見出し画像

馬んざらでもない競馬LIFE(2022年1月編vol.1)

あっという間に1月が来た。
学生じゃなくなってから毎年早くなるこの感覚、何なんだろうか。

お正月は雑煮を食べ、初詣に行き、おみくじを引く。ザ・お正月という過ごし方。
うん、悪くない。
おみくじは大吉。
うん、悪くない。(本日2度目)

昨年12月に書いたnote、
今年の競馬はこんな感じで楽しみたいなと。
ちょっとしたゆるめの決意表明みたいな。

https://note.com/sakoandsmile14/n/nef60bb8ba29b

競馬を嗜む者にとって地方競馬も含めると
年中無休で競馬は日本全国で開催されてるのは
知っての通りですが、
やはり年明けは1月5日の金杯からスタート!
ということで運良く中山競馬場の入場券が
当選したので、友人といざ現地観戦!

船橋法典駅から中山競馬場へと続く通路で
気になるものを発見。
良いこと書いてあるわ。
自分もそう思う。
もう「いいかっこう」は要らない。
(昔は「いいかっこう」したがってたよね、自分)

久しぶりの中山競馬場に到着。
先ずは乾杯だな。
ということで鳥千のチキンとビールで乾杯。
今日勝てるといいな。

いざ!

2022年の中央競馬が始まった。
だが、なかなか当たりに辿り着かない。
少しのズレをどこかであわせていけるか、。
この中山2Rなんてそういう感じ。

様子を見ながら馬券を買うが午前中は坊主。
嫌な予感がするぞ、。

軽くお昼ごはんを食べた後、
遂にこの時がやって来た。
2022年の初当たりはこんな感じだった。
(ダンスフロアーに華やかな光♪)
頭の中に流れてくるメロディー。やっと初日、。

なかなかの穴めを拾えてここから!
と鼻息荒くなったものの、
次に獲ったぞー!
と声をあげるのは中山9Rまでお預け。

そして迎えた金杯。
自分の見解はこう。
パドックで友人共々よく見えたと判断したレッドとヒートオンビートのワイドを即PATで追加購入。

なんとかワイドが引っかかった、。
危なかった。
ゴールでは3着馬が何か分からなかった、。

メインを終えて可もなく不可もなくといったところ。
このままでいいのか自分?
問いかけた自分から返ってきたのはこの答え。

ヤーーーーーる!
なら決まりだ。
中山と中京の最終で勝負を賭ける。
中山はタケゾーに託した。
ゴール前、体中の血が巡るのが分かるように
大興奮状態。
当たった、。
そう思っていた自分を叩き落としたのはこの結果だった、。タケゾーはよく頑張った。
2頭軸にした自分のせいなんだ、!

落ち込んでなんていられない。
もう1つある。
幸いにも中京最終レースには
レモンポップがいる。
アクシデントや不利さえなければ
この馬が2着までには来るだろう。
それなら相手探しだ。

レモンポップは15番枠。
この馬をある程度牽制出来て
外外を回らせることが出来る馬と騎手か、。
いた!!松山がいる。
なら買い目はこうだ。
勝負は馬連。
読みがハマるようなら3連単もあるかも。

スタートも出た。松山は外を見る。
そう、意識出来てる。
4コーナーを回った時にトーセンアランの
手応えはある。
レモンポップも来ている。
これはもらった。
それならもうひとつの3連単はどうだ?
これもありそうだ!
のこり200mを切ってトーセンアランの手応えを確認した自分は満を持してこう叫んだ。
「そのままーーーーっ!」

そう、手応えが無いのに
「そのままーーーーっ!」と叫んではいけない。これは自分の中で決めているルールでもある。
そして歓喜のゴールシーン。
なんとも言えない満足感。

勝った。勝って競馬場から帰れる。
カイジのように地下帝国にいたわけじゃない。
だが競馬場に来て勝って帰るのと負けて帰るのでは全然違う。そう、天国と地獄。
ホッとした自分は「勝った」
そう小さく呟いた。

最終にこんなこともある。
それが競馬、そしてギャンブル。
最終には悪魔が棲んでいると私は思う。
今日はたまたまだな、
そう思いながら競馬場をあとにした。

最寄駅に着いた私と友人はその日のうちにレース回顧をしたく久しぶりに鳥貴族に入った。
もちろん2人とも生ビールで乾杯。

「キンキンに冷えてやがるっ・・・!」

渇いた体にこれ以上ないご褒美。
好きなだけ飲んで食べる。
ただ、この悪魔的なものに隠された、
ここから数週間の重賞の壁にぶち当たることを
まだこの日の私は知る由も無かった、。



続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?