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洗いすぎない、つけすぎない

私の生活のテーマは、実は20年以上も変わらない。

それは「経済的である事、無駄がない事、簡単で楽である事、そして出来ればエコロジーな事」

主義とか、それほど大袈裟ではないけど色々自分なりに調べたりしてたどり着いた境地、みたいな。そんな感じ。

それが自分の考えに近く、自然だからやっている、と言うゆるーいテーマ。

そんなわたしが日々実践している事の一つに『洗いすぎない』と言うことがある。

例えば顔は(お化粧を落とす目的以外では)洗顔料で洗わない。

朝起きたら目やに、ヨダレなどがついているかもしれないけど、それらはぬるま湯で充分。

髪も(真夏でない限り)毎日は洗わない。大体は1日おき。

よーく髪をとかして、お湯で予洗いし、シャンプーは頭皮付近にしかつけない。だから量も少し。頭皮以外の髪の汚れは埃ぐらいだから、お湯で充分。しかもシャンプーも毎回は使わないで、時々は湯シャン(お湯でよーく頭皮を洗うだけ)のみ。

この方法で心配なのは匂いだけど、たまに指の腹で頭皮をゴシゴシして匂いチェックしても全く問題なし。というか毎日シャンプーしてた時の方が頭皮の匂いがあって気になっていた。あまり洗わなくなったのに匂わなくなったって不思議。

余談だけど白髪染めもやめ、時々カラートリートメントをするのみ。また前髪をなくしてボブからセミロングくらいの長さにしたので、苦手だった美容室にも滅多に行かなくなり、ヘアケアはすごく楽になった。

さらに身体もボディソープで全身洗う、ということはしない。

そもそも仕事も事務職だし、泥汚れや埃だらけになることも滅多にないから、ボディソープをつける場所は汗をかきやすかったり、排泄物で汚れたり、雑菌が心配なとこだけ。

具体的には私の場合は「脇の下、胸の下、股間、脚裏」のみ。だからこちらもほんの少量。他の部分はシャワーで撫で洗いするだけで充分汚れは落ちる。

さらにさらに、はみがきもペーストをほんのちょっとしかつけない。ミント味が好きだから空磨きまではしないけど、自分一人だったらペーストは1年以上持つんじゃないかなあって思う。そのくらい少しだけ。

まだある。服も毎日は洗わない。

もちろん肌に直接触れる下着類、パジャマなどは毎日洗うけど、ズボンや羽織ものなどは2、3日続けて着てから洗っている。洗剤も洗濯回数も減らせるし服の痛みも軽減されるからおすすめ。

さて、こんな感じで『洗いすぎない』を徹底している私だけど、手だけはしっかり洗う。これは10年くらい前から。

理由は家族がインフルエンザに罹患後に体調を崩し、一大事にはなったから。

感染防止のためハンドソープ等を使い、よく洗い、ハンカチでよく水分を取る。これを実践してからインフルエンザだけではなく感染症に本当に罹りにくくなった。また濡れた手をしっかり拭き取る習慣で手荒れがだいぶ改善した。(濡れ手のままだと水の蒸発に伴い潤いも減るそう)

こんな感じで手以外はなるべく洗わない生活をしている。使用する洗剤が減り、経済的だし、エコだし、肌や髪から無駄に油分を奪わないし、そもそも楽だし、いいことずくめなので(あまり他人には言わないけど)なかなかいいライフハックなのではとひそかに思っている。

そして『洗いすぎない』とともに実践していることの一つに『つけすぎない』というのもある。

世の中には色々な「ケア用品」が多く売られているけれど、本当にそんなに必要なのかな?と疑問なので出来るだけつけないことにしている。

例えばこんな感じ。

顔は化粧水しかつけない(冬場は乾燥するのですこーしだけクリームをつける)

仕事用の化粧もミネラルファンデと眉毛のみ。

髪にも何もつけない。

香水や香りの強い柔軟剤もつけない。(車やトイレにも芳香剤は置かない派)

もちろん体にもクリームとかほぼ何もつけない。(脇汗防止のロールオンだけ)


実は、先日宿泊したホテルで女性客にと、フェイスパックをくれたので「せっかくもらったからなあ」と使ってみたら、ものの見事に顔が荒れてしまった(笑)

他にも髪にヘアオイルやワックスを塗ると途端に頭皮が痒くなるので、どうも私はケミカルなものは合わない体質のようだ。

そんなわけで環境にも良くないし、つけたからって格別に良くなる感じもしないので、つけすぎないをますます実践している。在庫管理や補充の手間もないから、気持ちの上でもかなり楽になった。

世界中、特に先進国の人々が少しづつ『洗いすぎない、つけすぎない』を実際するようになれば、河川や海洋はきっと綺麗になるし、肌荒れや皮膚炎になる人も減るんじゃないかなあ、と思ったりするので、ただスボラなだけ、と思わずに一つでも参考になったら是非(自分に合ったやり方でいいので)チャレンジしてみて欲しいなあと思っている。

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