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夏っぽい俳句

補聴器をつけて吹っ飛ぶ蝉時雨
(暑い。汗をかくと補聴器はやばい やばいので聞こえないけどずっと外してた でもあまりの静けさに倦んで30日ぶり位でつけてみた 瞬間大音響 何が起きたかと思ったら 蝉時雨 あの風流な蝉時雨が日本語の聞き取れなさに閉口して上げていた補聴器のボリュームでここまでの爆発音だったとは!蝉時雨なんですけど。。。刺激的な夏の体験)

山点茶何するものぞ蚊の大群
(山中の川べりで野点などしようものならこれで子孫が残せるとばかり待ち構えていた蚊が襲いかかる でもそれどころじゃないせっかく夏の山の中でお茶がいただける 意地で味わう後のことを考えるのはよそう)

火星から故郷星見れず夏行く 
(僕らの故郷地球 いつか火星の原野から青く輝く地球を指差しなんて美しいんだ僕らの星はと言いたくて言いたくて 自分でロケットは作れないからただ待つばかりのだらしなさ でも火星から地球を見たいと言う思いはもしかして志ってものかしらとふらふらと夢想する今年も夏)


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