'23-'24シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第33節(バイエルンvsボルフスブルク)


Guten Tag!!!

我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

今節はボルフスブルク(WOB)をホームに迎えて対戦しました。
バイエルンにとって今季最後のホームゲームとなりましたが、
ボルフスブルクを2-0で破ってリーグ2位をキープしました。
※試合は現地時間5/12(日)に開催されました。

バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ブナ・サール(ケガ)
■サシャ・ボエ(ケガ)
■キングスレー・コマン(ケガ)
■ラファエル・ゲレイロ(ケガ)
■チュポ=モティング(ケガ)
■セルジュ・ニャブリ(ケガ)
■リロイ・ザネ(ケガ)
■ジャマル・ムシアラ(ケガ)
■ハリー・ケイン(ケガ)

さて試合の方ですが、
今季のダサいホームユニから、チームカラーの1つである白をくり抜いた
3種の赤色と黒色のみで構成された来季ホームユニのお披露目にもなったことで
気持ちも新たに試合に入ることができたのか、バイエルンはキックオフ直後から
巧みなパス&ムーヴでボルフスのプレスをかわしながらボールを前に押し出すと
前半4分、左サイドでパスを受けたデイヴィスがHSをドリブルで持ち上がって
相手守備陣を引きつけるとゴール前へパスを送ります。
これを中央のミュラーがスルーすると、ボールは右サイドをどフリーで
上がってきた若手のズヴォナレクの足元に転がり、コレをズヴォナレクが
ヒットしなかった?かもですが右足を振り抜くとボールは逆サイド側の
ポスト内側に当たって枠内に収まり、ズヴォナレクの初先発初ゴールで
バイエルンが1-0と先制します。

バイエルンは更に前半13分、ボルフスの自陣右サイドでのビルドアップを
今季初スタメンのサラゴサとデイヴィスの連動したプレスにより相手の
パスミスを誘発させるとエンドライン際ギリギリでサラゴサがボールを拾って
ゴール前にクロスを送ります。これをズヴォナレクがジャンプして
競ったこぼれ球をミュラーが冷静にフリーのゴレツカへ流すとゴレツカが
これを落ち着いてシュートを決めてバイエルンが2-0としてボルフスを
引き離します。

バイエルンは更に更に前半18分、自陣最終ラインからのビルドアップでは
ありましたが、キミヒからのパスを受けたパヴロヴィッチから相手DFラインの
裏へ飛び出したミュラーへスルーパスが通るとミュラーはそのままドリブルで
ダイアゴナルにゴール前へ持ち上がり、PA内へ侵入するもののボルフスDF陣に
追いつかれてしまいますが、ミュラーはここで巧みに逆サイドをフリーで
上がってきたサラゴサへパス。
これをサラゴサが右足ながらダイレクトにゴールへ流し込んで3-0となったかと
思いきや、この前のプレーでパヴロヴィッチからのスルーパスを受けた
ミュラーのポジションがオフサイドであったとしてバイエルンの得点とは
認められませんでした。

今更ながらこの日のバイエルンは、この1個前の試合…
チャンピオンズリーグ準決勝マドリー戦で死力を尽くしながら戦うも
結果的に敗れてしまい、更には軽傷を押して試合に出続けていたムシアラ、
ザネ、ケイン等主力が軒並み欠場しており、彼らの代わりと言っては
何ですが若手のズヴォナレクやサラゴサが今季初スタメンを務めると
いきなりゴールに絡むプレーを見せて結果を出していることは未来に
向けての希望になっていると思ひます。
逆にやはり、普段プレーしている選手ではないていう意味では連携の強度に
乏しいと感じるところがあり、トップレスシステムであることを利用して
中盤のゴレツカがゴール前に飛び出したりするケースもあるんですが、
序盤で2点を先行したバイエルンではありますが残りの時間は主導権を
握ってプレーするも決定機を作るところまではイケませんでした。

また、一方のボルフスブルクはややメンバーの質を落としたバイエルンを
相手にそのスキを突くことができず、後半42分にはバイエルンのハイラインの
裏で奪ったボールをゴールから守護神ノイアーが飛び出しているところを
突いてヴィンがロングシュートを放つもノイアーにブロックされ、
一矢も報いることができないまま、前半はバイエルンリードで終了します。
後半へ続く…。

さて後半。
ビハインドを負っているボルフスブルクはヴィマーに代えてカミンスキー、
更にイェンツに代えてツィズガーを投入して流れを変える狙いでしょう。
ボルフスブルクはこの交代でシステム変更に至り、バイエルンに対しては
マーカーとのズレが発生することにより、前半に比べるとボールが前に
出るようにはなりましたが、バイエルンの守護神ノイアーを脅かすほど
には至りません。

バイエルンは前線のメンバーの質をやや落とした状況で、
しかしそれでもボルフスブルクの攻撃を巧みにいなしており、
しばらくは両チームともに決定機を生み出すことができず、
やや退屈な時間が過ぎていっている感がありますが、
終盤に差し掛かりバイエルンは守護神ノイアーに代えて今季初出場の
ペレッツ、更にサラゴサに代えてマテオ・ペレス・ヴィンレフ、
更にゴレツカに代えてライマー、更にこの1つ前のプレーで負傷して
しまったキム・ミンジェに代えてデ・リフトを投入します。
一方のボルフスブルクは残り5分のところでヴィンに代えて
ペイチノヴィッチを投入します。

この日のバイエルンはザ・省エネプレーといふか…主力欠場ながらも
若手主体のメンバーで立ち上がりに効率良く2点を先行し、
ボルフスの不甲斐ない攻撃もありながらも巧みな交代策で相手の
攻撃をいなしながら、最後は今季初出場初スタメン初ゴールの
ズヴォナレクに代えてアスプ・イェンセンを投入する余裕を見せるも
そのまま2-0で逃げ切りました。

戦績:23勝3分7敗(勝ち点:72)
得点:92/失点:41
順位:2位

ゴール

▼バイエルン

前半4分:ズヴォナレク
前半13分:ゴレツカ

▼ボルフスブルク

ゴールなし

■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:キミヒ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:パヴロヴィッチ、ゴレツカ
OMF:ズヴォナレク、ミュラー、サラゴサ
FW:マティス・テル

▽交代
ノイアー→ペレッツ、サラゴサ→ペレス・ヴィンレフ、ゴレツカ→ライマー、キム・ミンジェ→デ・リフト、ズヴォナレク→アスプ・イェンセン

イエローカード:

監督:トーマス・トゥヘル

○ボルフスブルク

GK:カステールス
DF:ラクロワ、ボルナウ、イェンツ、パレデス
MF:バク、メーレ、アーノルド、ヴィマー
FW:マイェル、ヴィン

▽交代
ヴィマー→カミンスキー、イェンツ→ツィズガー、パレデス→チアゴ・トマース、バク→チェルニー、ヴィン→ペイチノヴィッチ

監督:ラルフ・ハーゼンヒュットル

では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

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