中国の一帯一路、他人事ちゃう

昨日の新聞(2019/04/27)

中国の一帯一路 モンテネグロ債務漬け という記事

一帯一路がとても酷いものだという認識はありました。
しかし、想像以上でした。
記事で取り上げられていたモンテネグロでは中国から借りている国の債務がGDPの7割に達するほど膨らんでいるということを知って衝撃を受けました。

なかでも、一番驚き、怒りを覚えたのが、モンテネグロが借金を返済できなくなった場合、同国の土地や財産を中国側が取得できる契約内容になっていることです。
これでは、本当に闇金のヤクザとなんの変わりもありません。

しかし、最近中国は国際ルールや事業の持続可能性に配慮する意向を表明し、国際社会の警戒を解くために協調姿勢を全面に押し出す戦略にでています。
これに乗っかって日本政府も、政府が掲げるインフラの開放性、透明性、経済性、対象国の財政健全性の4条件を挙げて「我が国としても、こうした観点から協力したい」と述べてしまっています。

また、欧州はリーマンショックやギリシャ危機などのピンチを中国との関係強化で凌いできた過去があるため、いわば弱みを握られていて強いことは言えないようです。

このままでは中国のやりたい放題です。
そして、それを米国は良く思っていません。
どんどん摩擦が生まれていると感じました。
もし次アメリカが戦争を起こすとしたら、相手は中国かもしれないと思いました。
そうなったら、アメリカ軍基地があったり中国と同じ東アジアに位置している日本は大きな影響を受けると考えられます。
一帯一路は他人事ではないと考えます。

感謝感激雨あられ!