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子達の要望で本屋に寄った
この時期にいくと、本屋には・・・あった!

自分迷子を自覚し始め、どうにかしたいともがき始めた2018年頃
通勤途中の本屋で、石井ゆかりさんが書く3年分の星占いがまとまった1冊と出会った

どんな未来を進んでいくのか、全く見えなくなっていたあの頃
言葉通り、道しるべとなる本、だった

何を道しるべとしていたのか

3年分の星占い、何が書いてあったのか

当たり前だけど
今年のうちにこんなことをやって、来年こうやって進めると、再来年にこうなってるよ!
って具体的な行動が記載されているわけではない

星周りをみて、今の自分はどんな部分に意識が向きやすいときで、どんな部分が拡大されやすくて、という、いわゆる大まかな星の流れが書いてある

では、その星の流れをどうやって自分の行動に落とし込んでいたのか
それは、安心材料として、自分の考えを後押しする理由付けとして利用していたのだと思う

当時は転職をずっと悩んでいたのだけど、理学療法士として病院から在宅分野に移るとよさそう、なんて具体的な言葉はな一つもなくて(当たり前だけど)
新しい居場所、など、その時私の持っている希望と結びつきそうなキーワードをピックアップしていたに過ぎない

道しるべは、あくまで自分の言葉や自分の思い
その道を照らしてくれる灯り、こっちに進んでいいよって教えてくれる灯りとして、星占いを利用していたのだ


自分の足で歩けている感覚

そして現在、星占いを渇望していたあの当時とは違う距離感になっていると感じる
あの数年は、毎年毎年この時期に来年の星占いの本が出るのを心待ちにしていた
来年の自分がどうやって歩いているのか不安だったのだ

今は、あの当時よりも自分の言葉に対して、不安を感じなくなっている気がする
まだまだ他人の「大丈夫だよ」の言葉を求めてしまうけれど
自分の中の「大丈夫」の声も聞こえるようになってきている

というか、
誰にもその道で「大丈夫」かどうかは分からない
という当たり前の事実に気づいてきたのかもしれない

未来は誰にも分からない、だからこそ、自分の中の思いを大切に進む道を選んでいくしかないのだ

そんな事実に気づき始めたら、不安を抱えながらも自分で決めた道を歩いてみよう、というそんな感覚になっているなと気づいた

ちょっといいコーヒーの代わりに星占い

とはいえ、結局今年も買ってしまった
やはり見ると気になってしまうものだ
お値段も、スタバでいいコーヒー買うよりは、と思うと手が出やすい

以前のように、答えを求めるように、心の不安を埋めるような気持ではなく
安心できる友達に意見を聞く感覚で、
今年もいい時間を堪能させてもらった

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