'23-'24シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第13節(バイエルンvsウニオン・ベルリン)



Guten Tag!!!

我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

今節は、昨年12月の降雪により試合が延期されていた、
ウニオン・ベルリン(FCU)をホームに迎えて対戦、
バイエルンが1-0でウニオン・ベルリンを破って連敗を阻止しました。
※試合は現地時間1/24(水)に開催されました。

バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ブナ・サール
■ダニエル・ペレツ
■ヌサイル・マズラウィ
■キム・ミンジェ
■セルジュ・ニャブリ

さて試合の方ですが、
この試合は第13節の延期分となりますが、18節でブレーメンに敗れて首位
レバークーゼンとの勝ち点差が7に開いてしまった為、ここは是非とも
レバークーゼンに付いていかねばならないであろうバイエルン。
ブレーメン戦より一部のスタメンを変更してこの一戦に臨みます。
ウニオンは昨季4位で終わり、今季はチャンピオンズリーグにも出てましたが
グループステージで敗退し、更には成績不振の責任を取ってフィッシャー前監督が
退団してしまいました。
そんなウニオンをしっかり叩いて勝っておきたいバイエルンは立ち上がりから
巧みなパスワークでポゼッションで相手を上回り、ラインを上げてウニオン陣内へ
ほぼほぼ全員が侵入するかたちでウニオンを攻め立てます。
対するウニオンは最終ラインを5人並べてブロックを固め、自陣に引きこもって
バイエルンの攻撃に備えるかたちであるようです。

引いた相手に対して当然ながら相手陣内深くへ攻め込んでもブロックを作って
スペースを埋めてくるウニオンに対してさすがに簡単には決定的なシュートを
打たせてはくれない為、セットプレー(CK)でデ・リフトをターゲットにした
攻撃等を繰り出すバイエルンですが、気づけば時間は過ぎ中盤に入っても
スコアレスの状況が続きます。
ウニオンの守備に手を焼くバイエルンではありましたが前半23分、
それまで横パスでかわすしかなかったプレーでしたがキミヒがムシアラとの
ワンツーで縦に仕掛けると、相手DFに当たってこぼれ球が左サイドに流れた
ところにフリーのゲレイロがPA内でゴール前に低空クロスを送ると、これが
コマンの足に当たり?シュート気味に流れたボールはしかしポスト左にそれて
ゴールとはなりませんでした。
ここで、ウニオンは立ち上がりにウパメカノとの接触プレーにより頭を打った
フォラントがしばらくはプレーを続行していたものの、やはりプレー続行不可と
判断され、ベーレンスと交代となります。

しかしそれでもなお試合を優位に進めるバイエルンは前半27分、
右サイドでムシアラがドリブル突破を試み、相手DF数人を引きつけるとPA内で
フリーのザネへつなぐも前を固められシュートまでは打てず…ならばとPA外ながら
フリーのゴレツカへパスを送るとゴレツカがゴール右上隅を狙ったシュートを
放ちますが、これもクロスバーの上を越えゴールとはなりませんでした。

終盤に入っても同じような展開が続き、試合は動く様子がありませんが、
バイエルン的にはここまでウニオンに引かれてゴールは奪えていないものの、
相手に効果的なカウンターを許していないということはポジティヴ要素なのかも
しれません。
キミヒが足を滑らせてボールをロストした時も周りの選手の守備の意識の高さ
からか、ムシアラがこぼれ球を奪い返したプレーは良かったです…が、
まぁ、本来バイエルンならば常に守備の意識は高いと思いますけどね…。

しかしここでバイエルンにアクシデント。
前半43分、自陣右サイドでホラーバッハにスペースへ抜け出され、それについた
ウパメカノが追跡するも左足太腿裏を痛めたようなしぐさを見せるもプレーは
続き、ホラーバッハがゴール前にクロスを送るとゴーゼンスの胸トラップの
おとしを受けたハベラーがダイレクトヴォレーを放ちますがこのシュートは
クロスバーを越えてゴールとはなりませんでした。
ただ、一旦痛みが回復した?ウパメカノは交代することなくプレーを続けます。
前半残りは5分というA/Tが設けられますが、ザネやゴレツカのシュートで
ウニオン守備陣を脅かしたバイエルンでしたがお互いにスコアレスで終了。
後半へ続く…。

さて後半。
バイエルンは今冬新加入のエリック・ダイアーが出場します。おそらく前半
終了間際に負傷したウパメカノと交代と思われます。
そのバイエルンですが立ち上がりに右サイドから左サイドへとボールを展開して
ウニオン守備陣を揺さぶると左サイドでパスを受けたゲレイロから最前線の
ケインへスルーパスが通ると左足で放たれたシュートは残念ながら左ポストに
弾かれてしまいますが、こぼれ球がウニオンDF2人に跳ね返るとこれが詰めに
きていたゲレイロの足元に転がり、これをゲレイロが左足アウトサイドの
シュートでゴールへ押し込み、1-0とウニオンの守備に手を焼いていた
バイエルンがよぅやく先制します。

逆に先制されて前に出ざるを得なくなったウニオンに対してバイエルンは余裕を
持ったプレーが可能となり、またウニオン守備陣の後ろのスペースを使用することが
可能になったこともあって後半10分に再びチャンスを迎えます。
ウニオン陣内左サイドでキープしたボールを右サイドに展開するとキミヒからパスを
受けたライマーが大外で裏へ抜けたザネへスルーパスを送ります。
そしてパスを受けたザネからマイナスのクロスがゴール前へ送られると、ここに
フリーで待っていたケインがダイレクトに左足でゴールへ流し込み、
2-0とバイエルンがウニオンを引き離した…と思いきや、ザネがパスを受けた時の
ポジションがオフサイドであったとVAR?により判定され、バイエルンの追加点とは
なりませんでした。
後半16分にはウニオン陣内PA内でデ・リフトと競り合ったクノッヘにハンドの
疑いを持たれるプレーがありましたが、これもVARの結果ノーファウルで流れました。

中盤に入るとウニオンはゴーゼンスに代えてルシヨン、そしてホラーバッハに代えて
シェーファーを投入します。
ウニオンとしては交代策が奏功したのか、後半27分にウニオンに決定機が訪れます。
自陣でバイエルンからインターセプトに成功するとバイエルンのプレスバックを
かわしつつボールを前に運んでバイエルン陣内まで侵入すると右サイドの
クラールからゴール前へのクロスにPAへ侵入したベーレンスが合わせようとするも
後方からライマーのチャージを受け、これがファウルの疑惑がありながらも
一旦はプレーが流れます。
そして後半29分にはウニオンベンチ前でザネとビェリツァ監督の小競り合いから
なんとビェリツァ監督がザネの顔を叩いたことで退席処分となります。
おそらくラインアウトしたボールを渡すところでの小競り合いだったと思いますが、
ザネにも警告がなされたことから暴言的なものがあったのかもしれません。

そんなこんなで終盤に突入した試合はバイエルンがムシアラに代えてミュラー、
更にコマンに代えてマティス・テルを、そしてウニオンはハベラーに代えて
ベディア、そしてクラールに代えてアーロンソンを投入します。
バイエルンは更に試合時間残り4分のところでライマーに代えてパヴロヴィッチを
投入、バイエルンが比較的ウニオンに対して優位に試合を進めますが
A/Tになるとキミヒがベーレンスと競った際にバランスを崩して左肩から地面に
落ちて痛めてしまいます。
その後もケインやフォクト、レイテが警告を受ける等試合は若干荒れますが
スコアは変わらず最少得点差を保ってバイエルンがウニオンをくだしました。

ただ、この試合で負傷したウパメカノ、そしてフル出場を果たしたものの
キミヒとライマーの負傷離脱が発表され、野戦病院と化してしまいました…。

戦績:14勝2分2敗(勝ち点:44)
得点:53/失点:16
順位:2位

ゴール

▼バイエルン

後半1分:ゲレイロ

▼ウニオン・ベルリン

ゴールなし

■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ライマー、デ・リフト、ウパメカノ、ゲレイロ
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:ザネ、ムシアラ、コマン
FW:ケイン

▽交代
ウパメカノ→ダイアー、ムシアラ→ミュラー、コマン→マティス・テル、ライマー→パヴロヴィッチ

イエローカード:ザネ(累積3枚目)、ケイン(累積2枚目)

監督:トーマス・トゥヘル

○ウニオン・ベルリン

GK:レノウ
DF:クノッヘ、フォクト、レイテ
MF:トリンメル、クラール、トゥザール、ハベラー、ゴーゼンス
FW:ホラーバッハ、フォラント

▽交代
フォラント→ベーレンス、ゴーゼンス→ルシヨン、ホラーバッハ→シェーファー、クラール→アーロンソン、ハベラー→ベディア

監督:ネナード・ビェリツァ

※後半29分、ビェリツァ監督がザネへの暴力行為によりレッドカードで退席。

では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

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