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毎回

契約は6月末までだったけど、引き継ぎも終わったし、いるといるで自身に問い合わせや相談が来て後任者に悪いので、水曜日を以て終了にしました。今回は担当以外には辞めることを説明していなかったので、周囲からは驚かれました。

自身が担当していた案件は3つとも全て検収を上げ終えていて、中には任期内で複数回の契約をもらったものもありました。この3つ全てにこのあとの追加の契約、規模の拡大の話が決まっていて、なんでここまで功績を上げて、これからもっと大きな契約の仕事を進めることのできるこの時期に辞めるの?っていうのが周囲の反応。

自身の半生を振り返ってみても、一番苦しい期間や一番混沌としている時期にその場所にいて、苦悩や葛藤の限度を超えてなんとか形にして

もういいいや・・・

って、辞めてしまう。

辞めるって決めてから、周りを見てみると、これからは自身が始めたときとは比べ物にならないくらい環境も条件もよくなるなってきることの気がつく。

毎回。

でも毎回、その時点で既に撤回する気分さえ起こらないほど嫌気がさしている。身内にも先方にも。

毎回嫌気がさす要因は、自身の思う『普通』が普通でなかったり、『最低限』が規格外の過度な対応になるらしく理解を得られないこと。
そのくせ自身にとったらどうでもいいようなことを、まるで鬼の首でも穫ったかのようにドヤ顔で組織の長の目に止まるような報告をする輩ばかり。

これが会社組織に属するってことなんだな・・・

って、別の生き物を見るようにしている。

今回の契約の期間も組織内、協力してくれたベンダ企業様問わず、自身の身のふりを見て「こういうものの考え方をして動く奴がいるんだ。」記憶してくれる人や、自身の背後で災いを避けられた人がいただろうから、そういう役割だったんだろうなって。

ここnoteで専門の分野で活躍している方たちや、今の世界情勢をこの世界の真理として配信している方たちの書かれている記事のような、社会の仕組みに影響を与えられるような力も望みも持ち合わせていない。このクソみたいな世界があとちょっとで変わるまでの間、人の目に映らないように生きていようとしている自身にとってはどうでもいいことなんだけど。

自身を見つけてくれて、興味を持ってくれた方へは、ほんの一瞬でもいいから笑顔になってくれるように、これからもこんなことを繰り返すんだろうなって。

知らんけど。

私信:
最近このなんの役にも立たない自身のnoteを見に来て「いいね」をくださった方へ

自身も随分と昔の話になりますが、化学療法と称した抗●●剤で一度はボロボロになりました。
今はとても大変でしょうが、この出来事を切っ掛けにきっと世界の見え方が変わると思います。
辛かったら目に止まった草花に笑いかけてみてください。
彼女たちはきっと助けてくれます。
人間以上に。


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