UEFAネーションズリーグ2024/2025 第1節(ドイツvsハンガリー)


Guten Tag!!!

我が親愛なるドイツ代表

EURO2024が終わって2ヶ月弱…ノイアー、クロース、ギュンドアン、
ミュラー等が代表引退を発表し(クロースは現役引退)、
新世代のドイツ代表の船出となったUEFAネーションズリーグ第1節で
ハンガリー(HUN)をデュッセルドルフに迎えて対戦、
ドイツがなんと5-0でハンガリーを破って初戦に勝利しました。
※試合は現地時間9/7(土)に開催されました。

さて試合の方ですが、
新キャプテンにキミヒを据えて、(当然ではありますが…)代表を引退した
選手達の後釜も据えつつ、これまで常連だったリュディガーを招集しない等
ちょっとした違いも生みつつ、基本的にはEURO2024で招集されたメンバーを
中心に構成されている今回のドイツ代表。
親善試合ではない為、特にサプライズ的なメンバーはいなさそうですが、
それでも特徴的なのはスタメンの最前線にはこれまでハヴァーツを
配したきたところ、この試合ではフュルクルクを据えているところに
今までとはちょっとした違いがあるのかと思われます。

そんな試合序盤は、(これまでもそうだったように…)ハンガリーがドイツに
対して臆することなくインテンシティー高めに前がかっててきて
ドイツ陣内バイタルエリアまで侵攻するものの、右サイドでショボスライが
ゴール前に送ったクロスは誰も触れず、ハンガリーは好機を逸します。
その後は主に最終ラインから中盤を飛ばして前線へロングボールを送る
スタイルとなりますが、ここでもドイツ守備陣が巧みに対応して危険な
シーンは生まれません。
一方、ドイツはこれまで決して押せ押せ状態ではなかったものの、
決定機に恵まれていませんでしたが前半20分、自陣左サイドから
シュロッターベックが前線めがけて送ったロングボールが一旦はバログが
頭に当ててコースを乱すもこぼれ球を拾ったヴィルツがブロックを試みた
ダールダイのチャージを巧みなトラップでかわして入れ替わるとハンガリー
DF陣の裏を取ってムシアラへパスを送ります。
そしてパスを受けたムシアラは右サイドからフリーで上がってきた
フュルクルクへラストパスを出すと、これをフュルクルクが右足でシュートを
放ちますがここは1vs1となったGKグラーチがブロックしてドイツの先制とは
なりませんでした。

しかし、次第に試合のペースを掴み、ポゼッションで相手を徐々に自陣に
押し込むようになったドイツは前半27分、自陣右サイドでボールを持った
グロスからのスルーパスにダイアゴナルに右サイドへ飛び出してパスを受けた
ヴィルツが巧みにPA内へ侵入して巧みな切り返しで前を向いてクロスを
送ります。
(ファーサイドに流れた?)ボールをラウムが拾うとこれを少ないタッチで
ゴール前のムシアラに折り返すと、ムシアラはワントラップからフリーで
待つフュルクルクへ流します。最後にフュルクルクが左足ワンタッチで
ゴールへ流して1-0と新生ドイツが先制します。

更にドイツは終盤33分にも巧みなワンタッチの縦パスで相手陣内
バイタルエリアに侵攻すると左サイドで待つムシアラに渡します。
PA内左で相手DF2人につかれたムシアラは後方でサポートに来たグロスへ
パスを出すと、グロスはここから左足でゴール前にクロスを送ります。
これをフリーのハヴァーツが頭で叩きますがボールはクロスバーに当たり、
ゴールラインに触れたか触れないかのところではありましたが、
結果的にゴールラインは割っていないとのことでノーゴールでありました。
ハヴァーツは前半終了間際にも左ハーフスペースからムシアラのパスを
受けて右ハーフスペースを飛び出してPA内へ侵入、左足でシュートを
放ちますが、ボールはカーヴを描くも枠には収まらず…
前半は1点ではありますがドイツがリードして終了します。後半へ続く…。

さて後半。
ハンガリーはネゴに代えてボラを投入します。
そのハンガリーは、引き続き押し気味に試合を進めるドイツからボールを
奪ってはカウンターの機会を伺い、まさに後半12分に自陣から反撃に出ると
左ハーフスペースを飛び出したシャッライがドリブルでボールを運び、
逆サイドを上がってきたボラにパスを渡すと、そのボラがテア・シュテーゲンと
1vs1の状況になりますが、後方から巧みにブロックしたアンドリッヒにより
ボールは枠外へと流れます。
このプレーでハンガリーはCKを得ますが、これをドイツが巧みにブロック
すると逆にドイツがカウンターを発動します。
相手DF2人を引っ張りながらゴール前へドリブルで独走するムシアラ。
PA内へ侵入すると巧みに2人のチャージをかわしてシュートコースを見出すと
左足を振り抜き、これがゴールに収まって2-0とドイツがハンガリーを
引き離します。

中盤に入るとドイツはグロスに代えてパヴロヴィッチ、そしてフュルクルクに
代えてバイアーを投入します。
するとドイツは後半21分、左サイドでパスを受けたヴィルツがカットインして
内へ切れ込んで横パスを出すとこれはシェーファーにブロックされますが、
こぼれ球を拾ったムシアラからパスを受けたヴィルツがPA内へ侵入すると
ゴール前やや左の位置から右足を振り抜きます。ブロックを試みたオルバンの
股を抜いたグラウンダーのシュートはGKグラーチの横っ飛びも届かずゴールに
収まり、ドイツが3-0とハンガリーを更に引き離します。

この後ハンガリーはケルケズに代えてナギ・ジョルト、そしてヴァルガに
代えてアダム・マルティンを投入します。
一方のドイツはシュロッターベックに代えてコッホ、更にラウムに代えて
ヘンリヒスを投入します。
終盤になるとハンガリーはシャッライに代えてチョボットを投入。
しかしドイツは後半32分、再びハンガリーゴール前へ侵攻すると一度は弾き
返されるも詰めていたコッホ等DFが奪い返してハンガリーDF陣を自陣に
閉じ込めると、最後方でパスを受けたパヴロヴィッチが右HSのヴィルツに
渡して自身は裏への飛び出しを試みるとムシアラからのスルーパスを
受けてゴール前に飛び出し、右足でシュートを放ってこれがゴールとなります。
パヴロヴィッチの代表初ゴールでドイツが4点目を追加します。

ドイツは更に後半35分、右HSでバイアーからの壁パスを受けて裏へ抜けた
ハヴァーツがドリブルでハンガリーゴール前へ持ち上がるとPA内に
侵入したところで対峙したオルバンのファウルを受けて転倒すると、
ここでドイツにPKが与えられます。
これをファウルを受けてPKキッカーとなったハヴァーツ自身が冷静に
GKグラーチの飛んだ逆方向を突いてゴールを決めて5-0として
ハンガリーを大きく、大きく引き離します。
この後ドイツは最後の交代枠としてアンドリッヒに代えて代表初出場となる
シュティラーを投入します。
また、ハンガリーはナギに代えてニキッチャーを投入するも、
残りの時間で何とか一矢報いたいハンガリーに対してドイツが巧みに
いなして5-0のスコアのまま試合は終了。
ドイツがネーションズリーグ初戦を幸先の良い結果で終えることができました。

リーグAグループ3
戦績:1勝(勝ち点:3)
得点:5/失点:0
順位:首位

ゴール

▼ドイツ

前半28分:フュルクルク
後半12分:ムシアラ
後半21分:ヴィルツ
後半32分:パヴロヴィッチ
後半36分:ハヴァーツ(PK)

▼ハンガリー

ゴールなし

■出場メンバー

◯ドイツ

GK:テア・シュテーゲン
DF:キミヒ、ター、シュロッターベック、ラウム
CMF:アンドリッヒ、グロス
OMF:ヴィルツ、ハヴァーツ、ムシアラ
FW:フュルクルク

▽交代
グロス→パヴロヴィッチ、フュルクルク→バイアー、シュロッターベック→コッホ、ラウム→ヘンリヒス、アンドリッヒ→シュティラー

イエローカード:

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○ハンガリー

GK:グラーチ
DF:バログ、オルバン、ダールダイ
MF:ネゴ、シェーファー、ナギ、ケルケズ
ST:ショボスライ、シャッライ
FW:ヴァルガ

▽交代
ネゴ→ボラ、ケルケズ→ナギ・ジョルト、ヴァルガ→アダム・マルティン、シャッライ→チョボット、ナギ→ニキッチャー

監督:マルコ・ロッシ

では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

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