東方の公式ってなんだよ……(諦観)


2020年、東方公式は「上海アリス幻樂団公式サイト」「東方我楽多叢誌」「東方よもやまニュース」の3つに分かれ、混沌を極めていた……


ではないが。


はい。
なんか東方公式が混沌とした状態になってきているので、ちょっと整理がてらブログを書いてみようと思います。いやほんと頭の整理が追い付かない。公式ってなんだよ……(諦観)


1.「上海アリス幻樂団」公式サイト周り

https://www16.big.or.jp/~zun/

皆さんご存知「よおこそ」のところ。誰が何と言おうと間違いなく公式なやつですね。

一応知らない人のために書いておきます。東方ProjectとはZUN氏(ないしは博麗神主)の主催するサークル「上海アリス幻樂団」のオリジナル同人ゲーム群のことを指します。そして上記のホームページがその「上海アリス幻樂団」の公式サイトというわけです。

<Latest updating>
2015/10/05 東方紺珠伝ver1.00bパッチを公開(東方遊戯)
2015/07/31 東方紺珠伝体験版ver0.01bを公開(東方遊戯)
2015/07/31 東方紺珠伝ページを作成(東方遊戯)

なお更新状況。

最近はブログの方に移行しているらしくて、新作情報はこっちで出しているみたいです。

https://kourindou.exblog.jp/

最終更新:2019-08-10 21:45 | 東方

な お 更 新 状 況 。

……基本的に、神主さんの行動状況を見るにはTwitterが一番いいと思います


2.「東方我楽多叢誌」とその周辺情報群

https://touhougarakuta.com/

2019年秋頃に開設された、東方専門マルチメディアさんです。
原作情報をまとめ企業コラボの情報を集め、必要とあらば企業神主へマイク片手に突撃し、そして二次創作のレビュープレスリリースを収集しては広めに向かう、たいへん活動的なメディアさんです。

公式漫画の三月精(リバイバル)、智霊奇伝酔蝶華(ただしコンプエースより一か月遅い)の連載を掲示する一方で「はらぺこ魔理沙のしあわせごはん」を始めとする二次創作漫画群も連載している、非常にややこしいメディアでもあります。特にあずまあや先生の描いていた「死神は今日も舟をこぐ」などは同氏の連載していた公式漫画東方茨歌仙」のセルフ二次創作漫画(しかも流通は商業誌扱い)という、本当に頭のこんがらがるような状況だったりしたのでした(現在は完結済み)。

なおこれらは全てコミックウォーカーでも掲載されています。更にややこしくなってきたな!?

正直そろそろこの「商業誌扱いの二次創作漫画」の名前を定めてほしいのですけれども。スピンオフだと少々的外れに過ぎるのですよね……(個人的には「我楽多系二次」と読んでいます)。

我楽多叢誌の系譜は案外古く、直接的には2017年開設の東方情報発信系番組「東方ステーション」(ニコニコ生放送→現在はYoutubeで主に放送)、更にそのルーツには最も古く最も大規模な東方オンリー即売会「博麗神社例大祭」が絡んでいるということです。そのため例大祭の情報が東方ステーションで公開されたり、東方ステーションの情報が即座に我楽多叢誌へ掲載されたりということもあります。

東方ステーションは頻繁に神主さんを引っ張ってきます。でも一応あれは公式じゃない、はずです。うん。ややこしいね……。

例大祭東方ステーションがそれぞれ公式Twitterを持っていたりもします。
本当にややこしい……。
でもまあ東方ってそういう場所だもんね、仕方ないね。


3.「東方Projectよもやまニュース」

https://touhou-project.news/

こちらは東方Projectの公式情報や、公認している二次創作やイベントなどを発信するサイトです。
今後は上海アリス幻樂団の公式の作品の情報や、自分の活動の情報もこちらで発表していくつもりです。

2020年秋、唐突に降って湧いた第三勢力にして、だいぶ公式っぽい(そしてちゃんとしている!)マルチメディアさんです。

書いてある文言を見る限りでは、原作についての情報とか、或いは商業系の二次創作についての情報を発信していくサイトになるのでしょうか。我楽多の方がどちらかというと同人寄りなので、案外上手く棲み分けることになるかもしれませんね。
公式漫画の情報はしっかりこちらにも載っているみたいです。

Twitterもあるそうな。


「二次創作ガイドライン」についてのあれこれ

https://touhou-project.news/guideline/

よもやまニュースさんを語る上で外せないのは、なんといっても「2020年版二次創作ガイドライン」の掲示でしょう。

これまでにもタッカーさんという方がこれまでに掲示されていたガイドラインをまとめていたり2008年2011年頃に神主さんがブログでガイドラインを提示していたりはしたのですが、いかんせん随分とそれから時代も下ってきました。課金型のスマホゲームが隆盛だったり、ゲームやCG集などのDL販売サイトが出てきたりしたものですから、それらについての話なんかもガイドラインには織り込まないといけなくなってきたわけです。ということで、更新されたガイドラインは、(特に二次創作をやっているひとは)一度は目を通した方がいいかもね、という話です。


おまけ:各種東方原作の流通について

一応これも記憶整理がてら記録しておきます。漏れがあるかもわからんのでその時は言って下さいな。

・CDそのものの販売

ゲームや音楽のジャケ絵とか、音楽CDのブックレット(おまけテキストみたいなやつ)とかは、実品で買わないと手に入らないのだとか。

メロンブックス

https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=19791

とらのあな

https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/cit/circle/2UPAFB6P8473dA69d687/all/


・ゲームのDL販売

古いのは売ってなかったりもするのが難しいところですよね。
ちなみに「二次創作物の頒布は、原作が販売されている流通でも行えます」とガイドラインには載っていまして、つまり以下での二次創作作品の頒布は大丈夫であるとのことです(昔はグレーだったそうな)。

(しかしこのsteamの情報、どう足掻いてもノイズが入っちゃうのどうにかならないのかしら)

DLsite

https://www.dlsite.com/home/circle/profile/=/maker_id/RG46179.html

steam

https://store.steampowered.com/developer/Mediascape


・音楽のDL販売

現状これは一ヶ所だけなのだそうです。

東方同人音楽流通

https://touhou-music.jp/circle/team-shanghai-alice/


(ここから更にそれぞれの黄昏フロンティア作品(神主さんとの共同制作で黄昏作品と呼ばれる小数点ナンバリングの原作作品を制作している)とか、商業流通の公式漫画/小説があるのですが、流石にそれは割愛します。後者は書店とかでも普通に流通してるはずです)



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