそして分析まで
一通り自分で進めて、なんとか形にしました
無事修士は修了できたのですが、本来であればそこから論文を学会発表やら学会誌への投稿などで世に分かるような形にして一つの実を結ぶもの
もちろんみんながみんなではないけれど、そうすることで大学院の中だけでなく、世の中でそのテーマに興味がある人は新しい知見として活かしてくれる
そこが重要なんだろうというのは感じていました

鉄は熱いうちに打てというように
やはり論文作成のタイミングで少しブラッシュアップして投稿へ進めた方がスムーズ
だけど、大学修了した前の年に結婚して、修了の年には出産を控えていました
今思えば、一人目の産前休暇って本当にやることがなくて
もちろん体調次第なので全妊婦がそうではないと思うけど
1か月程度、ひたすらゆったり過ごしていました
論文のことを忘れたわけではないけれど、修士がようやく終わったことを考えるとそこからもうひと踏ん張りという力がなかった

そして出産後、想像以上に余裕がなくて、論文のことは本当に頭から抜けていました
それでも2人目の育休あたりから、ちょっと余裕もでてきて
「自分がやりたいこと」
について考えるうちに、ちらちらっと「論文」が見え始めるようになりました

あの時、論文を投稿するところまで進めなかったこと
それは自分を責めるわけではなく、あの時はそれでよかったとも思っていた
でも、きっとどこかで引っかかっていて、時々思い出すことが増えてきました

そんな中で2021年より検証事業に関わって
当初は目的地が見えてなかったけど(いまも見えない笑)
それでも続けてみたら、いつのまにか「学会発表」につながっていて
いま、ようやく10年前からずっとつかえていたものから解放されたような気持ちになりました


とはいえ、今が順風満帆かといえばそうでもないし
気になる部分もあるけれど
それでも今回の投稿は、過去の私を救ってくれた、救ってくれる、と感じた

そんな10年越しの思いをようやく形にできた、そんな連休でした

まだまだこれからですが、今回の投稿をきっかけに自分らしさを全部使う生き方に一歩ずつ近付けるといいなと、そんなことを感じた連休明け初日でした

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