なりたい私(BJ後の未来)

「輝きを取り戻した双子ママ」として活動、活躍したい‼️

これが私のBeauty Japan(以下、BJ)出場後の未来。


妊娠前。おそらく見た目だけのキラキラ女子だったに違いない。
ストレートのロングヘアを靡かせ、子育てとは?社会とは?家族とは?なんて微塵も考えず生きる人間だったろう。「ただ華が欲しい」だから、メイクを勉強し、ファッションを考えていたに違いない。

多胎妊娠。一気に人生が変わる。

診察室で産婦人科医に言われた言葉。
「多胎妊娠とは忌み嫌うもの」つまり、一筋縄ではいかない妊娠、出産、育児となるということ。

そして、この言葉はすぐに大正解となる。

重症妊娠悪阻、切迫流産、切迫早産、産後の体調不良。約8ヶ月に渡り入院しました。
お風呂に入ること、院内のコンビニに行くことでさえも、医師の許可がいりました。ベッドでの寝たきり生活でした。筋肉も衰えました。自慢のロングヘアも洗髪出来ないため、美容師さんにベッド際まで来ていただき、ベリーショートにしました。一泊の外泊でも医師から「出血が見られる場合には、悩まずすぐに救急車を呼んで」と、気が気でない妊娠生活でした。

そして出産。育児が始まります。
衰えた筋肉が回復しないまま始まる多胎育児。
寝る暇も食べる時間もないほどの忙しさ。
あれほど身なりに気を遣っていた私が朝顔を洗うことせず、メイクもせず、一日をパジャマのまま過ごすこともありました。手入れに時間をかけられず、ベリーショートのまま。キラキラ女子は過去の自分となりました。

このままでいいのだろうか?
トイレに入る時間のみが自分の時間で、入るたびに自問自答していました。
多胎育児がこんなに大変なんだということをもっと社会に広く知っていただく必要があるのではないか?行政の支援の対象となるべきではないかと思いました。

多胎育児のテレビ取材も受けました。
けど、変わらない。

ならば、公務員になって、内側からアピールしてみよう‼️…いや、まて。こんな疲れ切った私の姿では、誰も話しを聞いてくれないに決まってる。それなりの身なりでないと伝わるものも伝わらない。人間は見た目から印象を受けるものだ。

私は、再び自分磨きを始めました。
髪を伸ばし、メイクをし、キラキラ時代に着ていた服に身を包み、公務員として働きました。

妊娠中に知り合った方には、変貌ぶりに驚かれたことでしょう。

私は再び輝きを取り戻したのです。

そして、多胎育児支援のアピールを始めたのです。
すると、人はしっかり聞いてくれるのです。ファンもできるのです。

BJ出場もそのひとつ。


現在の私。
BJで取材も増えました。行政の対応も増えました。
私は必ず伝えます。多胎育児の真実を。使命を。

「未来の多胎ママたちに、私と同じ苦労をさせない」

私の行動が大きな渦となり社会が変わる。
そう信じています。

最後に。

一度は手放したものや、事柄を再び手にするのは難しい。けれど、自分磨きはいつだって始められる。そして、伝わり方も変わってくる。

私は「輝きを取り戻した双子ママ」として、
多胎育児の現実をお話し、
マインド転換した私の経験をより広めていきたい。
多胎ママのみならず、育児期のお母さんたちの光となりたい。メディアでもっと活躍したい。

これがBJ後の未来。

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